オーナーズインタビュー 飯田さんご夫婦

このコーナーでは、横浜川崎湘南エリアマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

シンプルで飽きがこない感じが好きです。

オーナーズインタビュー

飯田さんご夫婦

今回登場してくださったのは、飯田さんご夫婦。2010年9月に川崎市内に理想の一戸建て住宅を購入され、東京から引っ越してこられたご夫婦です。当初、都内での住宅購入を希望されていたお2人が、横浜・川崎エリアに目を向けられたきっかけやご購入決断のポイント、新しい環境での生活のご様子、さらに住宅購入のアドバイスなど、幅広くお話しいただきました。

都内で良いものに出会えませんでした。

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2階と3階に日当たりの良いベランダのある飯田さんのご新居。白がベースの壁に、ダークグレーのポイントカラーが引き締まった印象を与えている

今回マイホームを購入されるまで、東京都内にお住まいだった飯田さんご夫婦は、以前から漠然と住宅購入を考えられていたとのこと。「このまま家賃を払い続けるのはバカらしいし、良いタイミングがあればと思っていました」とおっしゃるのはご主人。「今回家探しをはじめたのは2010年の6月頃だったんですが、決定的な理由やきっかけがあったわけではなく、住宅ローン減税のことを考えると買いどきなのかなと思ったことや、周りに住宅を買う人が出てきたことなどが重なって、そろそろ本気で考えてみようという感じだったんです」と話してくださいました。

「最初は当時の生活圏だった世田谷区、杉並区のなかでと考えて探し始めました」とご主人。「条件は一戸建てで間取りは3LDK以上ということと、駐車スペースがあること以外、細かなこだわりはほとんどありませんでした」とおっしゃるお2人は、すぐに都内の不動産会社に足を運ばれ、10か所以上の住宅をご覧になったとのこと。しかし、なかなかこれだと思えるような良いものには出合えなかったそうです。

エリアを変えてみることにしたんです。

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たくさんのかわいらしい小物に囲まれた、暖かい雰囲気のリビング

「しばらく都内を探してみて、狭くて収納がまったくなかったり、周辺の道路が細く一方通行が多くて車の出し入れもできなかったりと、希望していたエリアで納得できるものを買うのは予算的にも条件的にも難しいことが分かりました」と話してくださったご主人。そこでお2人はエリアを変えてみることを思い立ったとのこと。「自分たちの希望をもう一度見直して、不便なく通勤できるところならもう少しエリアを広げても、と思ったんです」とおっしゃるお2人は「通勤に便利な東横線の沿線などを中心に、横浜・川崎エリアを探してみることにしたんです」と説明してくださいました。

こうした経緯でお2人が横浜・川崎エリアでの住宅探しを始められたのが、2010年の9月のこと。大和住販を訪れたのはそれからすぐでした。「大和住販には友だちのすすめもあって行ったんですが、大きい会社だなというのが第一印象でした」とお2人。また、対応がとても丁寧でスムーズだったとのこと。「条件などを相談すると、すぐにいろいろな家を紹介してくれました。私たちもインターネットで見て気に入った情報をいくつかプリントアウトして持って行っていたので、それを含めた数カ所を、すぐに案内してもらうことになったんです」と話してくださいました。

いちばんの決め手はインスピレーションでした。

壁とフローリングの白に、観葉植物の緑が映えるナチュラルテイストのダイニングスペース

「実際に建っている家を見て、やっぱりインターネットで見たときから気に入っていたこの家がいいな、と思いました」と話してくださった飯田さん。「ほかはまだ建物が建っていなくてイメージが湧かなかったり、広さなどの点でちょっとどうかなと思ったりしたんですが、ここは玄関を入った瞬間の印象から良かったんです」とのこと。お2人は迷うことなく、その日のうちにご購入を決断され、すぐ申し込みをされました。

購入の決め手になったポイントをうかがうと「LDKが広く、すべての部屋に大きな収納があって、とても使いやすそうだったんです」と奥さま。また「希望していた東横線沿線の最寄り駅から私の足で約11分と近く、道のりが平坦なことも気に入った理由の一つでした」とのこと。また「ここは新築が3棟並んで建っていて、うち2棟を見ることができたんですが、どちらが良いか決めるときも2人の意見がすんなり一致したんです」と明かしてくださったご主人は「都内でもたくさんの家を見てきましたし、住宅購入についての勉強や情報収集はかなりしたので、それなりに目が肥えていたと思うんですが、結局ここを選んだいちばんの決め手はインスピレーションだったと思います」と笑顔で振り返ってくださいました。

シンプルで飽きのこない感じが好きです。

天窓から明るい光が差す3階の洋室。ポップで優しいインテリアに奥さまのセンスが感じられる

こうして飯田さんご夫婦のマイホームとなったのが、川崎市中原区の新築一戸建て。東横線沿線の最寄り駅から歩いて10分ちょっと、活気ある商店街を抜けた先にある落ち着いた雰囲気の住宅街に建つ3階建て住宅です。間取りはビルトインタイプの駐車スペースを備えた4LDK。1階にはやや広めの洋室一部屋とバスルーム、2階には開放感のあるLDKと洋室一部屋、3階には正方形に近い形でとても使いやすいという洋室2部屋が配されています。

ご新居のお気に入りのポイントをうかがうと、まず「この家を嫌いという人はいなさそうな、シンプルで飽きがこない感じが好きです」と答えてくださったお2人。「2人とも威張った感じのしないかわいい家が良いと思っていたんですが、ここはその感覚にピッタリなんです」とのこと。また「白が好きなので、フローリングの白っぽい明るい色も気に入っています」とお2人。さらに「バッグやコートをまとめて置いているので出かける時とても便利なんです」と使い勝手の良い1階の洋室や、よく光が入る3階の部屋の天窓、3階の広いバルコニー、テレビ付きのお風呂などを挙げ、「全体的に好きですね」とおっしゃるお2人は「変えたいと思うところは何もないですし、本当に使いやすくて、すごく満足しています」と話してくださいました。

住み始めて更にここが気に入りました。

大きなベッドが中央に置かれたお2人の寝室は、バルコニーに続く大きな窓のある3階の一室

お引っ越し後のご様子についてうかがうと、お2人とも「静かですし、近くに何でも揃う商店街やスーパーもあって買い物もすごく便利なんです。住み始めて更にここが気に入りました」とのこと。奥さまは「私は通勤も、以前より近くなったんです」と話してくださいました。また「近くに遊歩道もあって、ちょうど良い散歩コースになっているんです」と新しい環境での暮らしを楽しまれているご様子のお2人。さらに奥さまは「自分のキッチンだと思うとうれしいし、お掃除も念入りになります」、車好きだというご主人は「大きな車なのでギリギリですが、自分の家に駐車スペースがあって、洗車も自由にできるのは良いです」と、それぞれのマイホームをもった実感と、思い入れを語ってくださいました。

最後にこれから住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると「しっかりした理想と、資金計画があって、そのなかでどこが妥協できるポイントかを探すことだと思います」とご主人。また「生活をイメージしたときに『収納が少ないのでは?』とか『この部屋どう使うの?』といった疑問が出てこない、暮らしに合った家を選ぶことだと思います」と話してくださったのは奥さま。さらに「買うからには気持ち良く買えることも大切」とおっしゃるお2人は「自分たちで予算を立てたり勉強したりしたうえで、しっかりした情報を出してくれる不動産会社を選んで、実際の家をよく見て判断するのがいちばんだと思います」と話してくださいました。

お話を伺って…

壁の色使いが落ち着いた印象のお風呂。テレビ付きでゆったりくつろげる

飯田さんご夫婦は、誰にでもありそうな何気ないきっかけから住宅購入を決意され、3か月ほどでマイホーム購入を果たされました。ご新居はお2人が「シンプルで飽きがこない」とおっしゃっているとおり、奇をてらったところのない機能的な造りの家を、インテリアなどの工夫でご自分たちらしく仕上げた、素敵なお住まいでした。

また、ご購入の決め手についてお2人は「インスピレーション」とおっしゃっていましたが、お話をうかがっていて、現地をご覧になってすぐ決断ができたのは、予算と条件のバランスを考えて都内から川崎や横浜にご希望エリアを変更されるなど、しっかりした計画性と堅実な考えがあったからこそだったのだと感じました。お2人のアドバイスにもあるとおり、購入する側の基本的な知識や予算や条件に関するしっかりした考えと、それにプロとしてしっかり応えてくれる不動産会社の両方があって、より良い住宅購入が実現できるのだと改めて感じました。