オーナーズインタビュー 坂田さんご夫婦

このコーナーでは、横浜川崎湘南エリアマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

トータルで高得点がキープできそうな家です

オーナーズインタビュー

坂田さんご夫婦

今回登場してくださったのは坂田さん。ご家族が増えるのを機に、マイホームの購入を実現されたご夫婦です。お2人の将来を見据えた住宅選びの条件、ご購入決断のポイントとは?また、中古の一戸建て住宅を購入されたお2人ならではのエピソードなどはあったのでしょうか?ご出産を控えて引っ越したご新居での生活 のご様子、住宅購入にあたってのアドバイスも含め、たっぷりお話しいただきました。

きっかけは“子ども”と“家賃”でした。

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サイディングのパターンとバルコニーなどのデザインが、レンガ造りを思わせるあたたかな印象の坂田さんのマイホーム

今回マイホームを購入されるまで、2DKの賃貸マンションにお住まいだったという坂田さんご夫婦。お2人に住宅購入を考えられたきっかけをうかがうと「子どもができたことは大きかったです。住んでいたマンションは2DKだったんですが、ほとんど2Kといってもいいような広さで、とにかく収納が少なく、子どもが生まれたらまったく広さに余裕がないなと思ったんです」と奥さま。またご主人は「家 賃も高かったですし、駐車場代もあったので、これなら家を買って住 宅ローンを毎月返済するのと金額的にあまり変わらないなと思ったことも、理由の一つでした」と話してくださいました。

ご購入にあたっての条件をうかがうと「それぞれの実家に行きやすいところで、最寄り駅から歩けること。駅にはできるだけ近い方が良いと思っていました」と奥さま。間取りは将来も考え3LDK以上で、収納が多いことがご希望だったとのこと。また、お2人は「最初は マンションも考えていたんですが、ローン以外にも共益費や修繕積立金、駐車場代などが必要なことや、改修工事などは住民みんなの意見が一致しないと難しいという話を聞いたことなどから、だんだん一戸建ての方が良いと思うようになりました」と説明してくださいました。

お店での細かな気遣いが嬉しかったです。

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とても広々とした2階のリビングは、バルコニーに繋がる大きな窓もある開放的な空間

そんなお2人が大和住販を訪れたのは、2011年のゴールデンウィークのこと。「じつは前にも大和住販で住宅探しをしたことがあったんですが、そのときは決断が遅くて気に入っていた家が売れてしまったので、今回はその教訓を活かして素早く、と思っていました」と話してくださったお2人は、「声をかけてくれた営業さんに、すぐに条件などを伝え、相談しました」とのこと。

「担当してくれた営業さんの対応は親切、丁寧でしたが、かしこまった感じはなく、アットホームで話しやすかったです」とお2人。「営業さんは物件情報の紹介だけではなく、不動産の知識や専門用語等もいろいろ教えてくれたので、安心感が持てました」とおっしゃるのはご主人。また、奥さまは「女性スタッフの方が、妊娠中の私が付けていたマタニティのタグに気付いて、緑茶ではなくオレンジジュースを出してくれたんです。この細かな気遣いには、とても感心しましたし嬉しかったです」と話してくださいました。

新築と変わらないくらいきれいでした。

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壁側にガスコンロ、カウンターにシンクが設置されたキッチンは、収納が多くとても使いやすいとのこと

その後気に入った条件の住宅を数件ピックアップし、すぐに現地を案内してもらったというお2人。「お店にあるタッチパネル式の検索機を使って自分たちで探したものと、紹介してもらったものを合わせて3か所見に行きました」とのこと。ご覧になったのは、すでに完成している新築と完成間近の新築、そして築6年の現在のお住まいでした。

「3か所見て、すぐにここだと思いました」とおっしゃるお2人にその理由をうかがうと、「ほかの2件より圧倒的に駅から近かったですし、3件のなかでいちばん室内が広く感じられたんです」とお2人。また「最初から新築にこだわりはなかったんですが、ここは建物の外観も室内も新築と変わらないくらいきれいでした」とのこと。さらに「まだ売主さんがお住まいだったので、その様子を見て実際に暮らすイメージが湧きやすかったですし、周辺環境や生活の利便性などの情報を直接聞くことができたのもメリットだったと思います」と奥さま。一方「価格も大きな魅力でした」とおっしゃるのはご主人。「物件価格そのものも安かったですし、売主さんと話すうち、エアコンや照明、カーテンレールなどを置いていってもらえることになり、初期費用をかなり抑えることができたんです」と話してくださいました。

トータルで高得点がキープできそうな家です。

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約8畳と広く、2面採光でとても明るい3階の寝室

こうして、坂田さんご夫婦のマイホームとなったのが川崎市多摩区の住宅街の一角に建つ、築6年の3階建て住宅です。ビルトインタイプの駐車スペースを備えた建物の間取りは3LDK。1階に洋室一部屋とバスルーム、2階には大きなバルコニーのある広々としたLDK、3階に8畳の広さがある寝室と、洋室がもう一部屋という造りです。

「実際に住んでみると、思っていたよりずっと日当たりが良くて、室内もすごく明るいですし、洗濯物もよく乾くんです」と奥さま。「キッチンもお風呂も、それぞれの部屋も、以前より広くて使い勝手も良いです」とのこと。また「家の敷地内に駐車スペースがあるのはやはり良いですね。ビルトインタイプは夏でも車内が暑くならないですし」とご主人。ご新居に点数をつけるなら?との質問に「90点」と高得点を即答してくださったお2人は「予算の関係もあり満点は難しかったですが、悪いところがないのが良いところという表現がぴったりだと思います。一生暮らしてもトータルで高得点がキープできそうな家です」と語ってくださいました。

いろいろ考えて、より暮らしやすい家にしたいです。

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これから良い活用法を考えたいという3階の明るい洋室

新生活のご様子についてうかがうと「分譲地内の家なので周りには年齢の近い方も多く、馴染みやすかったです。お隣さんが妊婦の私を気遣ってくれたり、ご近所とお付き合いがあるのは良いですね」と奥さま。また「引っ越して家が広くなったので、人を呼びやすくなりました。実家の家族もよく遊びに来ます」とのこと。さらに「今は1階の一部屋が、生まれてくる子どものためにそろえた物でいっぱいなんです」とおっしゃるお2人は「3人家族になってもスペースには余裕があるので、いろいろ考えて、より暮らしやすい家にしていけたらと思っています」と笑顔で語ってくださいました。

最後に今後住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると「経験上、迷っていたら良いものを逃すというのは嘘ではないと思います」とお2人。「例えば夫婦で探すならそれぞれが譲れない部分を出し合ってしっかり条件を決め、素早く判断することですね」とのこと。またお2人は「営業さんは何を質問してもしっかり答えてくれましたし、契約など難しい話のときは場を和ませてリラックスさせてくれるとても頼れる人でした」と振り返りながら「分からないことはとにかく頼りになる担当者に聞くことが大事です」と話してくださいました。

お話を伺って…

坂田さんご夫婦は、新築を含む数件の候補の中から中古住宅を選択され、お2人とも「悪いところがない」とおっしゃるほど理想的なマイホームを手にされました。実際におうかがいした坂田さんのご新居は、中古住宅という言葉のイメージからかけ離れているといってもいいほど外観、内装ともにきれいなだけでなく設備なども充実した住宅でした。中古住宅の購入では築年数や建物の状態など、考慮しなければならないことも多いと思いますが、物件価格そのものだけでなく、坂田さんのように初期費用が抑えられる場合もあるといったメリットも考えると、住宅探しの選択肢の一つとして、もっと注目されて良いのではと感じました。

また坂田さんは、気に入っていた住宅が検討中に売れてしまったというご経験から、今回は早い決断を心掛けたとおっしゃっていましたが、ご購入までの経緯やアドバイスをうかがって、大事なのはただ決断を急ぐことではなく、条件をハッキリさせるなど、早い判断をするための準備をしておくことなのだと気付かされました。