オーナーズインタビュー 田中さんご夫婦
このコーナーでは、横浜・川崎・湘南エリアでマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。
家を自分たちで作り上げていく感じが好きです。

田中さんご夫婦
今回お話をしてくださったのは田中さん。2012年の3月にマイホームにお引っ越しをされたご夫婦です。複数の不動産会社に足を運ばれ、とても精力的に住宅探しに取り組まれたお2人が、現在のお住まいのご購入に至るまでには、どんなエピソードがあったのでしょうか?ご新居の住み心地や、マイホームに対する思い、住宅購入に関するアドバイスも含め、たっぷり語っていただきました。
通勤が便利なのは大事なポイントでした

田中さんは、2011年に結婚されてから、今回マイホームにお引っ越しをされるまで、賃貸アパートにお住まいでした。購入を考えられたきっかけをうかがうと「結婚したときから、どこかに家を購入しようとは考えていたんですが、購入前は私が1人暮らしをしていたアパートに2人で住んでいたので、やはり狭かったというのもきっかけのひとつになりました」とご主人。奥さまは「広さのわりに家賃が高かったですし、毎月家賃を払っていると、なんだか他人のローンを払っているような気になってしまうんですよね」と話してくださいました。
2011年の年末に住宅探しを始められたという田中さん。購入の条件としてまず挙げてくださったのは、東横線の沿線で最寄り駅から徒歩圏内というものでした。「転勤のない会社なので、通勤が便利というのは大事なポイントでした」とその理由を語ってくださったのはご主人。また「最初はマンションか一戸建てかも限定していなかったんですが、日当たりの良さにはこだわっていました」とお2人。さらに「間取りについては、細かな条件は考えていなかったんですが、家のなかにひとつ開放感のある広い場所をと思っていたので、同じ平米数なら4LDKより3LDKが希望でした」と話してくださいました。
佐々木さんと一緒に探そうと決めたんです

「最初はインターネットなどで見た情報について何社かの不動産会社に問い合わせをしました」と田中さん。大和住販もそのうちの一社だったのだそうです。お2人は大和住販以外の不動産会社でも何ヶ所か現地を案内してもらったそうですが「ほかの会社では、良いところは早く決めないと駄目ですよで終わりで、信頼感がもてませんでした」とのこと。「でも、大和住販の営業さんは最初に問い合わせをしたときからすごく親身になってくれて『必ず良いものを紹介します!』と言ってくれたんです」とおっしゃるのは奥さま。「予算のことなどいろいろ相談できたし、すごく頼りがいがあったので、私たちの家は大和住販で営業さんと一緒に探そうと決めたんです」と話してくださいました。
さっそく営業さんに紹介された家を数ヶ所かご覧になった田中さん。奥さまによると「ここ以外に建物がすごく素敵で良いなと思う家があったんですが、駅から遠いのが気になったんです」とのこと。「それを話すと営業さんはすぐ『坂もありますし、実際は図面に表示されているより時間がかかると思います』と教えてくれて、私たちが駅との往復の道のりを歩いてみるのを、夜にもかかわらずずっと待っていてくれました」と振り返ってくださったお2人。「結局そこは長い目で見ると無理だと諦めたんですが、そのとき、もし住宅探しが長丁場になっても営業さんとなら大丈夫だと確信しました」と話してくださいました。
納得して買えたので、本当に満足しています

そんなお2人が現在のお住まいの購入を決められたのは2012年の1月末のことでした。「実はこの家はほかの不動産会社で一度紹介され、それからずっと頭にあったんです」と明かしてくださったのは奥さま。しかし、そのとき購入を決められることはなかったとのこと。お2人は「そのときの不動産会社ですごく決断を急かされて、それが嫌で決められませんでした。良いなと思ってはいましたが、一生の買い物をあせって決めたくなかったですし、駄目なら縁がなかったんだと思うことにしたんです」と説明してくださいました。
「そのあと、営業さんからも同じ住宅を紹介してもらったんですが、それまでの経緯を話して良いのか分からず迷っていました」と話してくださったお2人。「結局、営業さんにこの家が気になっていると伝えたのは、駅から遠かった家を諦めたあとでした」とのこと。「すると営業さんは『じゃあ、すぐに見に行きましょう』と、翌日、朝いちばんに案内してくれたんです」と話してくださったのは奥さま。「以前に見て気に入っていた家だったこともあり、このときの購入の決断は早かったですね」とおっしゃるお2人は「ほかの家も見て、納得して買えたので、本当に満足しています」と話してくださいました。
2階のリビングがとても心地良くて嬉しいです

こうして田中さんご夫婦のマイホームとなったのが、横浜市鶴見区の落ち着いた住宅街の一角に建つ3階建ての新築住宅。建物手前に軽自動車なら2台停められる駐車スペースが設けられた、白い外壁が印象的な住宅です。間取りはメインの生活空間となる2階の広々としたLDKを中心に、1階にお2人の寝室となっている洋室とバスルーム、3階にそれぞれ大きなクローゼットのある洋室2部屋を配した3LDKです。
「ご新居の良いところは?」とうかがうと「昼間長く居るリビングが、日当たりが良い2階にあって、とても心地良いのが本当に嬉しいですね」と奥さま。室内が広々と見える白木のフローリングもお気に入りとのこと。また「キッチンで料理をしながらリビングに居る人と会話ができる位置関係と適度な距離感も良いんです」と奥さま。ご主人は「広いお風呂が気に入っています」と話してくださいました。
さらに「大和住販でも、この家は造りがしっかりしていますよと言ってもらえましたし、引渡し前の内覧会のときには、営業さんがいろいろな家を見ているプロとして一緒にチェックしてくれたので、住んでいても安心感が違います」と話してくださったお2人。「営業さんは細かいところまでよく見て『ここは言えば直してもらえますよ』と指摘をしてくれたうえ『ちゃんと直りましたか?』とフォローまでしてくれて、改めて頼もしいなと感じました」と語ってくださいました。
家を自分たちで作り上げていく感じが好きです

「最初はホテルに住んでいるみたいだったんですが、ひとつずつ選んで家具を買ったりカーテンを付けたりして、だんだんマイホームをもった実感が湧いてきました」と、お引っ越し後の様子を語ってくださった奥さま。「以前は狭くて人を呼べなかったので、友だちに『遊びに来て』と言えるのが楽しくて、遠慮されると寂しいくらいなんです」とのこと。さらに奥さまは「家という素敵な箱をもらって自分たちで作り上げていく感じが好きです。もちろん家をきれいに保ちたいとは思っていますが、壁の傷の一つでも思い出になっていくんだなとも感じています」と、マイホームへの思いを語ってくださいました。

最後に住宅購入に関するアドバイスをお願いすると「まず予算をしっかり決めて、自分たちのしたい生活をイメージすることだと思います。生活を快適にしてくれるのが家なのに、身の丈に合わないものを買うとすべて崩れてしまうので」と話してくださったとても堅実なお2人。「無理をせず、予算に合わせたなかでこんな良いものを見つけたと思って買えるのが幸せかなと思います」とのこと。「そのためにはこれだと思えるものを待つことや、現場を自分でしっかり見て確かめることが必要だと思うので、佐々木さんのようにとことん付き合ってくれる、頼れる担当者がいることも大事なポイントだと思います」と話してくださいました。
お話を伺って…
田中さんはご夫婦で笑いあう笑顔が印象的なご夫婦でした。また、マイホームに心からの愛着をもって、本当に大事にされているのがよく伝わってきました。
お話をうかがっていて、田中さんは当初からしっかりとご予算などを考え、堅実に一生懸命マイホーム探しに取り組まれていたことがとてもよく分かりました。だからこそ、ご購入を急かすような不動産会社の姿勢に対し、信頼できないと感じられたのだと思います。その思いを受け止め共感しながら、プロとしてサポートをしてくれる佐々木さんに出会われたことが、お2人の住宅探しのターニングポイントだったのだ、と感じました。
お2人のアドバイスにあるとおり、資金計画をしっかり立て、生活をイメージしながら住宅探しをすることはとても大事なことですが、そうした考えや気持ちを共有し、まさに“一緒に”住宅探しに取り組んでくれるパートナーに出会うことは、それと同じぐらい大事なことなのだと改めて気づかされました。