オーナーズインタビュー 中村さんご夫婦
このコーナーでは、横浜・川崎・湘南エリアでマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。
リビングでくつろいでいるとホッとするんです。

中村さんご夫婦
今回お邪魔したのは中村さんご夫婦のマイホーム。横浜市内の便利な立地と広々とした間取りが両立した一戸建ての新築住宅です。インタビューに答えてくださったのはご主人。ご夫婦のマイホーム購入にあたっての条件やご決断までのプロセスをとおして見えてくる住宅探しのヒントとは?ご新居のお気に入りのポイントやお引っ越し後の新生活のご様子なども併せて、たっぷりと語っていただきました。
住宅ローンを組むなら早いうちにと思ったんです

今回マイホームを購入されるまで、足立区の賃貸アパートにお住まいだったという中村さんご夫婦。家を買おうと思われたきっかけをうかがうと「いずれ家を買って住宅ローンを組むなら、早いうちのほうがいいと思ったんです」とご主人。「以前のアパートは2人で暮らすにはかなり狭かったですし、2012年の6月が次の契約更新だったので、買うならそれまでにという思いもありました」と話してくださいました。
マイホーム探しをされるにあたっての条件についてうかがうと「最初から買うなら土地も自分たちのものになる一戸建てをと思っていました」とご主人。「間取りは将来子どもができたときのことを考えて4LDKを条件にしました」とのこと。またエリアについて「妻の実家が横浜なので横浜を選びました」と語ってくださったご主人は「私も以前2年ほど横浜に住んだことがあるんですが、周りが急な坂ばかりで本当に大変だったので、できるだけ坂が無く、駅から近いというのは必須条件でした」とはっきりとした条件があったことも明かしてくださいました。さらに、奥さまが対面式ではなく、独立タイプのキッチンをご希望だったと話してくださったご主人は「家をもったら自分のプライベートの部屋が欲しいと以前から思っていました」とご自身のご希望についても語ってくださいました。
どれがよいか分からなくなってきていました
こうした条件のもと、お2人が住宅探しを始められたのは2011年の8月頃のこと。しかし、なかなか良いものは見つからなかったのだそうです。ご主人は「最初に行った不動産会社では20件以上見たんですが、どれもイマイチ条件に合わないものばかりだったんです」と振り返ってくださいました。
そこで中村さんが次に訪れたのが大和住販でした。金利優遇の広告などをご覧になって「次はここに行ってみよう」と大和住販を選ばれたのは奥さまだったのだそうです。さっそく大和住販に足を運ばれた中村さんですが、ご主人によると当時のお2人は「それまでにかなりたくさんの家を見てしまっていて、正直どれが良いか分からなくなってきているという状態でした」とのこと。
そんななか大和住販で現在のお住まいを含め2件の住宅を紹介された中村さん。「担当してくれた営業さんは、明るくて面白い人という印象で、話がしやすかったです」とその印象を語ってくださったご主人ですが、一方で「私個人として、このあたりで決められなければ、もう横浜で家を買うことは無いのではと思っていました」と、住宅探しの難しさを感じられていたことを明かしてくださいました。
総合的に考えるとここだなと思ったんです

そんな中村さんが現在のお住まいを購入されたのは、意外にもその後すぐのことでした。ご決断の決め手について「今まで見てきた家は、建物自体は良くても、きつい坂の上だったり駅が遠く不便だったり、線路が近すぎたりと、譲れない部分にどこか気になる点があったんですが、この家はそれがなくて、すぐにここなら良いかなと思えたんです」と話してくださったのはご主人。また「駅から近くて道もフラットなので、どこに行くにも便利ですし、妻の実家に近いのも、これから子どもができて面倒を見てもらう場合など将来のことを考えると、安心で良いかなと思いました」とのこと。さらに「間取りも4LDKで、キッチンが独立タイプだったところも気に入ったポイントでした」とも話してくださいました。

「一部分だけ見るとここよりも良いと思える家もあったんですが、建物だけでなく立地や環境などを総合的に考えるとやはりここだなと思ったんです」とご覧になったその日に申し込みをされた中村さん。ご主人は「2人ともこれ以上いろいろ見ても決まらないのではと思っていましたし、田中さんの後押しもあって決断は早かったですね」と振り返ってくださいました。
リビングでくつろいでいるとホッとするんです

こうして中村さんご夫婦のマイホームになったのが、横浜市保土ヶ谷区の新築一戸建て。最寄り駅から歩いて5~6分というとても便利な場所にある分譲地の一角に建つ3階建てです。玄関脇にビルトインタイプの駐車スペースを備えた建物の間取りは4LDK。1階に洋室一部屋とお風呂、2階に独立タイプのキッチンと広々としたリビングダイニング、3階に洋室3部屋が配されています。

「これまで住んでいたところと比べると広さが倍ぐらいになったので、お手入れは大変ですが、それも嬉しい悲鳴ですね」と話してくださったご主人。お気に入りのポイントをうかがうと「いろいろありますが、やっぱり希望どおり自分の部屋をもてたのは嬉しいです」とのこと。また「リビングでテレビを見ながらくつろいでいると、とにかくホッとするんです。広くてゆっくり入れて、手入れもしやすいお風呂も気に入っています」と話してくださいました。続いて「トイレが1階と2階にあるのはとても便利です。バルコニーが2階と3階にあるのも、使い勝手が良くて嬉しいです」とご主人。さらに「とくに3階の部屋はとても日当たりが良くて、冬でも夜まで部屋にぬくもりが残っているぐらいなんです」とおっしゃるご主人は「妻は使い勝手が良いキッチンが気に入っているみたいです」と語ってくださいました。
書類を手にして家をもった実感が湧きました

「引っ越しでいちばん大きく変わった点は駅からの距離がすごく近くて便利になったことですね」と話してくださったご主人。「今は車を持っていない私たちの場合とくに、そこに徹底してこだわって本当に良かったです」とのこと。「人それぞれ予算や条件はいろいろ違うと思いますが、これは譲れないという部分は妥協しないで探すといいと思います」と、住宅購入にあたってのアドバイスもしてくださいました。 また「マイホームをもった実感は?」という質問には「契約や住宅ローンの手続きを経て、だんだんと…」と答えてくださったご主人。「手続きは営業さんの協力もあり、お互いの都合を何とか調整してスムーズに進められました。最後に売買の書類を手にしたときはいちばん強く実感が湧きました」と話してくださいました。
さらに「家の中をきっちり片付けて、より快適に過ごせるようにしたいです。3階が片付けばいつ子どもができても大丈夫なスペースは十分にあるので」と今後について語ってくださったご主人。また「夫婦の寝室を3階にするか1階にするかで迷っているんですが、決まったらすぐベッドも買いたいです」とのこと。続いて「リビングイン階段なので、節電のためにも2階と3階の階段からの入り口部分に引き戸を付けたいんです。近々その工事を依頼しようと思っています」と、少しずつご自分たちの暮らしに合ったマイホーム作りを進められている様子を語ってくださいました。
お話をうかがって…
中村さんは奥さまのご実家に近く、横浜市内のとても便利な場所に広々としたマイホームを購入されました。途中、「このあたりで決められなければ、横浜での購入は無いのでは」と思われたという中村さんが、結果的にお2人とも納得のマイホームを手にできたのは、ご主人もおっしゃっているように、これだけはと思われる条件については妥協せず、現実的な選択肢のなかで、お子さんが生まれたときのことなど、長い目で見た生活をイメージしながらご決断されたからではないか、と感じました。
また、家をこれから片付けたり、リフォームでアレンジしたりして、より快適に暮らせるようにしたいと笑顔で語ってくださったご主人のご様子はとても印象的でした。そんなご主人のお話をうかがっていて、最初からすべての条件にピッタリの住宅を見つけられればそれはもちろん良いですが、マイホームはそれぞれの暮らし方や家族構成に合わせてアレンジできるものですし、それを楽しめることもマイホームをもつことの魅力のひとつなのだということに改めて気づかされた気がしました。