オーナーズインタビュー 新藤さんご夫婦

このコーナーでは、横浜川崎湘南エリアマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

両親がいつでも泊まりに来ることができる家です

新藤さんご夫婦

今回お邪魔したのは、横浜市保土ヶ谷区にお住まいの新藤さださいました。んご夫婦のマンション。以前は賃貸マンションに住まわれていたお二人。次回の更新を控えて、住宅の購入を考えるようになりました。ポストに投函されていたマンション販売のチラシを手にしてから、住宅購入までの道のりは?その驚きの決断力と、引っ越されるまでの慌ただしさなど、これから住宅を購入される方へのアドバイスも交えて、お話いただきました。

1枚のチラシに、心が躍りました

マンション最上階の7階が新藤さんの住宅。ベランダからは、みなとみらいと東戸塚の風景が見渡せる。楽しみにしているのは、夏の花火とのこと

新藤さんご夫婦のポストに、築3年3LDKの中古マンション販売と書かれたチラシが舞い込んだのは、2012年7月後半のこと。賃貸マンションに住まわれて11年、年齢的なことや更新を控えて住宅の購入を考えるようになった矢先でした。共働きのお2人、この日先にチラシを手にされたご主人は、「ここなら今住んでいる家から3分の距離で生活環境も変わらないし」とひと目惚れ。チラシをテーブルの上に置き、奥さまの帰宅を待たれたそうです。そして帰宅されチラシに気づいた奥さまも「ここ、いいじゃない!」と乗り気になられたとのこと。早速見学を申し込んだことが、大和住販との出合いとなりました。
ところが、その時には既に見学の先約が6人も入っている状況だったそうで、なかば諦め気味だったとか。「やっと見学できることになり、部屋に案内されたら、居心地が良くて、もう購入しちゃおうかとその気になってしまったんです」とお2人。他の住宅は1軒も見学していないし、契約までのプロセスも全く分からなかったそうですが、担当の営業さんにレクチャーを受けて、その場で購入を決断しました。「見学したのは土曜日の夕方で、月曜日には他の人が動き出すと思ったので。それから営業車に乗せてもらい、銀行を経由して大和住販に向かったんですよ」とご主人。
営業所に向かわれたのはこの時が初めてで、もう日もどっぷりと暮れて、どこに向かっているのかも分からないくらいだったそうです。それで車中では「どこに連れてかれるの~!」と、冗談も飛ばしていたとのこと。でも不安は全くなかったそうです。「質問したこと全てに対して、営業さんが納得いくまできちんと説明してくれていましたから」とご主人。

引っ越しは、予想を超えて大変でした

その後も契約までのスケジュールは営業さんが立ててくれたとのことで、「自分達はそれに沿って動いただけでした」と、振りかえられたお2人。「準備しなくてはならないものも多かったので、そこは大変でしたけれど。時間がない時は車の中から書類を渡したこともありますし、営業さんがフォローしてくれて助かりました」とお話しくださいました。本当に大変だったのは、その後の引っ越しだったそうです。「長年暮らしていた住居です。色々と物も増えていたんですね」と苦笑いされたご主人に、頷かれた奥さまも、「最後の二日間は荷作りで眠れませんでした」と明かしてくださいました。
こうして引っ越しを機に色々な物を処分され、すっきりとした生活を始められたお2人。でもこれだけはという奥さまの希望で、リクライニング機能付きのソファは新たに購入されたとのこと。「ここに座ってテレビを観ながら寛いでいます」と奥さま。ご主人にもお気に入りの場所をおうかがいすると、「テーブル横のマッサージチェアと、新しくできた自分の部屋です」と教えてくださいました。

お気に入りの我が家、掃除にも熱が入ります

このマンションの購入を即決した決め手をうかがうと、「両親が遊びに来た時にも泊れる部屋と駐車場があるというのが条件でしたから」とご主人。「一生暮らす家になるので、老後のことも考えて階段のないマンションと決めていました。それにここなら通勤時間も変わりませんし、日当たりも良く設備も整っていたので」と奥さま。暮らし始めてから感じていることもおうかがいすると、「24時間換気システムや使い勝手の良いキッチン、たっぷりとした収納と色々ありますけれど、1番の自慢はマイクロバブルもついたお風呂です」とにっこりされた奥さま。車が大好きというご主人は「車が青空駐車から屋根付きになって、汚れなくなったんです」と話してくださいました。奥さま曰く、車も家も掃除はほとんどご主人が担当されているとのことで、新しい家になってからはそれにもかなり熱が入っているそうです。「新しい家はやっぱり嬉しくて。カミさんは看護師なので夜勤もあるし、2人の休日が合う時は楽しく過ごしたいんです。だから僕1人が休みの時はひたすら掃除です」と照れ笑いされたご主人。人生のテーマは『カミさんを喜ばすこと』なのだそうです。

コンシェルジュにお世話になっています

休日にはご主人の車で、熱海や沼津まで遠出して、魚料理を中心とした昼食を楽しむことも多いという、仲の良い新藤さんご夫婦。旅行も大好きで、那須にお気に入りの場所があるそうです。また東京にある奥さまの実家や、ご主人の実家がある群馬へも行かれるため、家を空けることも多いとのこと。「このマンションはセキリュティシステムがしっかりしているから、留守の間も安心です」とご主人。「フロントにはコンシェルジュもいて、便利なんですよ」と奥さま。居住者向けの生活サポートが提供されているこのマンションでは、宅配便の出し受けから、クリーニングやお米の手配まで様々なサービスが利用できるそうです。「帰宅したら宅配ボックスを開ければいいわけですから本当に助かります」と奥さま。「昔は一戸建ての家で好きな車を洗車したりと、そういう暮らしを想像したこともありましたが、マンションにして正解でした。管理費さえ納めていれば住宅の管理も楽ですしね」とご主人はお話くださいました。

両親がいつでも泊りに来ることができる家です

和室はご両親が泊まるお部屋としても活躍

「これからは、ゆっくりのんびりと寛げる家庭を2人でつくっていくことがモットーです」と語る新藤さんご夫婦。でも将来的にはどちらのご両親が同居されても大丈夫なようにと考えられているそうです。「今も和室は両親がいつでも泊れる部屋になっているんです」とお2人。
これから住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると、ご主人からは「将来の生活設計を立ててみることをお勧めします。そこから譲れない条件などが見えてくると思いますので」と教えていただきました。年齢的に友人にも家を購入する人が増え、不動産に関する話題が会話の中にでてくるようになったという奥様。「迷っているうちに気になっていた住宅が売れてしまって、やっぱりあの家がよかったのに、という話も何度か耳にしていたんです。それを思い出して、すぐに決断しました。いいと思ったものがあれば、決めたほうがいいと思います」とお話しくださいました。そして「引っ越しの大変さは、覚悟してくださいね!」と最後はお2人で頷き合われました。

お話をうかがって…

仲睦ましく、口調にも人柄の良さが感じられる新藤さんご夫婦。「僕の人生のテーマは、妻を喜ばせることです」と語られたご主人の楽しげな表情が印象に残っています。これからはのんびりとできる時間を大切にして、精神的にも余裕のある暮らしをしていきたいとお考えのお2人にとって、住宅の購入はまさにその礎づくりだったようです。ご夫婦のお話に、『住宅購入は人生の目標ではなくて、そこでどのような家庭を築いていくのかが重要』ということを教えられた取材になりました。
購入を即決できた根底には、将来設計に基づき、住宅の購入条件もきちんと話し合われていたことが挙げられると思います。また担当の営業さんからの情報が、とても参考になったこともうかがいました。契約に関することは、初めてのことで分からないことばかりだったとのこと。それでも隅々まで担当者に説明してもらえたので、安心できたそうです。お話の端々から、担当者との連携の重要性を感じました。