オーナーズインタビュー 山本さんご夫婦

マイホームを持ちたい、という夢はだれにでもあるもの。でも、いざ買うとなると、分からないこともたくさんあって不安だし、難しいのかな…と思われている方も多いのでは? ここでは、実際に一戸建てを購入されたお客様のエピソードをご紹介します。マイホームの夢を叶えるヒントを見つけてください。

ペットを飼えるのも一軒屋の魅力 山本さんご夫婦
ペットを飼えるのも一軒屋の魅力 山本さんご夫婦 今回お伺いした山本さんのマイホームは、落ち着いた住宅街に建つ一戸建て。引越しをされてから、念願だった猫も飼い始めました。そんなお二人とニャンさんの現在の生活や、家を購入したきっかけ、引越しまでのプロセスなど、さまざまなお話をうかがってきました。
足を運んだ不動産会社は大和住販だけでした
外観はテラコッタ風の装飾がなかなか個性的
山本さんご夫妻が新居に引越しをされたのは、今年の7月。それまでは、現在のお住まいから車で30分ほどの距離のアパートにお住まいでした。いずれは一軒家に住みたいと思っていたというご主人によると、マイホーム購入を決めた直接のきっかけは、アパートの契約更新だったとのこと。「3年ほど住んだアパートの契約更新が12月だったので、それまでに引っ越したいと思ったんです」。そんなお二人が大和住販を訪れたのは、ゴールデンウィークのことでした。大和住販のことは不動産情報誌の広告で知っていたのだそうです。「自分たちでゆっくり図面を見ることもできる、いい雰囲気でした」とおっしゃるのは奥さま。ご主人も「営業さんも良い方でしたよ。遅くまで住宅選びの話に付き合ってくれましたし、ローンのことなどもきちんと対応してくれました」と、それぞれ印象を語ってくださいました。それでも、最初に大和住販を訪れたときは、すぐに家を買うつもりではなかったのだそうです。「12月に引っ越せればと考えていたので、ゆっくり探そうと思っていました。それが、話がどんどん進んで、7月には引越しができてしまいました。」
フリープランが最後の決め手でした
ご主人がお友達に手伝ってもらいながら作ったというウッドデッキ
家を買うにあたっての条件は相鉄線沿線で駅から歩ける距離であること、そして隣りの家と建物同士の距離が近すぎないことでした。「二人とも働いているので通勤のことを考えると、やはり駅から徒歩圏内というのは、いちばんの条件でした」とおっしゃるのはご主人。一方奥さまは「窓を開けるとすぐお隣の壁というのは嫌だったので、そこにはこだわりました」と話してくださいました。住まい探しのスタートから入居まで約2ヶ月と、順調すぎるほどの早さで話が進んだのには、やはりタイミングという要素もあったようです。「2回目に大和住販に行ったとき、営業さんの案内で見に行った数件のうちの1件がこの家なんです」とご主人。条件に合っていたこと、角地の物件で日当たりがいいことなどが気に入り、見てすぐにここがいいなと思われたそうです。さらにお二人は「角地の物件はなかなかでないし、他にもこの物件を見に来た方がいらっしゃるので、決めるなら早いほうがいいですよと、営業さんにアドバイスされたことも決断の後押しになりました」と、決断までの様子を話してくださいました。あまり多くの物件を見ずに決断されたことについてうかがうと、「たくさん見ても結局は変わらなかったんじゃないかと思います」とお二人。さらに「営業さんも言われたとおり、どれが一番大事な条件なのかを考えて優先順位をつけて決断しないと、何軒見ても結局決められないということもあると思います」と、経験者らしいアドバイスをしてくださいました。
建築中も納戸も足を運びました
落ち着いた雰囲気のリビングLDKは3方向に窓があり、日当たりも十分
山本さんのお宅は、2階がLDKと水回り、1階に洋室が3部屋という3LDK。LDKは15.5畳と、ゆったりしているうえ、3面に窓があるのでとても明るい空間です。奥さまは「周りの家はLDKが一階にあるようで、一階にいるときと二階にいるときのサイクルが違うので、お互いに隣の目を気にしなくてすむのもいいですよ」と、実際に暮らしてみないと気づかないメリットを挙げてくださいました。特徴的なのは、キッチンの上の部分に造られた広いロフト。3畳ほどあり、小さな換気窓もついています。奥さまによると「意外に荷物が多いので、ロフトは収納場所として活躍しています」とのこと。逆に不便なことをうかがってみると「すべての部屋が洋室にクローゼットなので、布団をしまう押入れがないんですよ」と奥さま。また、当初はベランダが狭いのが気になったそうです。「最初は洗濯物や布団を干す十分なスペースがなかったので嫌だったんですが、今は1階に作ったウッドデッキがベランダの代わりになるので助かっています」。
やっぱり自慢はバルコニーですね
キッチンの上には広いロフトがあり、収納スペースとして活躍中
今のお住まいに点数をつけるなら、とご質問してみると、「細かいことを言い出せばいろいろあるんですけどね」とおっしゃりながらも、お二人で相談して「95点」と、なかなかの高得点をつけてくださいました。この点数をつけたポイントについてご主人は「もちろん駅から歩けることがいちばんですが、角地で日当たりがいいし、玄関が広いのも使ってみると意外にいいですね」。奥さまは「私はずっと相鉄線の沿線に住んでいたので、やはり慣れている場所はいいです。友達もみんな近くにいるので、行き来もしやすいし」とそれぞれの感想をお持ちでした。また、奥さまのご実家までは車で5分ほどと、大変近いそうで、「車を借りたり友人に手伝ってもらったりしながら、自分たちで引越しをしたんですが、そのとき実家の父も車で3往復ぐらいして、荷物を運んでくれました」とのことでした。日常生活についても「駅の近くにはスーパーなどもあり、日常の買い物にはまったく不便はありません」とのこと。奥さまが昔から知っている場所なので新しい土地に対する不安や不便もないのだそうです。
子供の同年代の遊び相手がいるのがいいです
キッチンは独立性の高い空間に
「ずっと犬か猫を飼いたいと思っていたので、引っ越してペットを飼えるようになったのはうれしいです」と奥さま。お話をうかがっている間、お二人のそばで遊び続けていた“ニャンさん”は、こちらに引っ越されてからしばらくして、飼うようになった子猫です。ご主人も「前に住んでいたアパートの裏で子猫が鳴いていて、連れて帰りたいと思ったんですが、結局飼ってやれなかったんですよ」と、安心してペットを飼うことができる今の環境に、満足されているようです。子猫を抱いて笑顔で写真に納まってくださったご様子からも、普段の生活のゆったりと暖かい雰囲気が伝わってくるようでした。
山本さんご夫妻は、条件に優先順位をつけて物件を見極めるという作業を、しっかりとなさった結果、ご自分たちのライフスタイルに一番あった住まいを手に入れることができたのだと思います。これができなければいくらたくさん物件を見ても決断できないのではという言葉には、説得力を感じました。住まい探しをする際に、条件の整理と順位付けが確実にできるためにも、普段から自分のライフスタイルに合う家の条件について、考えておくことも必要かな、と思うようになりました。