美山さんがマイホーム購入を思い立ったのは、2006年のはじめのことでした。しかしそのときはまだ、「買いたいね」とは話していたものの、「どんな物件があるのかを見ながら、相場の感覚を掴んで、いずれは買いたいなぐらいの気持ちでした」と、すぐに購入するつもりではなかったのだそうです。そんなお2人が下調べ感覚で訪れたのが、大和住販でした。「大和住販の名前はラジオCMを聞いて耳に残ってはいましたが、自分達が利用することになるとは思っていなかった」とおっしゃるお2人。初めてご入店されたときは不動産会社に入るということで少し緊張感があったそうですが、「お店は明るい雰囲気で、担当の営業さんもまじめそうな印象の方だったので安心しました」と話してくださいました。
実際にいろいろな物件をご覧になり、「この価格でなら自分たちでも手が届くな」という印象を持たれたという美山さん。ローンについても「話を聞いているうちに、実際借り入れ可能な金額が、自分たちが借りられると予想していた金額より多いということが分かり、これなら無理なく多少の余裕をもって家を買えるなと考えるようになりましたました」と語ってくださったご主人。このように不動産会社でさまざまな情報を得たことで、お2人の住宅購入は現実的で具体的なものへと変わっていきました。

木目調とレンガ風のサイディングが
どこかかわいらしい印象の 外観
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本格的に家を探されるにあたって、お2人がいちばん重視されたポイントをうかがうと「まずは日当たりですね」と声を揃えられたお2人。「見に行った物件のなかで、ここがいちばん日当たり、眺望が良かったんです」とおっしゃる奥さま。「ここは3階建て以上のマンションが建てられない、第一種低層住居専用地域に指定されていて、あまり高い建物が建てられないので、今後日当たりが悪くなる心配をしなくて済むというのもポイントでした」と語ってくださったのはご主人。また、「日当たりを重視したので、坂道が多いことには目をつぶることにしたんです」という言葉からは、条件の順位付けがしっかりできていたことがうかがわれました。
お2人は、ご主人が車で通勤なさっていることもあり、駅からの距離はそれほど重視されなかったそうです。しかし、「高速のインターが近いので便利ですよ」とおっしゃるご主人に対し、「絶対条件ではありませんでしたが、あまり駅から遠いのには抵抗がありました」とおっしゃるのは最寄り駅からバスを利用されている奥さま。そんな奥さまの決断を後押しすることになったのが、横浜市営地下鉄の延伸でした。グリーンラインと呼ばれる日吉―中山間が開業すると、ご自宅から歩いて10分ほどのところに新駅ができるのだそうです。「確かにバスの本数は多く、今もとくに不便はないんですが、新駅の話がなければ、あのタイミングでは、決心できなかったかもしれないですね」と、本音を語ってくださいました。

「見に行ったその日の夜にここを買おうと決めたんです」と、決断がとても早かったことを明かしてくださった美山さん。「あんなに早く決断できたのは、勢いもあったと思います」とおっしゃるお2人ですが、「明るいときに見ると特に良く見えてしまうような気がしたので、暗くなってからも見たいと思って、昼間と夜の2回連れて来てもらいました」と慎重な一面も。ご覧になった後も、その場で決断せずに一度帰ってお2人で“家族会議”をされたのだそうです。「あまりに急だったので、このまま買っていいのかという思いもあって、一度話し合ってひと呼吸置こうと思ったんです。」
お話しあいの結果、その日の夜に購入を決められたお2人は、すぐにそれを大和住販に伝えられました。「電話すると、夜だったにも関わらず、営業さんは今から行きますと言ってすぐ来てくれました」とおっしゃるのはご主人。「住んでいたマンションがお店から近かったせいもあるのかもしれませんが、フットワークがいいなと感じました」と感心されているご様子でした。ご主人は「急だったので、周りの人たちは驚いたみたいです。家族には、ちゃんと見たの?と言われたんですよ」とおっしゃっていましたが、お話をうかがってみて、実はお2人は短い時間のなかで、しっかりと検討されていたのだな、と感じました。 |