高台に建つ3階建ての藤井さんのお宅。駐車スペースもしっかりと確保されている |
マイホームの購入を決心された直接のきっかけは、お住まいだった賃貸マンションの契約更新でした。以前から、予算や場所などの条件が合う、いいものがあればと考えられていたそうすが、「更新まで残り半年ほどになって、それまでには引っ越したいと思いました」とご主人。一方奥さまは「子供が生まれて、それまで住んでいた賃貸のマンションが少し狭く感じるようになってきたというのも理由のひとつでしたね」と話してくださいました。
予算の面やご主人の通勤の便、子育ての環境を考えて、それまでお住まいだった大田区や都内ではなく、横浜での購入を決められたという藤井さん。ご主人が「都内は予算的に難しかったですね。私は出張が多いので千葉方面よりも、新幹線の駅や羽田空港が利用しやすい横浜という選択になりました」と、具体的な理由を説明してくださいました。
都内を出て横浜に引っ越すことへの不安はありませんでしたか？とうかがってみると「横浜には姉が住んでいて、以前からよく来ていたので知らない場所という感覚はありませんでした」と答えてくださったのは奥さま。「逆に私は、ずっと同じところにいる方が飽きてしまうぐらいなんですよ」と、新しい土地に対する抵抗はまったくなく、むしろそこでの生活を楽しみにされていたことを語ってくださいました。
住まいを探し始めるにあたって、「最初から一戸建て以外考えていませんでした」とおっしゃるお2人。とくに奥さまは、一戸建てに強くこだわったのだそうです。そのいちばんの理由は音の問題でした。「マンションで下への音を気にして、いつも子供に『静かに！』と言い続けるのも嫌でしたし、マンションに住んでいる人に、音に気を付けながら生活している様子を聞くと、私には無理だと思いました」。
横浜にエリアをしぼったこともあり、訪れた不動産会社は大和住販だけだったのだそうです。「大和住販は知人から紹介されて行ったんですが、横浜駅のすぐそばで場所も分かりやすいし、明るくて入りやすいお店という印象でした」とご主人。また奥さまは「出産してすぐ、子供を連れての家探しだったんですが、担当の営業さんはとても気を遣ってくれていました」と、お2人それぞれの印象を語ってくださいました。さらに「担当の営業さんはフットワークがよかったですね」とおっしゃるのはご主人。「いいものがあったら、すぐに連絡をくれましたし、営業さん以外の方でも、何か疑問があって質問すると、適切なアドバイスをすぐに返してくれました」と、その対応の早さ、適切さに信頼感を持たれたとのこと。「とにかく、真剣やってくれていたと思います。こちらは真剣なので、相手が真剣かどうかはすぐに分かりますから」。
こうした購入までの流れのなかで大和住販を信頼されたお2人は、家を買いたいというお友達に大和住販をご紹介されたのだそうです。「自分が信頼していないと、友達に紹介したりはできませんよね」とおっしゃる奥さま。「2組ほどに紹介したんですが、大事な友達が希望に合う家を買えたと喜んでくれたので、嬉しかったです」と、お友達も満足されていたことを語ってくださいました。
大きめの窓があるため、明るく風の通りもいいというキッチン |
天井まで高さがあるためスッキリと見えるリビングの棚には、お子さんのおもちゃや本などを収納 |
一日で数件の家をご覧になり、即決されたという藤井さんですが、その決め手となったポイントをおうかがいすると、お2人揃って最初に挙げてくださったのが、ご自分たちで家をアレンジできたという点でした。「間取りはすでに決まっていたんですが、外壁や窓枠の色、クロスなどを自分達で選ぶことができたんです」とのこと。「キッチンなども選べたので、2人でカタログを見たり、ショールームに行ったりもしました」。
続いてお2人が挙げてくださったのが、周辺環境のよさでした。「最初に見に来たときから、下町っぽい雰囲気があっていいなと思い、気に入っていたんです」と奥さま。「ここなら子供が成長するのに、いい環境だろうとすぐに思いました」。また、「建てている途中も、週末にはよく見に来ていたんですが、そのときからご近所の方が声をかけてくれたんですよ」と、気さくで親しみやすいご近所の様子を語ってくださったのはご主人。お2人とも、「決めたのは早かったですね」とおっしゃっていましたが、短い時間の中で建物や立地が条件に合っているかどうかだけでなく、地域の環境や町の雰囲気などもしっかりとご覧になって決断されたのだな、と感心しました。
2階のリビングからの眺め。位置が高いため覗かれる心配もなく、遮るもののない眺望が楽しめる |
藤井さんご夫妻が「案内されたときから、地域の親しみやすさを感じました」と語ってくださった横浜の高台に購入されたマイホームは、新築の3階建て。間取りは、1階に水回りプラス1部屋、2階がLDK、3階にそれぞれ5.5畳と6畳の洋室2部屋という3LDKです。そんな家の気に入っている点について、まず「3階建てを嫌がる方もいるみたいですが、私はそれぞれの空間がちゃんと分かれているところが、かえっていいような気がしています」と語ってくださったのは奥さま。ご主人は2階にLDKがあるところが気にいっているとのこと。「2階だと、外から見えることを気にしなくて済みますし、日当たりもとてもいいし、遮るものがないので、見晴しもとてもいいんですよ」。また「2階のリビングを通り抜けないと3階に行けないようになっているのがいいですね」とおっしゃるのは奥さま。「料理をしているときなどでも、人の出入りが分かるのがいいんです」とのこと。さらに「キッチンも広くて使いやすいですし、窓があるので明るく風通しもいいんですよ」と、たくさんのお気に入りのポイントを語ってくださいました。
広めのお風呂には、お子さんのおもちゃがいっぱい |
「この辺りは、本当に地域のつながりがしっかりしていて、人情味溢れるいい雰囲気があるんです」と、地域の様子を語ってくださったお2人。「遊んでいる子供たちに、近所の人が何してるの？と気軽に声をかけられる環境は子供を外で遊ばせるときにも安心ですし、私も隣の子供を叱ったりもするんですよ」とおっしゃるのは奥さま。ご主人は「うちの子と同世代の子供も多いので、親同士が仲よくなって、そこからコミュニティが広がってきたというところもありますね」と語ってくださいました。「本当に子育てにいい環境なので、ここに引っ越してよかったと思っています」。
3階の一室。奥さまは斜め天井が気に入っているとのこと |
最近では、地域の活動にも積極的だというお2人。「神輿の会というのがあって、地元のお祭りのときには夫婦でお神輿を担ぐんですよ」と楽しそうに話してくださったのはご主人。また、町会の役員をなさっているという奥さまは「町の助け合いに参加することは、まったく苦にならないんです」と、気さくな笑顔で語ってくださいました。
地域の親しみやすいコミュニティーだけでなく、その利便な立地も魅力のひとつと語ってくださったのはご主人。「ここは桜木町から歩いても20分ぐらいですし、山下公園などは自転車でもすぐなので、いい散歩コースになるんですよ」。また「高速のインターも近いので、どこに行くにも便利なんです」とのこと。「この家を拠点にして、これから子供をいろいろなところに連れていって、いろいろな経験をさせてあげたいです」と、今後について語ってくださいました。
地域のイベントを楽しまれたり、町内会の活動に積極的に参加されたりしているというお話を、とても楽しそうにしてくださる藤井さんの様子を拝見していて、家はもちろんですがこの地域の環境や雰囲気などすべてが、藤井さんご一家にピッタリだったんだなと感じました。ご自分たちでアレンジしたご希望どおりの家に、下町のようなところが好きだとおっしゃっていた藤井さんにピッタリの環境が加わったことで、マイホームでの生活の満足度、充実度がより高まったのではないかと思います。
家を買うとなると、間取りや外観、設備といった家そのもののことに目が行きがちなのは当然ですが、利便性などの条件だけではない周辺環境や、地域の様子などにも気を配ることも大切なのだと実感しました。 |
