オーナーズインタビュー　吉田さんご夫婦

　吉田さんは今回ご購入されたマンションにお引っ越しをされるまでの6年間、横浜市内の公団住宅にお住まいでしたが、それより以前は、北海道にお住まいだったのだそうです。「北海道で60年以上暮らしたので、横浜に引っ越すことには抵抗もありましたが、子供や孫たちもみんな首都圏に住んでいますし、北海道とでは行き来も大変だということで、6年ほど前に引っ越してきました」と説明してくださったご主人。今回、マンションを購入しようと考えられたきっかけをうかがうと、「横浜に移ってきたときは、これからはずっと賃貸でも良いかなと思っていたんですが、6年間払い続けた家賃の総額を考えたとき、やっぱりこのまま家賃を払い続けるのはもったいない、マイホームを買おうかという話になったんです」とのこと。さらに「これまで住んでいた公団住宅では駅などに行くのにバスを利用していたんですが、最近バスの本数が極端に減ってしまい、自由に出かけられなくなったのも引っ越しを考えた理由の１つです」と話してくださいました。
　そのため、吉田さんご夫婦のご新居探しの条件は、銀行や郵便局、病院など生活に必要な施設が近くにあり、買い物も便利で、お子さんやお孫さんたちのお住まいからも近い場所というものになりました。またご主人は、「ゆくゆくは資産として残すものなので、子供や孫たちにが住むにしても、第三者に貸すにしても便利な所をという思いもありました」と、ご自分たちの快適さと同時に、長い目で見た資産価値も考えてご新居を探されていたことを語ってくださいました。

吉田さんのお住まいは25階建て、全230戸の 高層マンション。立地の良さが大きな魅力

　吉田さんご夫婦が住まい探しを始められたのは、2007年の6月頃のことでした。「大和住販にお願いすることになったのは、家族の紹介だったので、最初から安心してお任せしました」とご主人。「少し時間がかかっても良いと思っていたので、すぐに条件に合った物件を紹介してくれたときは、こちらが驚いたくらいです」と、対応の早さに感心されたご様子でした。
　こうして吉田さんが案内されたのが、25階建ての高層マンションの15階にある現在のお住まいでした。「見に来たのはここ1件だけだったんですが、すぐに決めました」と、とてもご決断が早かったことを明かしてくださったご主人。「たくさん見て回っても、迷ってしまってかえって決まらないだろうと思いましたし、仕事柄住宅のことには詳しい家族もここなら大丈夫と言ってくれていたので、不安はありませんでした」とのこと。また、ご自身も建設関係のお仕事をされていたため、高層マンションの耐震性などについてはよくご存じで、「高層マンションは安全性などは大丈夫なの？」といった周囲の声にも惑わされることなくご決断できたのだそうです。
　さらにご主人は、大型のスーパーがすぐ近くにあり生活にとても便利な環境、最寄りの駅から徒歩1分とバスを利用する必要がないことに加え、「子供や孫たちの通勤通学の通り道にあたる場所なので、みんなが来やすいことも決め手になりました」と話してくださいました。

リビングダイ二ングの窓からは横浜の海とベイブリッジを眺めることができる

　吉田さんがご購入されたご新居は、築28年、25階建てのマンションの15階の1室。全戸数は230戸の大規模マンションです。間取りは、独立型のキッチンとリビングダイ二ング、8畳の洋室に6畳の和室というもの。ご主人によると「まだすべてのリフォームが終わっていないんですが、水回りなどが新しくなって新居らしくなりました」とのこと。「これまで住んでいたマンションと間取りがよく似ているので慣れるのも早そうですし、各部屋が前より少しずつ広いので、快適になるかなと思っています」。
　また、15階という高さから景色を楽しむことができるのもご新居の大きな魅力の1つ。リビングダイ二ングの窓の外にはベイブリッジと横浜港の眺めが広がっています。「やはりこれだけ高いと、眺めが良くていいですよ」とご主人。「夜景も綺麗ですし、つい先日は、横浜の花火も少し見えました」とのこと。「高層階なので窓が開けられないこと、バルコニーの広さが洗濯物を干すのにギリギリの大きさしかないことが少し残念です」とおっしゃりながらも「今回、売りに出たのがちょうど海側が見渡せる部屋だったので、この景色が楽しめるわけですから、これも巡り合わせですね」と語ってくださったご主人。「不動産の価格が今後値上がりしていきそうな傾向にあるなかで、このタイミングでこの物件に巡り合えて良かったです」とも話してくださいました。

建物は230戸すべてが外向きに作られ、内側を廊下がぐるりと一周 する造りのため、どの住戸にも日当たり、眺望が確保されている

　続いて「このマンションは、管理がしっかりしているので、その点でも安心して購入することができました」と語ってくださったご主人。「積み立てなどの長期修繕計画を事前に書面で確認できたので、安心感が持てました」とのこと。また「今回、リフォームをする際も、自分たちの部屋の上下左右に住んでいる方から承認印をもらい、理事会にかけてOKが出てやっと着工できました。その分、工期が遅れてしまうなど面倒なこともありましたが、管理組合がしっかりしてるのだなと感じました」と、行き届いた管理体制を実感されたエピソードを明かしてくださいました。
　さらに「管理人さんが常駐していて、セキュリティも万全だと思います」とおっしゃるご主人。オートロックのエントランスの一角には管理人室があり、管理人は平日の昼間は4～5人、夜間や日曜日でも必ず1人は常駐しているのだそうです。「駅が近く人通りも多いだけに、セキュリティは気になったんですが、実際に様子を見てここなら大丈夫だと思いました」と話してくださったご主人。「訪問販売や勧誘の人が入ってくることも一切無く、本当に静かで快適です」。

エントランス前の空間には木々が植 えられ、緑豊かな小さな公園のよう

　「数えてみたら、今回でちょうど20回目の引っ越しなんですよ」と話してくださったご主人に、ご新居での新しい生活のご様子についてうかがうと、「食材などが買える大きなスーパーや銀行はエレベーターを降りると本当にすぐで、雨の日でも濡れずにすみますし、総合病院が近くに2ヶ所もあって、便利で安心なのが何よりも嬉しいです」と立地の良さを実感されているご様子でした。また、「歩いて数分のところが駅なので、これまでどこに行くにもバスを待たなくてはならなかったことを考えると、本当に便利になりました」とのこと。「すぐ下を線路が走っていても、15階なので音がほとんど気にならないのも良かったです」。
　以前はご夫婦でご自分の家の壁紙を貼ったりペンキを塗ったりもよくなさっていたという吉田さんは「自分たちのものなら賃貸と違って自由にすることができますから、体力のほうがついていけば、自分で改装もしてみたいですね」と今後の楽しみについても話してくださいました。さらに、「賃貸ではなく、購入して自分たちのものになった家に住んでいるというのは、やはり安心感がありますね」と、精神的な変化についても語ってくださったご主人。「子供たちに残す資産としても、良い買い物になったのではないかと思っています」。　最後に「子供や孫たちが来るのにも便利な場所なので、顔を見る機会が増えれば良いなと思っています」と話してくださった優しい表情が印象的でした。