
南側と東側が道路という角地に建つ岩本さんのマイ
ホーム。壁の色使いなどに高いデザイン性が感じられる
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岩本さんご一家は、今回マイホームをご購入されるまで、埼玉県内のアパートにお住まいでした。長くお住まいだった埼玉県を離れ、横浜にマイホームを購入しようと思われたきっかけをうかがうと、まず「私の勤めている会社が数年後には、東京から横浜に移ることが決まっていたんです」と説明してくださったのはご主人。「2人とも海が好きなので、この会社の移転に合わせて、海が近い横浜にマイホームを購入しようと決めました」。また「子供が大きくなって、住んでいた2LDKのアパートが手狭になってきたのもきっかけの1つです」とおっしゃるのは奥さま。「騒音などを気にせず子供を自由に遊ばせるためにも、ここより広い一戸建てに引っ越したいと思ったんです」と、お子さんの成長を考えた引っ越しの理由を挙げてくださいました。
さらに、「実は、2006年の終わりに、住んでいたアパートが空き巣に入られてしまったんです」と明かしてくださったご主人。「やはりそういったことがあると治安の面でも不安になりますし、正直なところ、その家に住み続けるのもなんだか気持ちが悪くて、早く引っ越したくなりました」。このようにいくつかのきっかけが重なって住宅購入を決意された流れについてお2人は「良いきっかけばかりではありませんでしたが、今から思えば自分たちにとって、ちょうど良い購入のタイミングが来ていたのだと思います」と話してくださいました。
2007年2月頃から住まい探しをスタートさせた岩本さんは、まず住宅情報誌をご覧になり、何社かの不動産会社に問い合わせの電話をされました。しかし、なかにはその後まったく連絡のない会社もあったのだそうです。「でも、そんななか大和住販の営業さんは、私たちの条件に合いそうな情報を持って埼玉の川口まで来てくれたんです」と話してくださったのは奥さま。「遠いのに足を運んでくれて、熱心にやってくれそうな人だなと思いました」。
岩本さんのご新居に対するご希望は、間取りは4LDK以上で駐車スペース付きの2階建てといった基本的なことのほか、治安と環境が良いこと、ご主人が通勤しやすいこと、スーパーや病院などが近く生活が便利なこと、お子さんの幼稚園や小学校が通いやすい距離にあることなど、どれも具体的でとてもはっきりしたものでした。「たくさんの条件や希望をお話しすると他の会社ではイヤな顔ではないですが、こんな条件ではちょっと…という対応をする人もいたんですが、営業さんには一度もそんな素振りをされることがなかったので、どんな希望でも伝えやすかったです」とやり取りの際の様子を振り返ってくださったのは奥さま。ご主人も「営業さんとはフィーリングが合ったというか、信頼して何でも相談することができました」とのこと。お2人とも「営業さんにどんなことでも伝えたり相談したりできたことが、探し始めて約1カ月で希望に合う住宅に巡り合うことに繋がったと思います」と、不動産会社の担当者との関係の大切さを強調していらっしゃいました。


黒い家具が白い壁に良く栄え、モダンでシャープな印象のリビング |
探し始めてから現在のお住まいをご覧になるまでの約1カ月間は、毎週住宅を見て回ったという岩本さん。「週末ごとに子供を連れて埼玉から横浜に通って何件も家を見るのは、やはり大変でした」とおっしゃるお2人ですが、それでも全部で10件ほどの住宅をご覧になったのだそうです。「この家を見たときはすぐに良いなと思いました」とご新居の第一印象を語ってくださったのはご主人。「周辺の環境や間取り、デザインなどが自分たちに合っているなと感じました」。
住宅そのものは気に入ったというお2人が、最後に注目されたのが駅までの道のりでした。そこで後日、実際にかかる時間や坂の具合を確かめながら駅まで歩いてみることにしたのだそうです。奥さまはそのときのことを思い出しながら、「営業さんが前もって駅までいちばん行きやすい道を探しておいてくれて、一緒に歩いてくれたんです」と購入の決め手の1つにもなったというエピソードを語ってくださいました。
リビング同様、モノトーンで統一されたダイ二ングスペース |
また、「購入を決めてから、インターネットの書き込みを見て、自分たちの家の性能などがとても心配になったことがあったんです」と明かしてくださったお2人。すぐに営業さんに相談し「実際にこの家を建てた会社に行って担当者に会ってみてはどうですか」とアドバイスを受けたお2人は、担当者に直接会ってお話をされたとのこと。その結果「営業さんのアドバイスのおかげで、自分たちの家を手掛けた人と会って話すことができ、不安を解消することができました」とご主人。「これをきっかけに、建築会社の方や売り主さんとも親しくなることができ、家のことでの問い合わせも気軽にできるようになりました」と、お2人ともとても喜んでいらっしゃいました。

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(上)たくさんのおもちゃに囲まれていながら、
スッキリした印象の子供部屋。2方向に窓が
あり日当たりも良好 (右)居室だけでなく洗面
所やトイレもオシャレに造られている |
こうして岩本さんが購入されたのは、閑静な住宅街の日当たりの良い角地に建つオシャレな外観の新築一戸建て。家のすぐ前には公園、裏手には小学校があり、幼稚園もすぐ近くという環境は岩本さんの条件にピッタリです。間取りは、1階にはそれぞれ6畳と7畳の洋室2部屋とバスルーム、2階は約18畳の広々としたLDKと5.5畳の洋室が2部屋という4LDK。リビングには広さ約6畳の大きなロフトが設けられています。また、家全体がモノトーンでまとめられていて、デザイナーズ住宅のようなオシャレな印象を受けます。岩本さんはこの家をご覧になってまず、このシャープなデザインに惹かれたとのこと。お2人そろって「玄関にクールな印象の人工大理石が使われていたり、水回りまですべて統一感のあるモダンなデザインで造られているところが気に入っています」と語ってくださいました。
そのほかにお気に入りの点をうかがうと、「リビングが広いのは嬉しいですね。
ベッドやカーテンにも黒を取り入れ、ご夫婦
のこだわりとセンスがうかがわれる寝室 |
いちばん長く過ごす場所ですから」と奥さま。ご主人も「リビングの天井が高いので、開放感があっていいです」とのこと。また、ロフトにハシゴではなく階段で登れるのもポイントだとか。「階段だと荷物を上げるのも楽ですし、子供が上り下りしてもハシゴより安心です」。さらに奥さまは「キッチンの横に洗濯機置き場があるんですが、扉が付いているので、生活感を感じさせなくて良いですよ」と語ってくださいました。お2人とも「建売の家なので、どこか希望と違うところがあっても仕方がないと思っていたんですが、今のところまったくないです」と、デザイン性と使い勝手の両方に満足されているご様子でした。

岩本さんご一家がご新居にお引っ越しされたのは、2007年3月の終わり頃のことでした。「探し始めたときは、半年はかかると思っていたので2カ月弱で引っ越すことになるとは思っていませんでした」と奥さま。思いのほか早くご新居が決まったことで、思わぬ大変さもあったといいます。「引っ越し会社がいちばん忙しいハイシーズンに引っ越すことになり、予約や調整がとても大変でした」と奥さま。「その合間にこの家まで来て営業さんにカギを開けてもらって、家具やカーテンを揃えるための採寸をしたりと、本当に忙しかったです」。
実際に住み始めてからの変化について、だんだんと自分たちの家を持ったという感覚が湧いてきたとおっしゃるお2人は「家の周りを掃除したりしていると、自分の家なんだなと実感しますね」と語ってくださいました。さらに「ここは緑が多くて、引っ越してきてから空気がおいしい
家のすぐ前の広い公園。天気のいい日には
たくさんの子供たちが遊んでいるとのこと |
と感じるようになったんです」とおっしゃるのはご主人。奥さまも「家の前だけでなく歩いて数分のところにも大きな公園があり、子供を育てるのにもとてもいい環境です。住んでみて改めて実感しました」と話してくださいました。お子さんと一緒に公園に行くのは奥さまの日課なのだそうです。
最初はもともと住んでいる人に囲まれて、馴染むのが大変かもしれないと思われたそうですが、今は「ご近所の方にも恵まれて良いお付き合いができています」とのこと。「長く住んでいく場所なので、ご近所ともいい関係を続けていきたいと思います。これから子供の友達も作ってあげたいですね」と今後について語ってくださったお2人の楽しそうなご様子が印象的でした。
岩本さんのマイホームは、静かで緑に恵まれた場所に建つオシャレなお宅でした。建物のデザイン性が高いだけでなく、家具などのすべてがモダンで落ち着いた雰囲気に統一されていて、岩本さんのセンスが感じられるお住まいでした。
ご購入までの経緯をうかがっていて、担当の営業さんを本当に信頼されていたんだなということが、よく伝わってきました。とくに、「家の性能などについて心配になったとき、営業さんの適切なアドバイスで不安を解消できた」というお話はとても印象的でした。住宅は大きな買い物ですから、「本当に大丈夫なのか」と不安になることもあると思いますが、そんなとき、適切なアドバイスをしてくれる、信頼できるプロの存在は本当に心強いと思います。家探しにおける、頼れる担当者の役割の大きさを、改めて教えられた気がしました。 |