オーナーズインタビュー 阿部さんご夫婦

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

思っていた以上にいい家になりました。阿部さんご夫婦 阿部さんご夫婦
阿部さんご夫婦 阿部さんご夫婦
阿部さんご夫婦

 今回お話をしてくださったのは、お持ちだったマンションを売却され、注文住宅を建てられた阿部さんご夫婦。当初、建売住宅の購入を検討されていたお2人が注文住宅を建てられるまでにはどんな経緯があったのでしょう。また、注文住宅を建てるにあたってのこだわりや、ご新居にお引っ越しをされてからの暮らしについてもおうかがいしました。

マンションを売って一戸建てを買おうと決めました

約38坪の土地に余裕を持って建てられた阿部さんのマイホーム。シックなグレーの建物は、モダンだが飽きのこない印象
約38坪の土地に余裕を持って建てられた阿部さんのマイホー
ム。シックなグレーの建物は、モダンだが飽きのこない印象

 阿部さんは、今回の住み替えまで、奥さまがご購入された分譲マンションにお住まいでした。「マンションを売って家を買うことを決めたいちばんの理由は、これから子供ができたら良い環境で育ててあげたいと思ったことですね」とおっしゃるのは奥さま。「住んでいたマンションも便利で良かったのですが、駅が近いだけに周りが騒がしくて、環境が良いとはいえませんでした」。また、ご主人も「最終的には一戸建ての家を持ちたいという思いがあったので、だったら早いうちに子育てにも良い場所に家を買おうと思ったんです」と語ってくださいました。
 こうして買い替えを決められたお2人は、建売住宅を探し始めました。奥さまが仕事場まで通いやすく、静かで日当たりの良い場所という条件を決め、何社かの不動産会社に足を運ばれたそうですが、地元の小さな会社などではあまり真剣に対応してもらえないこともあったのだそうです。そこでお2人は少し大きな会社に行ってみようと考え、ご主人がラジオCMなどで名前を耳にしていた大和住販を訪れました。最初はちょっと様子を見に行く程度と思っていたというお2人ですが、担当になった営業さんの案内でその日のうちに住宅を見に行くことになったのだそうです。ご主人は営業さんの印象を「遅い時間だったにも関わらず、その日のうちに住宅を見にいきましょうと言ってくれるなど、とても積極的に動いてくれて、“この人から買いたいな”と思ってしまいました」と語ってくださいました。

建売から注文住宅に希望が変っていきました

 その後しばらく探し続けたものの、なかなかこれだと思うものに巡り合えなかったという阿部さんですが、実は一度だけ建売住宅を契約しようとされたことがあったのだそうです。「大和住販で紹介された住宅ではなかったんですが、とても環境がよく有名な会社が建てた家だったので安心だろうという思いもあり、一度はそこに決めようと思いました」と語ってくださったのは奥さま。しかし、他の条件を考え合わせていくと、本当にここで良いのかという思いが強くなっていったのだそうです。
 建物の内装のお仕事をされているご主人は「他の住宅でもそうだったんですが、仕事柄いろいろ知っているだけに細かい造りのことなどがどうしても気になって、いざ買おうと思うと迷ってしまうんです」と、購入に踏み切れなかった気持ちを語ってくださいました。さらにお2人にとって問題になったのが駅までの道でした。「駅からは20数分と聞いていたんですが、実際に歩いてみると坂が多く、30分以上かかってしまい、通勤はバスでないと厳しいということが分かったんです」。
 何度も話し合い「気に入らないところがあるのに、納得できずに我慢して買うのは良くない」と考えたお2人は、その家の申し込みをキャンセルする道を選ばれました。そして、そのとき奥さまが言われた「駅からの距離などはまた条件に合うものを探すとして、内装などで納得いくものが見つからないなら自分たちで建てれば?」という一言がきっかけとなり、お2人は注文住宅を建てることを決意されたのだそうです。

本当に良い担当者に巡り会えたと思います  こうして、家を建てるための土地を探すことになり、改めて大和住販に依頼をされたという阿部さん。「営業さんはそれまでも他社で契約したら申し訳ないと思うくらいよくやってくれていたので、土地探しもぜひお願いしたいという思いがありました」と、お2人そろって話してくださいました。それから、時間がかかっても本当に自分たちに合うものを探したいと考え、良さそうなものがあったら営業さんから連絡をもらうというスタンスで土地探しを続けれられたお2人は、間もなく現在暮らしていらっしゃる土地に巡り合われました。
 「この土地は、営業さんも勧めてくれたとおり、角地で日当たりが良いところが気に入りました」とお2人。また「まだ古い家が建っている土地だったんですが、あまり大きくない木造の家だったので、壊して更地にする費用が少なくて済んだのも良かったです」とのこと。さらに、ご主人はご覧になってすぐ決断された理由を「一度良さそうだと思った土地が売れてしまったことがあったので、ここは即決しました」と説明してくださいました。
ご主人こだわりの吹き抜けになっていて、開放感のあるリビング。家具はすべて濃いめの色で統一され落ち着いた雰囲気になっている ご主人こだわりの吹き抜けになっていて、開放感のあるリビング。家具はすべて濃いめの色で統一され落ち着いた雰囲気になっている
ご主人こだわりの吹き抜けになっていて、開放感のあるリビング。家具はすべて濃いめの色で統一され落ち着いた雰囲気になっている

 設計を依頼し、上がって来た図面を見ると希望にピッタリだったとのこと。担当の方が希望条件を良く理解してくれたからこそ、楽しみながら、気に入った家を建てることができたんだと思っています」とおっしゃるお2人は「これから家を買われる方も、ぜひ波長の合う担当者を探してください」とアドバイスもしてくださいました。


希望やこだわりを実現できました

掃き出し窓の傍らのダイ二ングスペースは明るく暖かな印象
掃き出し窓の傍らのダイ二ングスペースは明るく暖かな印象
 阿部さんが建てられたご新居は、1階に吹き抜けのあるLDKと水回り、2階は広々とした洋室が1部屋と寝室という2LDK。「他の家と同じではない、おもしろい家にしたかった」という阿部さんの希望やこだわりが詰まった家です。
 まず、お2人が「開放的でとても気に入っています」とおっしゃるリビング。LDK全体では約20畳という広さに加え、ご主人が「どうしても作りたかった」とおっしゃる吹き抜けのおかげで天井が高く、本当に広々とした空間になっています。そして、リビング内にある階段を上がると、低めに作られた壁越しに1階のリビングを見下ろせる、明るいフロアが広がります。「廊下にいくつも扉が並んでいるような造りにしたくなかったので、できるだけシンプルに、空間を広く取りました」と扉もなくオープンなこの部屋へのこだわりを語ってくださったのはご主人。また、現在は壁に作り付けられたデスクでお2人がパソコンを使用したりする

吹き抜けの上の部屋は、現在大きなオープンスペースだが、壁で仕切って2つの部屋に分けることもできるとのこと
吹き抜けの上の部屋は、現在大きなオープンスペースだが、
壁で仕切って2つの部屋に分けることもできるとのこと
 
スペースになっているというこの部屋について、奥さまは「今は1つの広い空間ですが、子供ができたら壁で仕切って2つの部屋にすることができるんです。生活のスタイルや家族の人数に合わせて、変更できるのは魅力ですね」と、将来のことを考えた設計でもあることを話してくださいました。さらにお2人は、この他にも、家族が増えることを考えて1階と2階それぞれにトイレを付けたこと、安全で掃除がしやすいIHキッチンを選んだことなど、たくさんのこだわりを挙げてくださいました。


思っていた以上にいい家になりました

 阿部さんは、ご新居の土地探しと平行してお持ちだったマンションの売却も、大和住販に依頼されていました。奥さまによると「他社での査定額より高い値段で売ることができました」とのこと。「売却を担当してくれたマンション事業部の方も良い方でしたし、感謝しています」。
 マンションが売れてからご新居が完成するまでの約5カ月間を奥さまの会社の社宅で過ごされたのち、お2人がご新居にお引っ越しをされたのは、初めて大和住販を訪れてから1年以上が経過した2007年9月のことでした。「引っ越してきてみて、思っていた以上にいい家になったなと感じました」と奥さま。「仕事でいろいろな家を見ますが、どの家にも負けない家になったと思います」とおっしゃるのはご主人。お2人とも、生活し始めてご自分たちが建てられた家の良いところを実感されているご様子でした。
 お引っ越しをされたばかりだったこともあ

ホテルを思わせるインテリアがオシャレな寝室。奥の扉にはウォークインクローゼット
ホテルを思わせるインテリアがオシャレな
寝室。奥の扉にはウォークインクローゼット
 
り「また、この家に合う家具などが十分そろっていないんです」と語ってくださったのは奥さま。お2人のイメージが食い違うことはほとんどなく、相談しながら少しずつ買いそろえているのだそうです。さらに「庭に砂利を入れたり、木を植えたりもしたいと思っています」とおっしゃるお2人。「土地を買ったときは、いろいろな木やバラなども植えられていたんですが残すのは無理だったので、これから少しずつ増やしていければと思います」とこれからの楽しみについて、笑顔で語ってくださいました。


お話をうかがって・・・

 阿部さんのケースでは、一度は建売住宅にお申し込みをされながら、本当にご自分たちが欲しいのはどんな家なのかをよく考え、「納得できるものを手に入れるために注文住宅を建てよう」という思い切った決断をされたことが、「思った以上に良い家ができた」という発言につながったのだと思います。そして、このご満足を実現するには、住まい探しの方向性を変えたとき、すぐに新たな希望条件を伝えることができ、それに応えてくれる頼れる担当者の存在は本当に重要だったと思います。こうした経験を経て理想のマイホームを手にされた阿部さんの「波長の合う担当者を探してください」というアドバイスは、とても重みのある言葉だなと感じました。

初心を忘れず、一生懸命やっていきます
 阿部さまが初めていらしたのは、2006年の8月でした。夕方にお越し下さったお2人とお話をさせていただき、暗くなってから1件、住宅をご覧いただいたのが最初のご案内でした。それから、2007年1月に土地をご契約されるまでサポートさせていただきました。途中、阿部さまがご希望を建売から注文住宅に変更されたとき、私を信頼して土地探しをご相談いただけたことは、大変嬉しく思っています。住宅を探されているうちにご希望が変っていくお客さまはたくさんいらっしゃいますし、私たちはどんな変更にも対応できるようにしていますので、阿部さまのように何でもお話いただければと思います。
 阿部さまにご購入いただいた土地は、とても形のよい角地でした。すぐにお気に召していただけたのですが、売り主の方にまだ売れていないか確認が取れるまでに2、3日かかり、ご購入いただけるかどうか心配したことを覚えています。お引っ越しをされたお2人が、「いい家になった」と喜んで下さった事を、私も本当に嬉しく思っています。
 お客さまと接するときには、ご希望を的確に理解するために、さまざまなご質問をすることもありますが、しつこい営業にならないよう心掛けています。これからも初心を忘れず、一生懸命やっていきたいと思います。
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