環境の良いところに引っ越すのが目的でした
白と黒の外壁がモダンな印象の宮本さんのお宅。高い場所にあるため眺めも良好とのこと
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今回、マイホームをご購入されるまで、都内の賃貸住宅にお住まいだったという宮本さんご一家。お引っ越しを希望されるきっかけになったのは、お子さんの成長に伴って、環境の良いところに移りたいという思いでした。「海と山の両方が近くにある場所に住みたいと思っていました」と話してくださったのはご主人。そのため、まず第一に環境を考え、エリアを絞られたとのこと。「海と山の両方というとなかなか難しいんですが、その条件を叶えるため、探すエリアは金沢区に限定しました」。
海と山が近くにある金沢区内という譲れないポイントに加えて、宮本さんが挙げられた条件は「自転車が使えるように駅までの道が平坦な場所、駅までの距離は自転車で15分以内、間取りは2LDK以上で駐車スペースがある家」というものでした。また宮本さんは、当初は中古住宅を希望されていたのだそうです。ご主人は「予算のことを考えると新築は難しいと思っていたので、中古住宅をリフォームして住むことを考えていました」と説明してくださいました。
また、「8月中には引っ越したいと思っていました」とお引っ越しの時期について語ってくださったのは奥さま。これはお引っ越しによって幼稚園を替わることになるお子さんへの配慮からでした。「夏休み明けから新しい幼稚園に行けるよう、子供の夏休み中には引っ越しを終えたいと思ってたんです」と語ってくださいました。
担当さんのアドバイスで新築も考えるようになりました
2007年1月頃からインターネットなどを使って情報収集を始められたという宮本さんが、最初に不動産会社を訪れたのは、3月頃のことでした。「最初に行った不動産会社では、20件近い家を見たと思います」とご主人。しかし、それだけ多くの住宅をご覧になっても、なかなかご希望に合うものは見つからなかったのだそうです。そこで別の不動産会社にも相談してみようと考えたご一家が次に訪れたのが大和住販でした。「大和住販の名前はこのホームガイドを見て知っていたし、情報量も多そうなので良いものがあるのではと思って足を運びました」と訪れた理由を語ってくださったご主人。また、奥さまは「お店が広いのに驚きました。子供が遊べるスペースもあり、息子も喜んでいました」と実際に大和住販をご覧になっての感想を語ってくださいました。
さらに「担当になった営業さんは、こちらの話をよく聞いて、要望を汲み取ってくれました」と、担当者の対応について語ってくださったお2人。「最初に行った会社では、こちらが中古住宅をリフォームして住みたいという希望を伝えたら、中古以外の紹介はなかったんですが、営業さんは中古のリフォームにかかる金額をプラスして新築住宅を検討してみてはどうですか? とアドバイスをしてくれました」とおっしゃるのはご主人。その言葉を聞いてすぐに、それも良いかなと思い中古と平行して新築住宅も検討し始めたというお2人は、「このときの営業さんの言葉がなければ、この家を見ることも買うこともなかったと思います」と語ってくださいました。
購入のポイントは暮らしがイメージできたことです
掃き出し窓のほかにも、縦長の窓が計4ヶ所設けられたリビングは、明るくオシャレな空間となっている
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「初めて大和住販に行ったのは6月の始め頃で、契約が6月の終わりでしたから、思っていた以上に早かったですね」と話してくださった宮本さん。順調に住まい探しが進んだことについて「もちろん希望に合う家が出るタイミングもありますが、営業さんが担当だったことも良かったんだと思います」とおっしゃるのはご主人。「営業さんは話をよく聞いてくれるし、安心感が持てる対応をしてくれました。同じ家でも誰にどんなふうに紹介してもらうかによって印象が違ってしまうので、やはり担当者は重要だと思います」と語ってくださいました。
そんな営業さんの案内で、宮本さんがご覧になった住宅は3?4件ほど。そのうち、最後にご覧になったのが現在のお住まいでした。お2人とも「この家は周辺環境も、建物の印象も良かったので、すぐに気に入りました」とのこと。ほとんど迷うことなくご決断できたというお2人は「探し始めてからかなりの数の家を見たことが役に立ったと思います」と語ってくださいました。
IHが採用された対面式のキッチン。奥には小さな窓があり、採光も十分
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「周辺の環境、土地や建物の広さなどをこれまで見たものと比べてみることで、自分たちにとって条件に合うということがすぐに判断できました。最初は検討していなかった新築の家でしたが、値段と広さのバランスがとれていたというか、値段も広さも自分たちの条件に近かったんです」。 さらにお2人はいちばんの決め手として、「ここに自分たちが住んだときの様子がイメージできたこと」を挙げ、「条件が良いなと思っても、見てみて自分たちの暮らしがイメージできなければ、購入には至らなかったと思います」と語ってくださいました。
鳥の声や虫の音が心地いいです
バルコニーに面した2階の1室が幼稚園に通うお子さんの部屋
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こうして、当初は中古住宅をご希望だった宮本さんのマイホームとなったのは、金沢区の静かな住宅街に建つ新築の一戸建て。周辺には多くの緑が見られるほか、山も近く海にも自転車で行けるという宮本さんのご希望どおりの立地です。斜面を含めて約40坪ある土地に建つ家の間取りは1階にLDKと水回り、2階にそれぞれ約5畳、5.75畳、6畳の洋室が3部屋という3LDK。最低2LDKという宮本さんの最初のご希望以上の部屋数が確保されています。
お2人それぞれにご新居の気に入っている点をうかがうと、まず広いリビングを挙げてくださった奥さま。ローテーブルとソファが配置された広さ16畳のLDKは「形がキレイな長方形なので、デッドスペースもなくとても使いやすいです」とのこと。また、対面式のキッチンについても「子供が遊んでいるのを見ながら料理ができるのがいいですね。収納が多く使い勝手もとてもいいですよ」と語ってくださいました。
バルコニーからの眺め。高台にあるため、周囲の家に視界を邪魔されることなく豊かな緑が望める |
一方「道路から20段ほど階段を上がった擁壁の上に建っているので、景色が良いんですよ」とおっしゃるのはご主人。「道路から家の中が見える心配もないし、隣の家との距離も密接していないので、カーテンを開けておいても気にならないんです」というメリットも語ってくださいました。さらに、「ここは本当に静かで落ち着きます」と語ってくださったお2人。家の前の道路は、ご近所の方以外入って来る車もほとんどないのだそうです。ご主人は「窓から鳥の声や虫の音が聞こえて、心地いいんです」と、静かさだけでなく豊かな自然を満喫されているご様子でした。
この家を選んで本当に良かったです
2007年の夏にお引っ越しをされた宮本さん。「最初はとくに親戚や知り合いがいるわけではない土地で、新しく生活を始めるのには不安もありました」とおっしゃる奥さまも、もうすっかり新生活に慣れたとのこと。「ご近所にも恵まれて、とても良いお付き合いをさせてもらっています」と奥さま。「子供が外で遊んでいるのを近所の方が見ていてくれたり、子供を注意してくれるおばあちゃんがいたり、子育てにもいい地域だと実感しています」とのこと。「子供もご近所の家に一人で遊びに行ったり、自分とは違う世代との付き合いもできるようになってきました」。
透き通ったブルーが美しい琉球グラスの表札
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また、「自然が豊かで海にも近いこの家を選んだのは本当に良かったです」とおっしゃるお2人。「海まで自転車で20分ぐらいなので、夏休みには毎日、子供と海に行っていました」と話してくださったのは奥さま。最近では、ご主人がお休みの日にお子さんと一緒に、よく釣りに行かれるのだそうです。ご主人は「海にも山にも気楽に行けるようになったし、引っ越す前よりレジャーにかかるお金が減りました」とおっしゃっていました。
引っ越してから家の中を全面禁煙にしたため「外でタバコを吸っているとき、家を買ったと実感します」と話してくださったご主人。一方奥さまは「子供が2階から駆け降りてくる音を聞くと、マンションのときのように気を遣わなくて大丈夫なんだと思うと嬉しくなります」と、一戸建てのマイホームの良さを実感する瞬間を語ってくださいました。また、「外にある溝のところにウッドデッキを造りたいんです。ゆくゆくは犬も飼いたいと思っています」と次々と希望を語ってくださったお2人。「せっかく自分の家を持ったので、いろいろ手を加えながら暮らしていこうと思います」と今後の楽しみを語ってくださいました。
当初、中古住宅を購入し、リフォームしてお住まいになることを検討されていた宮本さんは、結果的に、予算内でご希望に合った新築住宅をご購入されました。新築住宅にも目を向けるようになったきっかけが、営業担当の営業さんの提案だったというお話をうかがって、不動産のプロのアドバイスは、住まい探しに本当に大きな影響を与えるものだということを改めて感じました。
また、宮本さんの「自分たちが住んだときの様子がイメージできたこと」がご購入の決め手となったというお話はとても印象的でした。価格や間取りなどが条件に合っていることは大切ですが、そこで暮らすイメージが自然に湧いてくる家こそ、本当にその人に合ったものなのかもしれないと思いました。 |