オーナーズインタビュー 栗原さんファミリー

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

デザイン性と機能性を兼ね備えた家です。栗原さんファミリー 栗原さんファミリー
栗原さんファミリー 栗原さんファミリー
栗原さんファミリー

 今回お伺いしたのは、ご夫婦と今年の春から幼稚園に通いはじめる娘さんの3人が暮らす栗原さんのマイホーム。ご購入まで本当にたくさんの住宅をご覧になったという栗原さんが、ご決断に至ったプロセスについて、また、デザイナーズ住宅のようなこだわりが感じられるというご新居のお気に入りのポイントや新しい暮らしのご様子などについても語っていただきました。

そろそろ家を持ちたいと思ったのが昨年の春でした

モダンなデザインの白い建物と、カースペースの上の大きなウッドデッキが特徴の栗原さんのお宅 モダンなデザインの白い建物と、カースペースの上の大きなウッドデッキが特徴の栗原さんのお宅

 栗原さんが住まい探しをスタートされたのは2007年の春頃のこと。ご購入を考えたきっかけをうかがうと、まず「賃貸マンションでの生活が5年目に入り、このまま家賃を払い続けるのも無駄だなと思うようになってきたんです」と答えてくださったのはご主人。「毎月の駐車場代や契約更新料などを払っていても、賃貸は自分のものにはならないですから。金利もまだ上がる傾向にあるようなので、買うなら今かなと思いました」。また、お子さんの成長もご購入を決意させるきっかけの1つになったとのこと。奥さまは「2008年の春から娘が幼稚園に入るので、どうしてもというわけではありませんでしたが、その頃までに家を買って落ち着きたいと思ったんです」と語ってくださいました。
当初はマンションのご購入も考えていらっしゃったため、ご一家が最初にご覧になったのはタワー型のマンションでした。しかしマンションをご覧になってみて、栗原さんは逆に一戸建ての購入を決意されたのだそうです。その訳を「マンションは防音などがしっかりしているとはいっても、やはり上下階に気を遣うことになりそうで、子供のことも考えるとどうかなと思いました」と話してくださったのは奥さま。さらにご主人は「マンションは駐車場代がかかるし、ローンが終わっても管理費の支払いは続くしといった経済的な面も考えて、一戸建てにしようと決めたんです」と説明してくださいました。

子連れの家探しにもよく配慮してくれました

 一戸建ての家をご購入されるにあたって、栗原さんが最初に決めた条件は「日当たりと風通しがよく、駅から歩ける範囲で、駐車スペースがあること」でした。「バス通勤は経験もなく不安だったので、駅から歩けるというのは大事なポイントでした」とご主人。また、奥さまはエリアについて「2人の実家がそれぞれ金沢区と中区なので、どちらからも遠くないところが希望でした」と語ってくださいました。
そんな栗原さんが大和住販を訪れたのは、具体的な条件が決まり、本格的に住まい探しを始めようとした2007年のゴールデンウィーク明けでした。大和住販のチラシをご覧になった奥さまのお母さまに「行ってみたら?」と勧められたことがきっかけだったのだそうです。当初、お子さんを連れての家探しは大変なのではと思っていたという奥さまですが、「大和住販では女性社員の方がよく子供の相手をしてくださったので、ゆっくり情報を見たりお話を聞いたりすることができました」とのこと。「何度も不動産会社に行くのを娘が嫌がると思っていたら、逆にお姉ちゃんに会いに行くといって喜んでいたくらいなんですよ」。また「担当の営業さんも、お休みの日でもこちらの疑問に答えてくださったり、とても一生懸命やってくださいました」と語ってくださったお2人。「営業さんにもお子さんがいらっしゃるとのことで、案内のときなども子供のことにも気を遣ってくださったので、本当に助かりました」と、お子さんを連れての家探しにも配慮が行き届いていたことにご満足されているご様子でした。

みんなが納得して購入を決めました  「営業さんが紹介してくれるものを見て、自分たちの希望がだんだんとハッキリしてきたと思います」と話してくださったのはご主人。「途中で中古の家を買おうかと考えたとき、営業さんがすぐに中古住宅を見せてくれたおかげで、リフォームの状態と価格とのバランスなどを考えたらやはり新築の方が良いと判断することができましたし、最新の情報として、これから建築する新しい物件を更地の状態で、提案してくれたりもしたのですが、実際に家が建っていないと判断ができないので、私たちには更地の段階で購入を決めるのは無理だということもわかりました」と、さまざまな住宅をご覧になるなかでご自分たちの求めるものが具体的になっていったことを語ってくださいました。
さらに「たくさん見てきたなかで、実はここより前にいいなと思った家が1件あったんです」と明かしてくださったご主人。しかしその家は日当たりが思ったほど良くはなかったのだそうです。「その他の条件は良かったのですが、やはり日当たりが気になったので、やめることにしたんです」と説明してくださった奥さまは、続けて「でもその後すぐにこの家に巡り合えたので、
大きな窓で広いウッドデッキとつながる2階のLDKは日当たりも開放感も素晴らしい 大きな窓で広いウッドデッキとつながる2階のLDKは日当たりも開放感も素晴らしい
大きな窓で広いウッドデッキとつながる2階のLDKは日当たりも開放感も素晴らしい
 あの家にこだわらなくて良かったと思っています」と話してくださいました。「この家は、日当たりや駅からの距離などの条件もよく、両親を含めみんなが納得して購入を決めることができました」。


広がりのある空間が気に入っています

太陽の光が降り注ぐ広々としたウッドデッキは栗原さんご一家のお気に入り 太陽の光が降り注ぐ広々としたウッドデッキは栗原さんご一家のお気に入り
 こうして栗原さんが購入されたご新居は、和泉区の落ち着いた住宅街に建つ白い外観がモダンで明るい印象の新築一戸建て。間取りは2階にLDKと水回り、1階にそれぞれ5.6畳と6畳の洋室が2部屋という2LDKです。最初は「少し狭いのでは?」と気になったそうですが、そんなとき後押しになったのが、お2人が今もとても気に入っているという、2階の広々としたウッドデッキでした。
お2人そろって「これがなかったら決めていなかったと思います」とおっしゃるウッドデッキは幅約2.5m、日当たりの良い建物の南東側一面をカバーする長さがあり、LDKと洗面所、バスルームのすべてがウッドデッキに面していて、LDKの大きな掃き出し窓だけでなく、バスルームからも出入りできる構造になっています。

洗面所はいつも明るく、広々としている。左奥のバスルームからは直接ウッドデッキに出ることもできる
「リビングは広くはありませんが、大きな窓で広いウッドデッキとつながっているので、一体感があって空間の広がりを感じることができるんです」と奥さま。ご主人も「天井が勾配天井になっていて高さをギリギリまで取ってあるので、圧迫感がなく明るくて広く感じますよ」と、実際の畳数以上に広く感じられるリビングに、ご満足されているご様子でした。
さらに、「ゆったりとしたお風呂も気に入っています」とご主人。「ウッドデッキに直接出られる扉があるので、とても明るくて開放感があるんですよ」。一方奥さまは白を基調とした明るい洗面所がお気に入りとのこと。「鏡が大きいのでとても広く感じられるんです。遊びに来た友だちなどは、よくウッドデッキと洗面所を褒めてくれるんです」と話してくださいました。
洗面所はいつも明るく、広々としている。左奥のバスルームからは直接ウッドデッキに出ることもできる


デザイン性と機能性を兼ね備えた家です

1階の一部屋は収納力たっぷり、おもちゃもいっぱいの子供部屋 1階の一部屋は収納力たっぷり、おもちゃもいっぱいの子供部屋
 2007年の夏の終わりにお引っ越しをされ、ご新居での暮らしも間もなく約半年を迎えられる栗原さんご一家。実際に暮らし始めてからのご様子についてうかがうと「大きなスーパーや公園、春から子供を通わせる幼稚園など、生活に必要なものがすべて近くにあって便利です」と奥さま。以前にお住まいだった賃貸マンションから遠くないのも嬉しいとのこと。「賃貸に住んでいたときの友だちともこれまでと同じようにお付き合いが続けられると思うと、引っ越しのときも気が楽でした」。また、便利さと環境の良さを語ってくださったのはご主人。「通勤にバスを使わなくていい便利さと、静かな環境がいいですね。

階段の壁に設けられているのは、写真などを自由に選んで飾ることができる作り付けの飾り棚 階段の壁に設けられているのは、写真などを自由に選んで飾ることができる作り付けの飾り棚
道路が幅6mほどと広いのも、車の出し入れや人が訪ねて来たときなどに便利です」。
また、家の造りについては「デザインなどを担当したコーディネーターのこだわりが感じられます」と語ってくださったお2人。「例えば階段に小さい窓があるんですが、位置が細かく計算されているので、オシャレなだけでなく階段がとても明るいんです」と奥さま。さらに「ウッドデッキの木材は、耐久性と美しさを考えて横浜大桟橋に使われているのと同じものが使用されているそうです」とのこと。こうした随所に見られるデザイン性と機能性の両方へのこだわりが気に入っているというお2人は「とくに高級という訳ではありませんが、自分たちの好みによく合った家だと思います」とおっしゃっていました。 最後に「自分でアレンジしていけるのが持ち家の楽しさだと思います」と話してくださったお2人。「小さいですが土のスペースがあるので、庭として上手くアレンジして花壇などを作ってみたいです」とおっしゃるのは奥さま。ご主人は「タバコを吸うとき用に、ウッドデッキの一部に屋根を付けたいです」とのこと。「細かいところに少しずつ手を加えたり、不便なところを直したり、楽しみなががらやっていければと思っています」と語ってくださいました。



お話をうかがって・・・

栗原さんのご新居はお2人がおっしゃっていたとおり、デザイナーズ住宅のようなお洒落さと、機能性とを備え、建売でこんな住宅もあるのか、と感心させられるものでした。この家に出会われるまでお子さんを連れてさまざまな住宅をご覧になったとうかがって、その行動力にさらに感心させられました。お子さんと一緒の住まい探しにさまざまな配慮があったとはいえ、やはり大変なことも多かったと思います。
 また、お2人の「自分たちの好みに合った家だと思います」という言葉が印象に残りました。栗原さんのお宅の場合なら、広いウッドデッキや家全体の高いデザイン性などですが、家にはそれぞれ個性があると思います。一般的な価値観だけに左右されずに、その家の個性が自分たちに合っているかを見極めることも、住宅選びには大切なことなのだなと感じました。

私がお客さまの立場だったら……と意識して取り組んでいきます
 栗原さまはご予算のほか、日当たりと駅からの距離をとくに重要視してご住宅を探していらっしゃいました。さまざまなご住宅をご案内しましたが、気になったご住宅ではすぐに駅までの道のりをチェックされたりなど、住まい探しにとても真剣に取り組んでいらっしゃるという印象でした。途中、中古住宅も視野に入れたいというお話があり、何件かご覧いただきました。お客さまのご希望が変化することはよくありますので、その都度ご希望に添えるよう柔軟な対応を心掛けています。栗原さまには中古住宅をご覧いただいた際、後からリフォームが必要になり費用がかかってしまう場合もあることなどをお伝えして、新築をご購入された方が総合的に良いのではないかとアドバイスさせていただきました。
一度気に入っていただいたご住宅を諦められたとき、もう住宅探しを辞めてしまおうかと思われたというお話をうかがってから、なんとか良いご住宅をご紹介しなくてはとそれまで以上に強く思っていたので、現在のご新居を気に入っていただけたときは本当に嬉しかったです。
住宅は良い所と悪い所を含めて価値が決まり、価格が付けられています。ときには厳しいことを言ってしまうこともありますが、その両方を知ったうえで後悔のないご判断をいただけるように、ご説明、アドバイスをさせていただいています。これからも常に私がお客さまの立場だったら・・・と意識しながら仕事に取り組んでいきたいと思っています。