ベージュの外壁がスッキリした印象の荒井さんのマイホームは、1階部分に駐車スペースを備えた3階建て
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荒井さんご夫婦がマイホームの購入を考え始めたのは、2007年の始め頃のこと。きっかけになったのはご結婚でした。「最初は妻が一人暮らしをしていた賃貸マンションに一緒に住み始めたんです」とご主人。「でも、やはり2人で暮らすには狭かったですし、賃貸に引っ越すと家賃だけでなく敷金や礼金もかかるので、だったらこのタイミングで購入した方が良いだろうという話になりました」とのこと。「それまで住んでいたマンションの家賃が、意外に高かったのも購入のきっかけになりました」とおっしゃるのは奥さま。「同じくらいの金額を住まいのために払い続けるのなら、家賃よりも家を買ってローンを払っていく方が、いずれは自分たちの資産になるし、良いかなと思ったんです」と、将来のことも考えた堅実な理由も語ってくださいました。
ご購入にあたってお2人が主な条件としたのは、双方のご実家から遠くないこと、駅から歩いて15分以内の距離で途中の道のりが明るいことでした。「2人の実家がそれぞれ港北区と厚木市なので、どちらからも遠過ぎない場所が条件でした」とご主人。奥さまは「仕事の帰りが遅いので、夜遅くても安全に歩いて帰れるところというのも大切なポイントでした」と話してくださいました。また、建物については「駐車場が必ずあって間取りが3LDKあれば良いかなというくらいで、あまり細かいこだわりはありませんでした」とおっしゃるお2人。「建物そのものよりも、エリアや予算が希望に合っているか、暮らしやすい地域かどうかといったことの方を重視しました」。

ご購入を決めてからしばらくのあいだは、インターネットの不動産情報サイトなどを通じて情報収集をされていたという荒井さん。しばらくはインターネットで検索して、良さそうなものを見つけると不動産会社に問い合わせるという繰り返しで、大和住販もそのなかの一社でした。「問い合わせをすると、電話や郵送で回答をしてくれる会社がほとんどだったんですが、大和住販の営業担当さんだけが、家のポストに資料を入れておいてくれたんです」と説明してくださったのはご主人。切手の貼られていない封筒をご覧になって、わざわざ来てくれたことに気付かれたというお2人は「そこまでしてくれたのは営業さんだけだったので、この方にお願いしようと決めて電話しました」と、大和住販に連絡を取られるまでの経緯を話してくださいました。
「実際にお会いした営業さんはいろいろな話をしてくれて、とても親しみやすい方でした」と印象を語ってくださったご主人。また、「たくさんの図面や資料のなかから希望に合った住宅を選ぶときも、営業さんがこちらが伝えた条件に合うものを上手に絞り込んでくれたので、効率良く探すことができたと思います」とのこと。一方「実際に家を見に行ったときも、それぞれの家の良いところだけでなく、マイナスの点についてもきちんと話してくれたので、とても信頼できる方だなと感じました」と語ってくださったのは奥さま。お2人とも、「営業さんは的確で誠意のある対応をしてくれました」とご満足されているご様子でした。

2方向の窓から日射しが入り、明るく風通しも良いリビング
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「営業さんの案内で見に行った家は4件ほどでした」と話してくださった荒井さん。そのなかで最後にご覧になったのが現在のお住まいだったのだそうです。しかしご主人によると「実はここの前に見に行った家も良いかなと思っていたんです」とのこと。その住宅を選ばれなかった理由をうかがうと「営業さんが近くに送電線の鉄塔があることを教えてくれて、そのことが少し気になったので、そこには決めませんでした」と答えてくださいました。「営業さんは購入してから後悔するようなことがないよう、買う人の立場になって、気になる点をはっきりと指摘してくれたので、本当に安心して検討することができました」。
白木のダイ二ングセットが優しい雰囲気を創り出すダイ二ングスペース
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現在のお住まいをご覧になると、すぐに気に入ってほぼ即決でご購入を決められたという荒井さん。その素早い決断のポイントをうかがうと、ご実家に近く駅から歩ける距離といったお2人の条件にピッタリだったことに加えて、「近くに商店街やいろいろな飲食店があり、高速のインターが近かったことなども気に入ったポイントですね」と語ってくださったお2人。「散歩やショッピングをしたり、車で遠出することが好きな自分たちのライフスタイルには本当にピッタリの場所でした」とのこと。「見てすぐに、これだけの条件がそろって、価格の面でも希望どおりの家はまずないだろうと思いました」。
しかし、実際にお2人がご覧になったときは建物はまだ建築が始まったばかりで、購入前に完成した状態を見ることはできませんでした。この点について「ここは数棟の分譲で同じ会社が建てた家がもう完成していたので、外観はその家でイメージできたし、家の中は営業さんがほぼ同じ間取りの家を見せてくれたので不安はありませんでした」とはっきりおっしゃったお2人は「やはり何よりも、自分たちの生活にピッタリだと感じられたことが決め手になったと思います」と、そろって話してくださいました。

3階のひと部屋は現在、お2人がパソコンを使うための部屋になっている
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こうして荒井さんが手にされたのは、便利な幹線道路から1本奥に入った住宅地の一角に建つ、3階建ての新築住宅です。土地の広さは15坪弱と広くはないですが、1階部分にはお2人が必須条件にされていた駐車スペースが設けられ、間取りも希望されていたとおりの3LDKが確保されています。1階には6畳の洋室、2階には生活の中心となる14畳弱のLDKとバスルーム、3階にはそれぞれ6畳の洋室が2部屋あり、トイレも1階と3階の2ヶ所に設けられています。
当初あまりこだわりはないとおっしゃっていた建物の造りや間取りなどについて「土地は広くないですが、家としての広さや間取りはこれだけあれば十分だなと感じています」と語ってくださったお2人。「LDK以外にも3部屋あって子供ができても自分の部屋を持たせてあげられるし、リビングも思っていたよりもゆったりとしていて快適です。
たくさんのマンガが置かれた1階の洋室は、奥さまの趣味の部屋
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出入りする人の顔をリビングに居ながら見られる『リビング階段』という構造も気に入っています」とのこと。また「設備もシンプルというか、最低限必要なもの以外はほとんど付いていないのですが、その分価格が抑えられているというのが私たちにとってはかえって良かったです」と語ってくださったのは奥さま。「例えばカーテンレールも自分たちで付けたのですが、その方が好きなものが付けられるうえに安上がりでした」とのこと。さらにお2人は「最初からいろいろ付いていなければ、自分たちの生活に合わせて、必要になったとき、必要な設備だけを効率良く取り付けることもできると思います」とシンプルな設備のメリットを語ってくださいました。
壁の色がシックなバスルーム。東向きに窓があり、湿気がこもらないのがよいとのこと
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2007年の6月末にご新居での生活をスタートした荒井さんご夫婦。新生活についてうかがうと、お2人とも「ご近所の人たちが親しみやすくて、本当に暮らしやすい良いところです」と話してくださいました。「駅前には昔ながらの商店街もあって、意外なものが安く買えたりするので買い物も楽しいんです」と笑顔のお2人。また「実は小学校2年生まで、この近くに住んでいたんです」とおっしゃる奥さまは「街の様子はすっかり変わっていますが、通っていた小学校も近くにあるし、何となく懐かしい気もします」と語ってくださいました。
さらに「この家は幹線道路にわりと近いんですが、お互い賑やかな環境で育ったせいか、私たちにとってはあまり気にならないんです」とおっしゃるお2人。「夏は窓を開けていると風通しが良くて、猛暑でもエアコンが必要ないほど涼しかったんですよ」とのこと。「大きな道路に近いことは、音の心配よりも車で外出しやすかったり、インターが近かったりするメリットの方が大きいですね」とおっしゃるのはご主人。また、「大通り沿いには新しいレストランなども増えてきているので、週に一度は2人で外食しています」とのこと。週末になると昼間は散歩やショッピング、夜は食事に出かけて…と退屈知らずなのだそうです。
最後に、「この家を、友だちが気軽に遊びに来て、泊まって行ってくれるようないつも暖かな家にしたいなと思っています」と今後について話してくださった奥さま。「子供ができたら、子供の友だちにも自由に遊びに来てもらいたいですね」とおっしゃるのはご主人。「家族みんなの友だちが気軽に遊びに来られるような、明るい家を作っていきたいと思っています」と語ってくださったお2人の笑顔が印象的でした。
荒井さんは建物の細かな間取りや設備などよりも、立地や住みやすい環境をより重視して住まい探しをされていました。最初から最後までこの方向性を貫いたことが、お2人の住宅購入成功のカギだったと思います。また、お話をうかがっていて、お2人がいくつもの不動産会社のなかから、資料を直接届けてくれた大和住販の営業さんを選ばれたことも、1つのターニングポイントになったのではないかと思いました。
お引っ越しをされてから、日々の生活のなかで地域の人たちとの親しみを感じたり、週末にはショッピングやお食事に出かけたりしながら、新しい生活を満喫されているご様子を語ってくださったお2人の笑顔が、本当に印象的でした。住宅を購入して長くそこに住むことを思うと、家の広さや造りなどが住む人に合っているのは快適な暮らしのために大切なことですが、家だけでなくご近所の方や地域の環境がその人のライフスタイルに合っていることも大切なのだなと強く感じました。 |