白とグレーのタイル貼り風の外観がスタイリッシュな印象の由井さんのお宅
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由井さんご夫婦がご新居を探し始められたのは2007年1月のこと。きっかけはご結婚でした。「結婚して一緒に生活することになり、本当は私の実家で両親と4人で暮らせればと思ったんですが、実家は同居には狭いということもあって、このタイミングで良い家があればと思ったのがきっかけです」と説明してくださったのはご主人。ご実家が品川区だったため、当初は都内でのご購入を考えられたそうです。「最初は通勤のことを考えて、山手線の駅まで30分で出られる範囲で、最寄り駅からは歩ける場所という条件で探しました」とご主人。「実家の近くにとてもいい雰囲気の商店街があって、そこもすごく気に入っていたので、品川区を重点的に探したんですが、都内の条件の良い家はやはり値段もとても高くて手が出なかったですね」と話してくださったのは奥さま。お2人は練馬区や足立区の住宅も数件ご覧になったそうですが、これと思うものには巡り合えなかったのだそうです。
予算のことなどを考え併せると、すべての条件を満たすのは難しいと考えたお2人は「通勤時間が1時間くらいで日当たりが良いこと、といういちばん重視したい2つの条件に絞って探してみることにしました」とのこと。「実家とはあまり離れたくなかったので、都内に限定せず品川へのアクセスを考えて絞り込んで行くと、埼玉や千葉方面よりも横浜方面が便利だということになったんです」とご主人。こうして横浜がお2人の候補地のひとつになりました。

フリーペーパーなどを通して横浜の物件情報をご覧になるようになったお2人は、その中に良いなと思う住宅を見つけて、問い合わせ先の大和住販にご連絡をして、大和住販に足を運ばれました。「ラジオCMで名前を耳にしてどんな会社なんだろうと思っていたんですが、実際に行ってみるとお店の中が明るくて、ご夫婦や家族連れなどお客さんがたくさんいたので、入りやすかったです」とお2人。「エリア別に細かく分類された物件情報がズラーッと並んでいて驚きました」と印象を話してくださったのは奥さま。ご主人は「情報は区分がとても分かりやすくて良かったですよ」とおっしゃっていました。さらに奥さまは「これだけたくさんの中から選ぶのは大変かなとも思ったんですが、営業担当さんは絞り込みがとても上手で、こちらが条件を伝えると、それによく合った家を紹介してくれたので、本当に助かりました」と、不動産のプロの的確な対応に感心されたご様子でした。
また、「お店で話をしている間も、商談というよりは打ち合わせという感じで、とても話しやすかったです」と語ってくださったご主人。奥さまも「不動産のような大きな買い物をしようとしているとは思えないほど、気軽に何でも話せました」とのこと。お2人とも「営業担当の方のしっかりした対応と気さくな人柄のおかげで、楽しく家探しができたと思います」と、笑顔で語ってくださいました。
3ヶ所ある窓から光が降り注ぐLDKは、ご夫婦のくつろぎの場所
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「横浜で見に行った家は、営業さんが案内してくれた4件だけでした」とご主人。「本当はあと何件か見るつもりだったんですが、ここを見たらもうほかは見なくていいと思ったんです」とのこと。「ここは駅から歩いて数分という近さで、しかも南向きの角地だった点が気に入りました」とご主人。また、品川区のご実家の住環境がとても気に入っているというお2人は「昔ながらの住宅街のような、ご近所の顔が見える生活がしたいと思っていたので、大きな分譲地などよりも、ここのように一棟だけというほうが私たちの希望には合っていました」とも話してくださいました。ご覧になって即決されたというお2人は、さらに「この家を紹介されていなかったら、今もまだ探していたかもしれないです。営業さんには感謝しています」と語ってくださいました。
とはいえ、ご覧になった時点ではまだ更地だったため、実際に建物が建った様子やそこでの生活をイメージするのは大変だったとのこと。「でも、内装や水回りなどの設備については、同じ仕様のものを見せてもらえたので、それでイメージが固まりました」と奥さま。ご主人は「実際に建築を担当する工務店の方に直接会って説明を聞くこともできたので、安心でした」と話してくださいました。
ご契約から家が完成するまでの約5カ月間の様子を「自分たちの家が出来上がっていくのは、ワクワクして楽しかったです。建築中は週末ごとに家を見に来ていました」と話してくださった奥さま。また、ご主人のご両親も、建築中の様子をよく見に来られていたとのこと。「平日に見に来て大工さんとお茶をしたり、ご近所の方と話をしたりもしていたようです。写真を撮って来て今日こんなことがあったよと話してくれたりもしました」とお2人。「この家は、私たちだけでなく家族みんなに見守られて建った家ですね」。

タイル貼りの壁がオシャレな白いキッチンは奥さまのご希望どおりの壁付けタイプ
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こうして由井さんのマイホームとなったのは、鶴見区の昔ながらの住宅街に建つ3階建ての新築住宅。土地は広さ19坪ほどとコンパクトながら形の良い長方形で、角地のためとても日当たりが良い家です。駅から徒歩数分の便利な場所とは思えないほど落ち着いた印象の町並みのなかで、由井さんのご新居の真新しい白い外観は、とても印象的でした。玄関脇にビルトインの駐車スペースを設けた建物の間取りは、3LDK。1階に約5.5畳の洋室、2階に約16畳のLDK、3階にそれぞれ約6.5畳と5.5畳の洋室2部屋とお風呂、洗面所がある造りとなっています。
家の中のことよりも立地条件を優先して選んだというお2人ですが、最低3LDK以上の間取りということのほかに、奥さまが強く希望されていたのが、壁付けタイプのキッチンでした。「対面式のキッチンはマンションのものというイメージがあって、嫌だったんです」と語ってくださった奥さま。ご希望どおり壁に沿って設
窓も大きく明るいお風呂。3階にあるため、入浴後すぐ寝室に行けるのも便利とのこと
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置されたキッチンは、シンクの前に設けられた窓からの光でいつも明るく、リビングからキッチンにかけて一直線なので使い勝手が良く、とても気に入っているとのことでした。
そのほかのお気に入りのポイントをうかがうと、LDKがきれいな長方形であることを挙げてくださった奥さま。「形が良いと広く感じられますし、凸凹したところがないので使いやすく、掃除もしやすいです」とのこと。また奥さまは「家の中を暖かく見せてくれる、天井のダウンライトも気に入っています」とおっしゃっていました。さらに、お風呂や洗面所が3階にあることを挙げてくださったお2人。「住み始めて感じたんですが、朝起きてすぐ顔を洗えるし、夜はお風呂に入ったあとすぐに寝室に行けて良いんです」と生活してみて分かった便利さについても語ってくださいました。

バルコニーに続く掃き出し窓のある3階の1室は現在奥さまの部屋として使われているとのこと
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由井さんがご新居にお引っ越しをされたのは、2007年7月末。新生活を始めてから、お2人は何より駅が近いことの便利さを実感しているとのこと。「これだけ近いと、帰りが遅くても安心です」とご主人。奥さまは「急に雨が降って来ても駅からなら走って帰って来てしまいますね」とおっしゃっていました。また「この家は窓が多くて、日の当たらない時間帯がないというほど日当たりが良く、風通しも良いんです」とお2人。「冬場でも日中のリビングは暖かいですし、夏は窓を開けるだけで快適に過ごせました。まさに、"光と風の家"ですね」とご満足そうに話してくださいました。
続けて「羽田空港が近いので、離発着する飛行機が3階から本当にきれいに見えるんです。夏には横浜の花火大会もよく見えました」と話してくださったお2人。
1階の玄関脇にある部屋は、お2人が主にパソコン作業に使うという書斎
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「この眺めの良さは、住んでみて分かった嬉しいおまけですね。家が3階建てで良かったと思っています」。
さらに「近所の商店街がすごく気に入っているんです」と奥さま。「人と会話しながら買い物ができるのは本当に楽しいんです」とおっしゃるだけあって、普段のお買い物はすべて商店街でされているのだそうです。
また「ご近所の方が『お帰りなさい』『お疲れさま』と声をかけてくれるのが嬉しいですね」とお2人。「立地にもご近所にも本当に恵まれていると思います」と話してくださいました。ほかにも商店街やご近所のエピソードをたくさん披露してくださったお2人。楽しそうに語ってくださる言葉から、ご希望に合ったマイホームと住環境を手にされたお2人の新生活の充実ぶりが伝わってくるようでした。
当初、品川区を中心とした都内で探されていた由井さんご夫婦は、横浜というお2人にとっては新しい土地でマイホームを購入されました。他のエリアに目を向けることで、ご希望に合った住宅を購入できたのには、お2人の条件がしっかりと固まっていて、順位付けがハッキリしていたことが大きかったのではないかと思います。
ご購入前は、いくつかの譲れない条件以外あまり細かい条件を挙げていらっしゃらなかったお2人が、お引っ越しをされてから、商店街でのお買い物の楽しさや3階からのすばらしい眺めなど、ご新居の立地や間取りに新たに良さを見いだして、それらを楽しみながら生活されているご様子をうかがっていて、条件に合っているかどうかだけでは計れない、暮らす楽しさを教えられた気がしました。
また、「この家を紹介されていなかったらまだ探していたかもしれない」という由井さんの言葉からは、良い住宅に出合うには、そのサポートをしてくれる良い不動産会社の担当者の存在が本当に大切なんだとういうことを、改めて感じました。 |