オーナーズインタビュー 佐々木さんファミリー

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

この家と縁があったのかな、と思います。佐々木さんファミリー 佐々木さんファミリー
佐々木さんファミリー 佐々木さんファミリー
佐々木さんファミリー

 今回お伺いしたのは、まだ0歳のお子さんがいらっしゃる3人家族の佐々木さんのご新居。奥さまのご出産前に契約をされ、お子さんが生まれて落ち着くのを待ってからお引っ越しという難しいタイミングのなか、住宅購入を成功させた佐々木さんに、ご購入の経緯や決断のポイント、お引っ越し後の新生活のご様子など、幅広く語っていただきました。

最初はマンション購入を考えていました

アイボリーと深いベージュの2色使いの外壁が印象的な佐々木さんのご新居。手前には2台分の駐車スペースがある アイボリーと深いベージュの2色使いの外壁が印象的な佐々木さんのご新居。手前には2台分の駐車スペースがある

 横浜市鶴見区の賃貸マンションにお住まいだった佐々木さんご夫婦が、住宅購入を考えるようになったのは、2007年の夏のこと。当初は分譲マンションを希望されていました。「買おうと考えたきっかけは、自分の年齢が30代になったことや、住宅の価格がだんだん上がってきていることなどの要素が重なって、そろそろタイミングかなと思ったことですね」とご主人。マンションの購入を希望された理由については「希望していた鶴見、川崎周辺の利便性の良いエリアには、予算内で探すと一戸建てより分譲マンションのほうが多かったので、自然とマンションが第一候補になったんです。また、一戸建ては高いというイメージがあったので自分たちには無理だと思っていました」と説明してくださいました。また、当時奥さまが妊娠中だったため、お2人はお子さんが生まれて少し落ち着いてからのお引っ越しを希望されていました。さらにご主人は「賃貸の契約更新までちょうど1年ほどだったので、ゆっくり探してそれまでに引っ越したいという思いもありました」と、さまざまなタイミングを考えながら住宅探しを始められたことを話してくださいました。
探し始めの頃は、マンションのモデルルームを中心にご覧になったという佐々木さん。しかしご自分たちの条件をしっかりと決めて整理するうちに、ご希望が変化していったといいます。「最初は鶴見、川崎周辺エリアで、駅かバス停から近い場所、間取りは3LDK以上ということくらいしか考えていませんでした」というお2人ですが、「2台持っているバイクを置くスペースが必要なことや、これから子供を育てていくことなどを考えると、一戸建てのほうが良いなと考えるようになったんです」とのこと。こうしてお2人の、一戸建てのマイホーム探しがスタートしました。


営業さんがいちばん親身になってくれました

 佐々木さんが大和住販を訪れたのは2007年の11月頃。「住宅情報冊子を見て、問い合わせ先になっていたうちの何社かに行ってみたんですが、大和住販もそのうちの1社でした」とご主人。「店内は広くて明るかったですね。最初はちょっと情報を見てみたいという気持ちだったので、物件情報検索用のコンピューターを自由に使うことができたのは良かったです」と話してくださったお2人。「そのあと、声をかけてくれた営業さんが担当になったんです」と振り返ってくださいました。
数社の不動産会社に足を運ばれたなかで「大和住販の営業さんが、いちばん親身になって対応してくれました」とおっしゃるお2人。「初めて不動産会社に行ったときは、頭金の額をいくらにするかなどがまだはっきりと決まっていなかったんですが、営業さんはその段階に応じたアドバイスをしてくれました」とのこと。ほかの不動産会社では、予算や条件がもう少し具体的になってからのほうがいいのでは・・・という消極的な対応をされることが多かったそうですが「営業さんはこちらの希望をよく聞いてくれて、ローンのシミュレーションなどをしながら、それを実際の物件情報に結び付けて紹介してくれたので、具体的なイメージを持つことができました」とおっしゃるお2人。「私たちの立場に立って考えてくれる営業さんのしっかりとした対応に信頼感が持てたので、大和住販で買うことにしようと決めたんです」と話してくださいました。


リビングの掃き出し窓は南向きで、日当たり、風通しとも申し分ない


リビングの掃き出し窓は南向きで、日当たり、風通しとも申し分ない リビングの掃き出し窓は南向きで、日当たり、風通しとも申し分ない  
営業さんの案内で5~6件の住宅をご覧になった佐々木さん。しかし「鶴見、川崎のエリアで予算内の家となると、日当たりが良くなかったり少し狭かったりして、条件に合うものはありませんでした」とのこと。そこでお2人は探すエリアを広げるという決断をされることになります。「実際の家を見てみて、すべての条件を満たすのは予算内では難しいということが分かったので、通勤がこれまでと比べて少し大変になっても、日当たりや広さなどの住環境を優先しようと考えたんです」と話してくださったのはご主人。そして、案内から戻った大和住販でちょうどその相談をされていたとき、現在のお住まいの情報が届いたのだそうです。
まだ広告などには出ていない、入ってきたばかりの情報を紹介されたお2人は「場所は旭区で当初の希望エリアではありませんでしたが、そのほかの条件が良さそうだったので、見に行ってみることにしました」と、すぐに現地に向かわれました。そして、まだ更地の状態だった現地をご覧になって、すぐに購入を決断されたのだそうです。「もちろんすぐ決めることに不安はありましたが、周囲に緑が多く静かで土地は広かったですし、車2台分の駐車スペースと庭が取れることなど細かい説明もしてもらえたので、ここならいいなと思えたんです」とお2人。また「買うとき更地だったことは、自分たちの希望を取り入れて家を建ててもらえるだけでなく、建築期間中に子供が生まれ、
壁と天井、ダイ二ングセットの白が相まって、明るく清潔感のあるダイ二ング キッチンは黒で統一され、シックな印象。奥に窓があり、明るく使い勝手も良いとのこと
 (上)壁と天井、ダイ二ングセットの白が相まって、 明るく清潔感のあるダイ二ング
 (右)キッチンは黒で統一され、シックな印象。奥に窓があり、明る く使い勝手も良いとのこと
落ち着いてから引っ越しができるというメリットもありました」とも話してくださいました。さらに「見たのが夜だったので日当たりは確認できなかったんですが、ここなら大丈夫という営業さんの言葉を信頼しました」と語ってくださったお2人。「営業さんも言っていたように、この家と縁があったのかな、と思います」とおっしゃっていました。



自分で決めたぶん、愛着もあります

ご一家の寝室は、2階でいちばん広い7畳の洋室 ご一家の寝室は、2階でいちばん広い7畳の洋室
 こうして佐々木さんが2007年12月に購入されたマイホームが完成したのは2008年の5月のこと。横浜市旭区の静かな分譲地の一角、約43坪ほどの広い土地に建つ新築住宅は、2台分の駐車スペースとお庭に加え、2台のバイクを置いても十分な広さがあります。周辺は緑が豊かで家の東側には小川が流れ、桜などの木が植えられた緑道が整備されています。建物の間取りは4LDK。1階に15.75畳のゆったりしたLDKと5畳の和室、2階にはそれぞれ広さ5畳、5.5畳、7畳の洋室が3部屋という造りになっています。
 建物については、おおまかな間取りが決まっていた以外、すべてご自分たちで決めることができたそうですが、ご主人によると「間取りは収納を増やしてもらったくらいで、最初に出してもらったプランをほとんど変える必要はありませんでした」とのこと。それ以外の、壁紙や床の色、外壁、キッチンやお風呂の仕様や色などは、建設会社と打ち合わせを重ねながら、すべてご自分たちで選ばれたというお2人。奥さまは「建設会社が出してくれるカタログを見たり、設備のメーカーのショールームに行ったりしながら選ぶのですが、

リビングに隣接する5畳の和室。リビング同様、南側の窓からの日射しでいつも明るい リビングに隣接する5畳の和室。リビング同様、南側の窓からの日射しでいつも明るい
逆に迷ってしまうぐらい選択肢が豊富でした」と話してくださいました。お2人はそこから室内が明るく感じられるよう、白い壁紙や明るめの色の床材などを選ばれました。そんなお2人のご希望どおり、南向きの大きな窓から光が入るリビングをはじめ、2階の各部屋もとても明るい空間となっています。
 建設が始まってからも何度も現場に足を運んでわが家が出来ていく様子をご覧になっていたというお2人は「いろいろ選んでいるときは悩むこともありましたが、やはり出来上がってみると自分で決めたぶん、愛着もありますね」と話してくださいました。



条件をハッキリ伝えることが大事だと思います

建物の西側にあるお庭。芝を敷いたり木を植えたりしたいとのこと 建物の西側にあるお庭。芝を敷いたり木を植えたりしたいとのこと
 2008年1月にお子さんが生まれ、5月末からご家族3人でご新居での生活をスタートさせた佐々木さん。お子さんが生まれて間もなくのお引っ越しは大変だったのでは?とうかがうと「さすがに、引っ越し屋さんにすべてお任せのプランを選びました」とお2人。奥さまは「営業さんは引っ越し会社の選び方もアドバイスしてくれたんですよ」と話してくださいました。 「引っ越してきて、これまでといちばん変わったのは、周りが静かになったことですね」とおっしゃるのはご主人。「自分が育ったのと同じような、緑の多いところで子供を育てられるのは嬉しいです」と、近くに小川が流れる自然豊かな環境に満足されているご様子。奥さまは「駅やスーパーなどが以前より遠くなり、慣れるまでは不便に感じましたが、今は環境がいいのがいちばんだと思っています。ここは幼稚園や小学校が近くにあるのも良いですね」と話してくださいました。
 また「ここは本当に日当たりがいいですし、窓を開けておくといい風が入ってくるんです」と家の快適さについても語ってくださったご主人。奥さまも「自分で選んだキッチン等の設備は、使い勝手も良く気に入っています」とのこと。今後は「家を買ったら欲しいと思っていた庭が持てたので、

ダイ二ングの窓から見えるのは、家の東側を流れる川と緑豊かな遊歩道 ダイ二ングの窓から見えるのは、家の東側を流れる川と緑豊かな遊歩道
芝を敷いたり木を植えたりして楽しみたいです」と語ってくださいました。最後に住宅購入を考えている方に向けてのメッセージをお願いすると「まずはしっかりと条件を決めて、不動産会社の担当者にハッキリ伝えることが大事だと思います。そうすれば、プロとしてしっかり条件に合うものを探してくれるし、いろいろなアドバイスをしてくれるはずです」とご主人。「あとはすべての条件に合うものがないとき、何を優先するかを決めておくことですね」とご自身の経験を踏まえて語ってくださいました。



お話をうかがって・・・

佐々木さんは当初、ご主人の通勤に便利な地域のマンション購入を希望されていましたが、広さや環境など、その他の条件を考えるなかでご希望が変化し、最終的にとても環境の良い場所に広々とした一戸建てを購入されました。お話をうかがっていて、現在のお住まいを手にするまでの最大のターニングポイントとなったのは、「環境を優先して、探すエリアを広げよう」という決断だったと感じました。それだけに「条件のなかで何を優先するかを決めておくことが大切」というアドバイスには強い説得力がありました。
また「担当者に条件をハッキリ伝えれば、しっかり探してくれるし、アドバイスももらえる」という言葉は、佐々木さんが営業さんから良いサポートを受けることができたからこその言葉だと思います。この言葉を聞きながら、まずはどんな条件や希望でもしっかり聞いて対応してくれる頼れる担当者を見つけることが大事だな、と思いました。

楽しみながらご住宅探しをしていただける営業をしていきます
 佐々木さまは、2007年11月にご来店された、とても仲の良いご夫婦でした。最初はご主人さまの通勤を考えて鶴見区から川崎駅付近を中心に探されたいとのことでした。また、お子様が生まれてからのお引っ越しをご希望でしたので、着工する前のご住宅をと思いましたが、その条件だけでも数が限られてしまい、ご紹介するのが難しかったです。
当初ご希望だったエリアのご住宅を一通りご覧いただきましたが、やはり佐々木さまのご条件に合うものはなかったため、環境、日当たり、間取りなどのどこを我慢できるかをうかがったところ、通勤時間ということでしたので、無理のない程度で範囲を広げてお探ししました。佐々木さまとお話し中に、お選びいただいたご住宅の情報が入ってきたときは、土地の広さ、日当たりの良さ、緑が多く静かな環境、ご希望どおりのタイミングでお引っ越ししていただけることなど、佐々木さまの条件にピッタリで、まさに運命だと思いました。何棟かの分譲地でしたので、気に入っていただけるならいちばん良い区画を選んでいただきたいと思い、すぐに現地にご案内しました。佐々木さまは本当に素早く、良い決断をされたと思います。完成したお住まいはとても快適そうで、思わず私が住みたいと思ってしまいました。
この仕事をしていていちばん嬉しいと感じるのは、私がご提案させていただいたご住宅をお客さまが気に入ってくださったときです。これからも、お客さまに楽しみながらご住宅探しをしていただけるような営業を心掛けていきたいと思います。