藤田さんのご新居は、駐車場を囲むように建つ白いタイル貼りの外壁がスッキリと明るい印象のマンション
|
マイホームを購入されるまで、藤田さんご夫婦は川崎市内の賃貸住宅にお住まいでした。今回このタイミングで住宅購入を考えられたきっかけをうかがうと「実は、まだ家を買うつもりはなかったんです」とお2人。ご主人は「いずれは家を買いたいというすごく漠然とした思いはありましたが、何年かしたら真剣に考えようという程度で、まだ先のことだと思っていました」と話してくださいました。
そんな藤田さんが不動産会社に足を運ばれるきっかけになったのが奥さまのお母さまの言葉でした。奥さまのお母さまは、お2人のところへいらっしゃる途中、電車の中でたまたま大和住販の不動産フェアの中吊り広告をご覧になったのだそうです。奥さまは「母がそれを教えてくれて、じゃあフェアをやっているあいだに一度行ってみようということになり、2人で行ったのが始まりです」と説明してくださいました。
こうして奥さまとお母さまが大和住販を訪れたのが2008年4月の終わり頃のこと。それまでまったくご存じなかったという大和住販を初めて訪れたときの様子を「どんなものがあるのかちょっと見てみたいという本当に軽い気持ちだったので、すぐに営業の人にあれこれ質問されたりすることなく、最初は自分たちだけで情報を自由に見ることができたのが良かったです」と語ってくださった奥さま。「その後こちらから声をかけて話をしたのが営業の営業さんだったんです。営業さんはとても親しみやすく話しもしやすい人で、丁寧でしっかりした対応をしてくれました」と振り返ってくださいました。

最初の訪問から約1週間ほどして、ご夫婦で再び大和住販を訪れた藤田さん。「川崎駅を中心としたエリアのマンション」というご希望はあったものの、お2人のご新居に対する条件はまだ漠然としたものでした。エリアについては「それまでの賃貸が川崎駅に近く、生活にも通勤にも便利だったので、生活圏が大きく変わらない範囲内を希望していました」とある程度ハッキリしていましたが、「建物についてはできるだけ広いことと、築年数が10年以内くらいであまり古くないものということくらいしか考えていませんでした」と話してくださいました。
そんななか「営業さんと話したり資料を見せてもらったりして、希望するエリアの相場などが分かってくると、自分たちの希望も具体的で現実的になっていきました」と話してくださったご主人。さらに現地をご覧になって「図面を見て良さそうだと思っても、実際に見てみると環境が良くないところもあり、日当たりや環境も大事だと気付きました」とおっしゃるお2人は「川崎駅周辺だけだと選択肢が少ないということも分かり、探す範囲を鶴見区の方に少しずつ広げていきました」と話してくださいました。
また「営業さんはマンションを見るときのポイントやどんなところに注意して選べばいいかといったことも教えてくれました」と話してくださったお2人。「部屋の広さやリフォームの状態など目に見えるところはもちろん、大規模修繕が行われるタイミングやその際の費用負担のことも考慮に入れて選んだほうが良いといったことは、営業さんの話を聞かなければ分からなかったのでとても助かりました」とのこと。お2人は「不動産のプロならではの住宅の見方を教えてもらったことで、自分たちもポイントを押さえて現地を見ることができ、判断もしやすくなったと思います」と話してくださいました。

東南向きに大きな窓があるため、光がよく入り一日をとおして明るいリビング
|
藤田さんが営業さんの案内でご覧になったマンションは当初ご希望だった川崎市内と鶴見区の両方で計7件ほど。案内の最中、川崎と鶴見はひと駅しか離れていないのに街の雰囲気が大きく違うのに驚かれたという奥さまは「実際に見てみないと分からないものだなと実感しました」と話してくださいました。 ご覧になったマンションのなかで、すぐに現在のお住まいを選ばれたというお2人。ご決断のポイントをうかがうと「ほかのところと比較して、格段に広かったんです」とのこと。「ほかは60?前後の広さが多かったんですが、ここは81?あったんです」。また「完全にリフォームされていてとてもキレイで、何も手を加えずに住める状態だったのも良かったです」と話してくださったご主人。さらに「すぐとなりに大きな公園があり、環境が良いことも大きなポイントでした」とお2人。「鶴見駅からバスで20分ほどと少し遠いのですが、この広さと環境はほかにはないものでした」
リビングに隣り合う和室。広さが6畳あるためリビングと一続きにすればかなり広々と使うことができる
|
と話してくださいました。 決断がとても早かったことについて「ほかにも見に来ていた人がいたことも要素の1つだったと思います」とおっしゃるお2人は「家は高価な買い物だけに、こうした後押しや勢いがなければ決められなかったと思います」と語ってくださいました。「大和住販に足を運ぶきっかけを作ってくれた母も、ここを買うと話したときは『もう決めたの?』と驚いていました」とおっしゃるのは奥さま。「こんなに早く買えるとは思っていませんでしたが、今は本当にここにして良かったと思っています」とお2人そろって満足そうな笑顔で語ってくださいました。
こうして藤田さんのご新居となったのは横浜市鶴見区にある総戸数126戸の大規模マンション。高層マンションではなく、広々とした敷地に3階建てから6階建ての建物が、居住者専用の駐車場を囲むように建てられた個性的な造りとなっています。築年数もまだ5年と新しく、白い外壁もとてもきれいです。気になる防犯面も管理人が常駐しているうえ、各戸にホームセキュリティーシステムが設置されているので、万全とのこと。また、約30ヘクタールの広大な敷地に豊かな緑と大きな池などを有する公園がすぐ近くにある静かで落ち着いた環境と、バス停のある大通りにも出やすい便利さの両方を備えた立地はこのマンションの大きな魅力のひとつです。
藤田さんのお住まいは3階建ての建物の2階。間取りは約11畳のLDと6畳の和室、それぞれ約6畳と7畳の洋室が2部屋という3LDKです。完全リフォームを施された室内は隅々まできれいで、白い壁と明るい色のフローリングがスッキリとした印象です。
ご新居の気に入っている点をうかがうと、まず「リビングの窓が東南向きで、外が駐車場なので日射しが遮られることなく
約7畳と広めの洋室。現在はおもにご主人が使われているとのこと
|
とても明るいんです」とご主人。また「建物の造りがいいのか、上の階の足音などの生活騒音もなく快適です」とのこと。一方奥さまは、お風呂の自動給湯システムやエントランスの宅配ボックスなど便利な設備を挙げてくださいました。さらに「ウォークインクローゼットもあり、収納が充実しているのが嬉しいです」とお2人。「今は収納が余るほどなので、しっかり整理して室内をスッキリ保ちたいです」とのこと。たくさんのポイントを上げてくださったお2人は「ここは駅から遠い点を除けば満点だと思います」と話してくださいました。
藤田さんがご新居にお引っ越しをされたのは2008年7月のこと。お2人は最初、通勤にバスを使うのがちょっと心配だったそうですが「バス停も近いし本数も多いので、帰りが遅いときに終バスの時間が気になるくらいで、とくに不便は感じないです」と語ってくださったのはご主人。
東南向きで日当たりの良いベランダ。奥さまはここでいろいろな植物を育てたいのだそう
|
また奥さまは「ずっとやっている合気道の道場が鶴見にあるので、今までより場所が近くなり、これからも続けられるのが嬉しいです」と話してくださいました。
新しい生活がスタートして数カ月、お2人にはまだあまりマイホームを持ったという実感はないとのこと。それでも「カーテンをオーダーして作ったり、壁にフックを取り付けたり、玄関に網戸を付けたりしたときは、自分の自由にできる家なんだと感じました」と奥さま。ご主人も「家に合わせて家具を選んだときや、今までスペースの関係で置けなかったベッドを買ったときは、家を買えて良かったなと思いました」と、お2人それぞれが折りに触れて“持ち家”を実感され始めているようでした。
これからマイホームを購入する方へのアドバイスをお願いすると「まず、不動産会社に行ってみるのが良いと思います」とお2人。ご主人は「いろいろな物件情報を見るうちに、自分たちの希望も具体的になるし、プロに住宅の見方のポイントを教わって良い見方が分かると、より良い選択ができるようになると思います」と語ってくださいました。そして最後に「絶対に必要なのは、勢いだと思います!」と力強く話してくださったお2人の笑顔が印象的でした。
家を購入するのはまだ何年か先と考えていらっしゃった藤田さんは、奥さまのお母さまが広告をご覧になったことがきっかけで大和住販に足を運び、わずか1カ月ほどでマイホームを手にされました。ご購入まではご自分たちも驚くほどのスピードだったそうですが、やはり鍵になったのはお2人もおっしゃっていたとおり「不動産会社に足を運ばれたこと」だったと思います。お話のなかで、住宅購入成功のポイントを藤田さんは“勢い”と表現されていましたが、それは行動力と決断力と言い換えても良いのではないかと思いました。
また「プロに住宅の見方を教えてもらうと良い判断ができるようになる」という藤田さんのアドバイスはとても参考になると思います。押し付けたり無理強いしたりするのではなく、購入する側が良い判断をするのに必要な知識や情報を提供して手助けをしてくれる担当者が、本当に良いパートナーなのだと思います。 |