すぐ引っ越そうと思っていた訳ではないんです
オフホワイトとベージュの壁にダークグレーのタイルのアクセントが利いたスタイリッシュな外観
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今回、マイホームを購入されるまで三上さんご一家は横浜市内の賃貸マンションにお住まいでした。「2007年の11月に転勤していた名古屋から地元の横浜に戻り、それから菊名の賃貸マンションに住んでいたんです」とご主人。住宅購入を考えられたきっかけをうかがうと「子供が走り回るようになってきたので、マンションの下の階の人に迷惑がかからないように、というのが理由の1つですね」とのこと。また「住んでいたマンションの家賃が高かったので、月々の出費をもう少し抑えたいという思いもありました」とも話してくださいました。
こうしてお引っ越しを考え始められた三上さんが、ご新居に対する条件として挙げられたのは、それまでお住まいだった港北区内でお子さんが通っている幼稚園の通園バスが近くを通る場所であること、ご主人の勤務先のある新宿まで1時間程度で通えること、ローンを組んでも月々の支払いがそれまでのマンションの家賃より低く抑えられる価格であることなどでした。また奥さまは「絶対条件ではありませんでしたが、主人の実家に近いことも希望の1つでした」と話してくださいました。しかしこのときはまだ、「すぐに家を買おうと思っていた訳ではないんです」と奥さま。「まずはどのくらいの価格でどういった家が買えるのかを調べてみようと思ったんです」とおっしゃるお2人は無料の住宅情報誌などで情報収集を始められました。そしてそのなかで、これは良いかなと思われた情報の問い合わせ先が大和住販だったことが、三上さんと大和住販を結び付けるきっかけになりました。
営業さんは本音で話してくれました
気になった住宅について、三上さんが大和住販に問い合わせをされると「営業さんがホームガイドや電話で話した条件に合う住宅の図面などの情報をすぐに送ってきてくれたんです」とのこと。こうした素早い対応もきっかけとなり「一度お店に行ってみようか」と思われたという三上さんは、2008年8月の中旬、ご一家で大和住販に足を運ばれました。
「初めて大和住販に行ったときは、お盆休みだったせいかお店には人が少なかったですね。おかげでゆっくりと時間をかけて話をすることができました」とお2人。また「女性スタッフの方が本当によく子供の面倒を見てくれていたので、話に集中することができました」とのこと。
担当の営業さんについては「とても親しみやすい人でした」と話してくださったお2人。「営業さんはこちらのニーズを本当によく分かってくれていて、良いことばかり言うのではなく、何でも本音で話してくれたのが良かったです」とのこと。また「こちらが電話すると、営業さんはいつでもすぐに連絡をくれたので、安心でした」とおっしゃるのは奥さま。さらに「契約やローンの手続きも、すべて大和住販の専門の担当者が付いてくれ、早く分かりやすく対応してくれたので安心して任せることができました」と、一連の対応に好感を持たれていたことを明かしてくださいました。
最初は、ここを見に来る予定はなかったんです
窓が多く、風通しの良いリビング。家具や照明が暖かい雰囲気を作り出している |
営業さんの案内で、建物がもう完成しているものからまだ更地の状態のものまで全部で7件の住宅をご覧になったという三上さん。じつは、現在のお住まいは、当初ご覧になる予定のなかった家なのだそうです。「何ヶ所か現地を回っているとき、ちょうど通り道にこの家があって『せっかくなのでここも見てみましょうか?』という営業さんの提案で立ち寄ったという感じでした」と説明してくださったお2人。しかしそこは、ご覧になった住宅のなかでご主人のご実家にいちばん近く、馴染みのある場所でした。「この家は主人の実家から歩いてすぐの場所で、子供を実家に預けたときなどによく連れて来てもらっている公園のすぐ隣だったんです」と奥さま。また、幼稚園の通園バスのルートからも駅からも近く、便利な場所でした。
こうして三上さんのご新居の最終候補に残ったのが、現在のお住まいともう1軒でした。「ここは3階建てですが、
窓から自然光の入る明るいキッチンは広くて使い勝手の良いカウンタータイプ
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もう1軒は2階建てでしたし、間取りや建物の仕様なども良かったので、最初はそちらのほうが良いかなと思っていました」と奥さま。一方地元出身で土地勘もあるご主人は、最初から現在のお住まいを希望されていたとのこと。ご主人のご両親にも相談され、1週間ほどかけて環境や利便性、価格などを総合的に検討した結果、お2人は現在のお住まいを選ばれました。
また、ご主人は「以前分譲マンションに住んでいたとき、転勤が決まったので賃貸に出そうとしたんですが、駅が遠いなど立地の問題で貸すことができず、売るのも大変だったという経験があるので、駅が近くて便利なこの家を選びました」と、ご自分たちの生活しやすさだけでなく、住宅の資産価値までしっかりと考えたうえで決断をされたことを明かしてくださいました。
立地も良いし、建物も快適です
2面採光で明るい3階の洋室がご一家の寝室 |
こうして三上さんのご新居になったのが、横浜市港北区の一戸建て。東急東横線大倉山駅からほど近い、閑静な住宅街の一角に建つスタイリッシュな外観が印象的な3階建ての新築住宅です。約25坪の土地は形が良く、道路に面した北西側に大きな車1台がゆったり置ける広さの駐車スペースが確保されています。また、建物の南東側は遊具などもある広い公園になっているため、日射しが遮られることもなく、窓からの眺めにも開放感があります。間取りは2階にゆったりとしたLDKを配した4LDK。1階にはそれぞれ6畳と7.1畳の洋室2部屋と水回り、2階は15畳のLDKと隣接する5畳の洋室、3階には6.7畳の洋室とほぼ正方形の広々としたルーフバルコニーが造られています。
ご新居でお2人が気に入っている場所をうかがうと、まずそろって挙げてくださったのが広々としたルーフバルコニー。「ウッドデッキ風にしてイスやテーブルを置き、コーヒーでも飲めるようにできたらと思っています」とのこと。続いて奥さまが挙げてくださったのが明るいキッチン。「今までのキッチンでいちばん広くて使いやすいです。ずっとマンションに住んでいたので、窓のあるキッチンが夢でした」
広いルーフバルコニーはご夫婦のお気に入り。今後ウッドデッキ風にアレンジしたいとのこと
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と話してくださいました。さらにリビングの床暖房や窓がペアガラスになっていて結露しにくい点を挙げてくださったお2人は「階段の途中に開閉できる窓があったり、ルーフバルコニーに最初から照明が付いていたり、玄関に大きな鏡が造り付けられていたりといった、細かい部分の造りの良さも気に入っています」と話してくださいました。お2人そろって「駅が近く生活に便利なうえ静かで立地が良いですし、建物の使い勝手も良く快適です」とおっしゃる満足そうなご様子が印象的でした。
長い目で見て選ぶことが大切だと思います
天井までの大容量の収納を備えた玄関。扉に付けられた大きな鏡も便利とのこと
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お引っ越し後の生活の変化についてうかがうと、「以前のマンションからとても近いので、引っ越したなという意識があまり湧かないくらい、生活圏はほとんど変わっていないんです」と奥さま。ご主人も「引っ越しをする前と通勤時間はまったく変わらないですね」とのこと。それでもマンションから一戸建てに引っ越したことで「以前のように、隣や下の階の人に気を使わなくて済むようになりました」とご主人。奥さまも「子供がジャンプしたり走り回ったりするのを叱らなくてもよくなったのは、本当に良かったです」と話してくださいました。
また、「実家との距離が本当に近くなったので、行き来が楽になりました」とお2人。まだ3歳のお子さんがもう、ご実家までの道のりを覚えてしまったのだとか。さらに奥さまは「家のすぐ裏が公園で、窓を開ければ声が聞こえるほどなので、庭感覚で使えるのも良いですね」と、近い距離の引っ越しながらさまざまなメリットがあったことを話してくださいました。
最後にこれから住宅購入をされる方へのメッセージをお願いすると
家のすぐ裏手は、お子さんも大好きだという広い公園
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「購入を決めるのはその一瞬ですが、生活はずっと続いていくものなので、長い目で見て選ぶことが大事かな、と思います」と話してくださったのはご主人。「自分たちが住み続けられなくなったときのことも考慮して選ぶと良いと思います」とのこと。さらに「漠然とたくさんの家を見ていると迷ってしまうし、いつでも良いと思っているといつになっても決まらないので、いつまでに引っ越したいといった計画性を持つことも大事だと思います」と話してくださいました。
転勤先からご主人の地元である横浜に戻られ、マイホームを購入された三上さん。お話をうかがって、真剣に探し始められてから約1カ月ほどで購入を実現できた背景には、住宅購入に対する三上さんのしっかりとした考え方と担当の営業さんのしっかりとしたサポート、そしてご夫婦の決断力があったことが分かりました。
また三上さんは最後に語ってくださったメッセージのなかで「長い目で見て選ぶのが大切」「ビションを持って探すこと」などとても参考になるアドバイスをしてくださいました。とくに「資産価値も考慮して」というのは、マンションを売却された経験をお持ちの三上さんだからこその言葉だったと思います。こうした経験者の貴重なアドバイスを踏まえ、日々不動産の最新情報に触れているプロの力を借りて、ご自分にピッタリのマイホームを見付けていただければと思います。 |