オーナーズインタビュー 瀧澤さんファミリー

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

希望どおりになったという満足感がありますね。瀧澤さんファミリー 瀧澤さんファミリー
瀧澤さんファミリー 瀧澤さんファミリー
瀧澤さんファミリー

 今回登場してくださったのは2008年12月に新築一戸建てのマイホームにお引っ越しをされた瀧澤さんご一家。ご購入のきっかけやお子さんを連れての住宅探しのご様子、ご決断のポイント、お引っ越しをされてからの新しい生活についてなど、たっぷりと語っていただきました。

子供の幼稚園入園までに、と考えました

外壁のレンガ風のサイディングが暖かい印象を醸し出している 外壁のレンガ風のサイディングが暖かい印象を醸し出している

 瀧澤さんは今回お引っ越しをされるまで、約6年のあいだ、横浜市西区の賃貸マンションにお住まいでした。ご一家がマイホーム購入に向けて住宅探しをスタートさせたのは2008年の夏のこと。きっかけをうかがうと「2009年の春から娘が幼稚園に入るので、それまでに家を買って落ち着いた場所から通えるようにしたいと思ったのがいちばんですね」とお2人。また「それまで住んでいたマンションが家賃と駐車場代を合わせるとかなり高かったので、その金額を払い続けるなら買ってしまったほうがいいと思ったこともきっかけの1つです」とのこと。さらにご主人は「会社から転勤があるかもしれないと言われていたんですが、その話もなくなって、ちょうどタイミングが良かったんです」と話してくださいました。
ご新居を探されるにあたっての瀧澤さんのおおまかな条件は、ご主人が乗り換えなしで通勤できる相鉄線の沿線で間取りは最低3LDK以上、できれば2台分の駐車場があり、保土ヶ谷区にあるご主人のご実家からも、それまでお住まいだったマンションのある西区からもあまり遠くならない場所、というものでした。「じつは私は最初、マンションが希望だったんです」と明かしてくださったのは奥さま。しかし最初から一戸建てをご希望だったご主人と具体的なお話をされるうち、ご一家のご希望は一戸建てに絞られていったとのこと。奥さまは「マンションにはローンが終わってからも払い続けることになる管理費があることや、2台分の駐車場を確保するのはかなり難しいことなどから、やはり一戸建てかなと思うようになりました」と考えの変化について語ってくださいました。


一度はほかの家を契約しようと思ったんです

 条件がハッキリすると、さっそく3社ほどの不動産会社に足を運ばれた瀧澤さん。そのうちいちばん最初に訪れたのが以前からご存じだったという大和住販でした。「結婚当初、中古のマンションを買おうかと思った時期に、大和住販に行ったことがあったんです」とお2人。「マンションの購入には至らなかったんですが、そのときの印象がよかったので、今回も行ってみようということになりました」と話してくださいました。
 「担当になった営業さんはとても熱心な方で、どんなことにも一生懸命対応してくれました」と印象を語ってくださったお2人。さらに「ほかの会社では娘が遊べる場所もなく、自分たちも落ち着いて話に集中することができなかったんですが、大和住販ではキッズスペースで女性スタッフの方が娘と遊んでくれていたので、すごく助かりました」とおっしゃる奥さまは「2回目以降に行ったとき、女性スタッフの方が娘の名前を覚えていてくれたのには驚きましたし、嬉しかったですね」とも話してくださいました。
 それぞれの不動産会社で紹介を受け、全部で15件ほどの住宅をご覧になったという瀧澤さんは、そのなかの一件で、現在のお住まいではない住宅のご契約を検討されていたそうです。しかし「よく考えると、交通の便が良くなかったり、駐車場の目の前がゴミ捨て場だったり、果樹園が近くてホコリが舞いそうだったりと、いくつも気になる点が見えて来たんです」とのこと。迷われた結果、その家の契約をやめることにしたというお2人は「実際の生活をイメージしてみると、やはりそこは良くないと思ったんです。住んでから後悔しなくてよかったです」と話してくださいました。


やっぱりここだと思いました

家具がゆったりと配置され広々としたLD。大きな窓はほぼ南向きで、一日中よく日が当たる 家具がゆったりと配置され広々としたLD。大きな窓はほぼ南向きで、一日中よく日が当たる 
 じつは瀧澤さんは、以前に、現在のお住まいを一度ご覧にな っていました。そのとき、すでにお2人とも「ここはいいかなとは思っていたんです」とのこと。しかしまだまったくの更地 だったことや、予算的に難しいと思われたことなどから、候補 として検討されてはいなかったのだそうです。それでも「ほか の家を見ていても、あそこはもう売れちゃったかな、と何となく気になっていました」という瀧澤さんに、営業さんから「お安くなったので、もう一度検討されてはいかがですか?」といった連絡が入りました。「すぐにもう1度ここに案内してもらい、やっぱりここだと思いました」とおっしゃるお2人は、その後すぐに購入を決断されました。
 「価格が下がっていたこともありますが、改めてよく見てみると日当たりが良く、

ダークブラウンの木目が落ち着いた印象のキッチンは、シンクの正面に窓があり明るい ダークブラウンの木目が落ち着いた印象のキッチンは、シンクの正面に窓があり明るい
車通りも少ない静かな環境がとても気に入りました」と決断のポイントを話してくださったお2人。「間取り図などもしっかり見せてもらえたので、建物の向きや広さなどをイメージしながら検討することができました」とのこと。また奥さまは「家の外観や内装などのほとんどを自分たちで選んで決められるというのも魅力的でした」と話してくださいました。さらに、立地も瀧澤さんの条件にピッタリだったことも決め手のひとつになったのだとか。「相鉄線とJRの駅がどちらも徒歩10分ぐらいのところにありとても便利な場所ですし 、実家に近いのも嬉しいです」とご主人。「購入前に、両親にも現地を見てもらったんですが、とても気に入って喜んでくれました」と話してくださいました。


希望どおりになったという満足感がありますね

3階の1室はかわいらしい家具とたくさんのおもちゃが置かれたお子さんの部屋 3階の1室はかわいらしい家具とたくさんのおもちゃが置かれたお子さんの部屋 
 こうして瀧澤さんのマイホームとなったのは、横浜市西区の閑静な住宅街の一角にある3階建ての新築住宅。高台にあるため日当たりが良く、3階からはみなとみらいのランドマークタワーが望める眺めの良さです。車通りの少ない道路に面した広さ約23坪ほどの形の良い土地に建てられているのは、瀧澤さんがご自身で選ばれたベージュのレンガ風のサイディングを施した、暖かい印象の建物。駐車スペースはご希望どおり車2台分確保されています。外観をはじめ、壁紙や床材の色、設備など間取り以外のほとんどすべてを、多くの選択肢のなかからご自分たちで1つずつ選んで造り上げていったという建物の間取りは4LDK。1階にそれぞれ6畳と5畳の洋室が2部屋、2階には15畳ある広々としたLDK、3階には6畳の洋室が2部屋配されています。
 ご新居のお気に入りのポイントをうかがうと、キッチンを挙げてくださったのは奥さま。「システムキッチンは扉の色やシンクの素材から、高さまで自由な組み合わせで選ぶことができたので、

ご家族みんなの寝室は、2面採光でとても明るい3階の1室 ご家族みんなの寝室は、2面採光でとても明るい3階の1室
とても快適なキッチンになりました」とのこと。また 、お2人は「お風呂が広くなったのが嬉しいです。ゆったりと長く入れるようになってから、娘もお風呂が好きになりました」と話してくださいました。さらに、思った以上に収納スペースが広いこと、それぞれの部屋が広くベッドなどの家具がゆったり配置できることなどを挙げてくださったお2人は「実際に施工会社の方と打ち合わせをして1つ1つ決めていくのは大変でしたが、希望どおりになったという満足感がありますね」と語ってくださいました。


ご近所との交流も深めていきたいです

ゆったりと長く入れて、お子さんもお風呂好きになったという広いお風呂 ゆったりと長く入れて、お子さんもお風呂好きになったという広いお風呂

 ご契約から住宅が完成するまでの数カ月を「すごくワクワクしていましたね。建築中も車で何度も様子を見に来ていました」と振り返ってくださった瀧澤さん。無事に住宅が完成し、ご一家がお引っ越しをされたのは2008年の12月の初めのこと。奥さまは「引き渡しの日に営業さんが『何かあったら言ってください』と声をかけてくれたので、安心して入居できた気がします」と話してくださいました。
こうして始まったマイホームでの新しい生活は「とても快適 」とのこと。「やはり自分たちの家なのでキレイにしよう、大切に使おうと思うようになりますね」と話してくださった奥さまに対し、ご主人は「そのうち、1階のひと部屋にバーカウンターを造って、静かにお酒が飲める客間にできたらなと思っています」と、今後について話してくださいました。
また、周囲の環境については「多少の坂はありますがとても便利な場所なので、買い物などで困ることはありません」と語ってくださったお2人。ご主人の通勤時間は、以前より短くなったのだとか。さらに「ここは実家にも近く、幼稚園や小学校などの場所も分かっているので、暮らしていくうえで安心だなと感じています」とのこと。「最初はご近所付き合いも心配だったんですが、昔からここに住んでいるご年配の方など、とてもいい方ばかりなんです。これから地域の行事などに参加して交流を深めていけたらなと思っています」と語ってくださいました。
最後に住宅購入を考えている方へのアドバイスをお願いすると「軸になる条件をしっかりと決めておくことですね」とお2人。「実際に良い家を見ると気持ちが揺らぐと思いますが、最初にこれだけは譲れないと思っていた点は妥協しないことが大切だと思います」と話してくださいました。


お話をうかがって・・・

お話をうかがっていて、瀧澤さんは最初からしっかりと条件を決め、ご自分たちの生活に合った住宅を購入しようと、真剣に取り組まれたご家族だと感じました。そのなかで印象的だったのは、一度はほかの住宅の購入を決めたものの考え直したというエピソードでした。確かに一回で自分に合った住宅の購入を決断できるのがベストですが、瀧澤さんのように気になる点が出てきてしまったとき、最初に譲れないと考えた条件に立ち返って、実際にそこで生活することをイメージしながら考え直すことも必要なのだと気付かされました。瀧澤さんもそうすることで、後悔のないマイホーム購入を実現することができたのだと思いますし、その経験が「軸になる条件をしっかり決めておくこと」というアドバイスにつながったのではないかと思います。
家を買うという初めての経験のなかで、誰でも戸惑ったり迷ったりすることもあると思います。そんなとき、自分たちが本当に必要としている住まいの条件を見失わないことが大切なのだと思います。

お客さまとしっかりとした信頼関係を 築けるように頑張ります
 瀧澤さまはあまり住宅購入を急がず、ご家族のライフスタイルに合った住宅をじっくりと探されようとしているご家族という印象でした。最初から住宅に対するしっかりとした条件をお持ちでしたので、それをよく理解してお探しすることを第一に考えました。
現地をご覧いただくときは常に、目に見えるところは納得いくまでご覧いただき、周辺環境など目に見えない部分についてはしっかりとご説明したいと考えています。瀧澤さまは小さなお子さまをお連れでしたので、お子さまとのコミュニケーションにも配慮しました。
ご購入いただいたときはまだ更地の状態でしたが、周辺地域の将来性をご説明したり、同じ施工会社の完成した住宅をご覧いただいたりすることで、具体的なイメージ作りに貢献できたのではないかと思います。また、工務店との打ち合わせにも同席し、瀧澤さまの立場でお子さまの成長や住宅の将来性を考え 、LAN配線のご提案などのサポートをいたしました。お引き渡しのときには、安心してお住まいになっていただきたいという思いを込めて「何かあったらすぐ相談してください 」と声をかけさせていただきました。お子さまをとても大切にされている瀧澤さまが、ご新居で笑顔の絶えない家庭を築いていっていただければと思っています。
住宅探しの良いパートナーとなるには、お客さまのお話をしっかりとうかがうことが第一歩だと思っています。しっかりとした信頼関係を築けるように、お客さまのお考えやライフスタイルの理解はもちろん、自分自身の知識の向上にも励みたいです。