小山さんのご新居は総戸数41戸のマンション。まだ新しく外観もキレイ |
小山さんご夫婦は、今回マイホームを購入されるまで、川崎市内の賃貸マンションにお住まいでした。家を買おうと思い立たれたのは2008年の春、4月頃のこと。そのきっかけをうかがうと「結婚してから1年半ほど賃貸に住んでいて、このまま家賃を払い続けるよりは買ってしまった方がいいなという気持ちになったことですね」と答えてくださったお2人。また「それまで住んでいた賃貸も悪くはなかったんですが、結婚してとりあえず住むところをと思って決めたところだったので、何となく仮の住まいという感じがありました」とも語ってくださいました。
まずは駅などに置いてあるフリーペーパーをご覧になることからご新居探しを始めたという小山さん。しかしまだ「マンションを買おうということだけで、希望するエリアも、広さや立地などの条件も、新築にするのか中古にするのかもまったく決まっていませんでした」とのこと。そのため、ただ何となく情報を見ているという状態がしばらく続いたそうですが、その間にも新築マンションのモデルルームなどを見に行かれたことはあったのだそうです。「新築マンションを何ヶ所か見に行っていて、ほかと比べて広いし、条件がいいなと思ったものがあったんです」とお2人。しかし「条件が決まっていなかったので、そこが本当に自分たちにとっての良い家なのかどうかと迷うところはありました」とのこと。結局、「2人の生活に合ったものを選んでは?」というご家族のアドバイスもあり、そのマンションのご購入を見送られたお2人は「中古のマンションも含めて、もう一度今の自分たちに合うものを探してみることにしたんです」と語ってくださいました。

改めてご自分たちに合った住宅探しに取り組まれることになった小山さんが大和住販に足を運ばれたのは2008年の9月中旬のことでした。「フリーペーパーで“情報量が豊富”という広告を見て、当時の家からも近かったので、ちょっと寄ってみようと思ったんです」と説明してくださったのはご主人。新築マンションは直接現地でご覧になっていたため、お2人が不動産会社を訪れるのは初めてでした。「ラックに整理されている物件情報を見ようとしていたら、営業担当さんに声をかけられたんです」とお2人。「最初からあまりしつこくされるのはイヤだと思っていたので、営業さんのこちらの話をしっかりと聞いてくれる、押し付けがましくない対応には安心できました」と話してくださいました。
また「自分たちの条件が固まってきたのは、大和住販に行ってからですね」と話してくださったお2人。「営業さんと話しながら通勤や生活のしやすさなどを1つずつ整理していくと、エリアや生活環境に対する希望がハッキリしてきたんです」とのこと。「2人とも働いているのでそれぞれの通勤を考えて、場所は東横線か南武線の沿線で、菊名よりも東京寄りの横浜市内というのが条件になりました」と話してくださったのはご主人。「駅からは歩ける範囲であれば少し遠くても構わないので、日当たりが良いこととベランダに布団が干せることが譲れない条件でした」と語ってくださったのは奥さま。さらにお2人は「自分たちの収入でどのくらいの価格のマンションが買えるかの概算もしてもらって、購入が具体的に感じられるようになりました」と話してくださいました。
会話をしながら料理ができる対面式のキッチンはお2人のお気に入り
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小山さんが営業さんのご案内でご覧になったマンションは全部で5件ほどでした。「1日で見て回ったんですが、ここを見たのは確か3件目だったと思います」と奥さま。「入った瞬間、広くて明るいなと感じました」と最初の印象を語ってくださったのはご主人。「その日は天気が悪くて、雨も降っていたのに、日当たりの良さがひと目で分かったんです」と振り返ってくださいました。また「営業さんが『ここは本当に良いですね』と驚いていたのが印象に残っています」と話してくださったお2人。「案内の前の日に情報が入ったばかりで、営業さんも見るのは初めてだったそうですが、『今日ご案内するなかでいちばんだと思います』とおっしゃる様子から本当に良いと思っているのが伝わってきて、正直な人なんだなと信頼感が持てました」とおっしゃるのはご主人。奥さまも「自分が買うとしたら、という目線で見て考えてくれているんだな、と感じました」と話してくださいました。
すべてのご案内が終わったあと、やはり現在のお住まいがいちばんだと思われた小山さんは「その日のうちに営業さんにもう一度ここに連れてきてもらって、すぐに買うことを決めました」とのこと。
約10.5畳のリビングダイ二ング。とても日当たりがよく冬でも暖かいとのこと
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そのポイントをうかがうと「やはり日当たりの良さがいちばんですね。リフォームがしっかりしていてキレイだったところも良かったです」と話してくださいました。また、広いバルコニーも布団が干せるという条件にもピッタリだったのだそうです。さらに「私の実家の近くでよく知っている場所だったことも、安心して早く決断できたポイントの1つでした」と奥さま。「とにかく悪いところが見つからなかったんです」とおっしゃるお2人は「すぐに決められた訳は、ひとことでいうなら直感だと思います」と笑顔で話してくださいました。
LDKと隣り合う和室にもバルコニーに繋がる大きな窓があり、とても明るい |
こうして、小山さんご夫婦のご新居となったのが、横浜市港北区の閑静な住宅街に建つ6階建てのマンション。広いバス通りから少し奥に入ったとても静かな場所にある総戸数41戸の造りのしっかりとしたまだ新しいマンションで、建物の淡いレンガ色の外観もキレイに保たれています。小山さんのお住まいは5階の1室。専有面積は約60㎡と広く、南向きの明るい部屋です。間取りはバルコニーに繋がる南側に13.5畳のLDKと6畳の和室、共用廊下側に6.5畳の洋室が配された2LDK。
以前はスペースがなく飾れなかったという写真なども、ゆったりとしたリビングにオシャレに飾られている
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日当たり抜群のバルコニーは、約9㎡と小山さんのご希望どおり布団を干すにも十分な広さがあります。
ご新居の気に入っている点をうかがうと、やはりいちばんに日当たりを挙げてくださったお2人。「リビングは明るくて、冬でも本当に暖かいんです。夏は暑過ぎないかとかえって心配になるくらいです」と語ってくださいました。また、大きな収納や対面式のキッチンなど、使い勝手の良さを挙げてくださったのは奥さま。「とくにキッチンは実際に使ってみて、会話をしながら料理ができるカウンタータイプの良さを実感しています」と語ってくださいました。
さらに「家が広くなって、物を飾るスペースができたのも嬉しいです」とおっしゃるお2人。「これまでは必要最低限の物しか出しておけなかったんですが、今は玄関などにも写真や小物などを飾れるので工夫したいですね」とのこと。「家が新しいといろいろ新しくしたくなるものですね。気に入った家具を揃えたり、バルコニーに植木を置いたり、これからいろいろ楽しんでいきたいと思っています」と話されるお2人の笑顔が印象的でした。
幅も奥行きも広く、ゆとりある造りのバルコニーは日当たり抜群の南向き |
小山さんがご新居での生活をスタートしたのは2008年12月の 終わりのこと。「もうすっかり落ち着いています」とおっしゃるお2人は、「年末に引っ越し?と思われがちですが、年末年始のお休みに荷物の整理などができて、かえって良かったですよ」と話してくださいました。
お引っ越し後の変化についてうかがうと「通勤時間など生活 のサイクルはあまり変わっていないです」と語ってくださったお2人。「最寄りの日吉駅からは大通りを通るとちょっと遠いですが、近道なら15分かからずに歩けるんです」とのこと。また、奥さまは「この辺りには土地勘があり、スーパーのある場所なども知っていたので、困ることは何もありませんでした」と話してくださいました。
「引っ越していちばん変わったのは気持ちの面かも知れませんね」とお2人。「借りているものではないと思うと落ち着くというか、これまでとは気分が違いますね」とマイホームを持たれての実感を語ってくださったのはご主人。また、奥さまも「賃貸のときにはなかった安心感のようなものがあります。家をキレイに使おうという意識も強くなりました」と話してくださいました。
これから住宅を買われる方へのメッセージをお願いすると「本当に買いたいと思うなら、プロに相談することだと思います」とお2人。「条件などは話しているうちに固まってくることもあるし、資金面のことなどシミュレーションしてもらわないと分からないこともあると思うので、まずは不動産会社に行くのが大事」とのこと。「こちらの話をしっかりと聞いてくれる担当者を見付けて、アドバイスや説明を求めるのがいちばんだと思います」と、実感のこもった力強い言葉で語ってくださいました。
小山さんが住宅購入を思い立たれたのは2008年の春、大和住販を訪れたのはその年の9月でした。その間も新築マンションを見にいかれたりしていたそうですが、お話をおうかがいしていて、小山さんの住宅探しが始まったのは、実質的には大和住販に足を運んで営業さんとお話をされ、条件を決められた時点からといえるのではないか、と思いました。それまでの時間も準備期間として必要だったとは思いますが、結局“自分たちの条件”という基準がハッキリしていなかったため、善し悪しの判断も購入の決断もできず、何となく物件情報をご覧になる状態が続いたのだと思います。
住宅購入を成功させるには、購入したいと思っている人それぞれにとっての家選びの基準となる“自分たちの条件”が不可欠だということ、そしてその“自分たちの条件”を固めるためには、真剣に話を聞いてサポートしてくれるプロの存在が重要なのだということに、改めて気付かされました。
また、ご夫婦それぞれが語ってくださったアドバイスはとても貴重だなと思いました。「1件しか見ていなくてもイメージに合っていればそれが良い家」とか「希望をはっきり伝えて協力してもらう」などは、やはり購入を経験されたからこその言葉だと思います。
住宅購入を考えるきっかけや、マイホームのイメージ、求める条件などは人それぞれですが、一人ひとりの希望を理解して、親身になって協力してくれる不動産会社の担当者は、どの人にとっても不可欠なんだと改めて感じました。 |