スッキリとしていて暖かみのある印象の菊池さんのお宅。道路が広く車の出し入れもしやすいとのこと
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菊池さんは、マイホームを購入してお引っ越しをされるまで、約5年ほど横浜市内の賃貸住宅にお住まいでした。住宅購入を考えるようになった理由をうかがうと「やはり子供が生まれたことですね。一度に2人増えたので、それまで住んでいたところはかなり手狭になってしまったんです」とお2人。2008年4月に双子のお子さんが誕生したのをきっかけに、お引っ越しをと考えるようになったと話してくださいました。
そんな菊池さんの住まい探しは、最初からしっかりとしたステップを踏み、とても計画的なものでした。「まず、2人とも正社員として働いているので、お互いの通勤に不便がない場所を探しました」とご主人。このとき候補に挙がったのは横浜駅周辺と逗子駅周辺の2つのエリアでした。つぎにお2人が考えられたのが一戸建てにするかマンションにするかだったとのこと。これに関しては奥さまが「子供たちにそれぞれ部屋を持たせてあげるなど、将来のことも考えて一戸建てを選びました」と話してくださいました。続いて候補になっていた2つのエリアを比較して、横浜を選ばれたお2人。ご主人は「実際に逗子に行って街の様子を見たり、逗子に住んでいる同僚に話を聞いたりしてみて、やはり自分たちには横浜が良いだろうということになりました」と、しっかりと検討をされた様子を話してくださいました。
ご希望を横浜の一戸建てに絞られてから、細かい条件を考えていったという菊池さん。お互いにご意見を出し合いながら、最寄り駅はお2人の通勤の乗り換え駅となる横浜駅から3駅以内、平坦な場所で玄関前に階段がないこと、将来お子さんたちがそれぞれ自室を持てるだけの部屋数、などさまざまな条件を決め、お2人はいよいよ具体的な住宅探しに入られました。

まずはインターネットから情報収集を始められたというお2人。「不動産情報サイトの一括資料請求を利用して、複数の不動産会社にアクセスしたんですが、そのうちの1社が大和住販でした」とのこと。大和住販に足を運ばれた理由をうかがうと「場所と印象ですね」とご主人。「メールをくれた会社のうちで、比較的行きやすい場所にあり、送られてきたメールの文面もしっかりしていて、悪くないなと感じたんです」と話してくださいました。
「大和住販は通いやすく、打ち合わせもしやすかったですね」と語ってくださったお2人。「打ち合わせスペースがたばこの煙でけむたいといったこともなく、子供を連れていても安心でした」とのこと。また「ちょうど梅雨時だったんですが、駐車場が建物の中にあって、雨に濡れずに車に乗れたのも子連れの私たちにはありがたかったです」と、菊池さんにとって利用しやすい条件が揃っていたことを話してくださいました。
さらに営業さんについて「何でも頼みやすい雰囲気を作ってくれたのが良かったです」と話してくださったご主人。「何か頼むとすぐ対応してくれるのでますます頼みやすくなって、良いスパイラルが生まれたと思います」とのこと。奥さまも「相談したいことがあると言ったらすぐに来てくれるなど、早くて的確な対応をしてくれました」と語ってくださいました。
ほかにも数社の不動産会社を訪れ、最終的に大和住販でのご購入を決めたお2人は「縁というか、営業担当者との相性もあるので、合わなければ自然に足が遠のくことになると思います。その意味で私たちは大和住販、営業担当さんとは縁があったんだと思います」と話してくださいました。
南と東に窓があり、明るいリビング。白い家具やラグが明るさを引き立てている
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実際の住宅選びについて「横浜はもともと知っている場所なので、絞り込んでいくのは難しくありませんでした」とご主人。また「営業さんもただ情報を並べるのではなく、私たちに合うものを選んで紹介してくれていたと思います」とおっしゃる2人。「こちらは気付かないほど自然にやってくれていましたが、この人たちにはこういうものがいいんじゃないか、というフィルターの掛け方が上手だったんだと思います」と語ってくださいました。
菊池さんが実際にご覧になった住宅は5?6件ほど。「ここは27棟のわりと大きな分譲地なんですが、最初見に来たときは、まだ家は数件しか建っていない状態でした」と振り返ってくださったご主人。「そこでまだ建て物の建っていない現地を見ながら、基本プランから間取りのちょっとした変更や、キッチンや収納など細かい部分に対する希望にも対応してもらえるフリープランの住宅だと説明を受けました」とのこと。
吊り戸棚のない開放的なカウンターキッチンとダイ二ング。オシャレな照明が食卓のアクセントに
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お2人は「ほかにも条件が良さそうなところが2?3ヶ所あったんですが、やはり自分たちの希望が叶えられるフリープランだったことが、ここに決める際のいちばんのポイントになりました」と話してくださいました。
お2人は、分譲地内の各区画の日当たりや車の出し入れのしやすさなど、細かい部分もしっかりとチェックされ、現在のお住まいの購入を決断されました。「数カ月後にはすべて完全な建売り住宅になってしまうと聞いて、今ここを買うしかないなと思いました」とのこと。ご主人は「もし建売りの家だったら、ここを選んでいなかったかもしれないです。ちょうどタイミングが良かったんだと思います」と語ってくださいました。
こうして菊池さんご一家の新しいお住まいとなったのが横浜市神奈川区の27棟の分譲地に建つ新築住宅。約100?の整形地に白と明るいベージュを組み合わせた暖かみのある2階建ての建物が建てられ、車1台分の駐車スペースのほか、お庭も確保されています。建物の間取りは3LDK+S。1階に約17畳のLDKと水回り、2階には8畳の洋室と5.5畳の洋室が2部屋、そしてご主人の書斎となっている約3畳のサービスルームがあり、南側に大きなバルコニーが造られています。
ご新居のこだわりのポイントをうかがうと、「こだわったというよりまじめに考えただけですね。
お2人が芝生を敷きたいとおっしゃるお庭。南向きでとても日当たりが良い
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奇抜なものは必要ないので無理や無駄のない、暮らしやすい家を目指しました」と即答してくださったご主人。こうしたお考えのもとお2人は、1階に和室を造らずリビングを広くする、ご主人の書斎を造る、バルコニーを広くする、床暖房を設置するなど、多くの希望を実現したマイホームを造り上げられました。完成したわが家についてお2人は「建設会社の方も細かいことにもよく対応してくれて、納得のいくものになりました」と話してくださいました。
そんなお2人に実際に生活していて良いと感じるところは?と質問すると「日当たりですね。冬でも昼間は明かりも暖房も要らないのは嬉しいです」と話してくださったのは奥さま。また「キッチンをIHにしたのも良かったです。掃除もしやすいし、料理しながら話をするのはもちろん、音で子供の様子を確認できるほど静かなんです」とのこと。さらに「バルコニーが広いので、子供の洗濯物や布団など、干すものが増えても安心です」と奥さま。ご主人も「家で仕事をすることもあるので、小さいスペースですが、希望どおり書斎を持てたのは嬉しいです」とのこと。お2人それぞれにポイントを挙げて、ご新居の暮らしやすさを語ってくださいました。
2008年12月にお引っ越しをされ、ご新居での生活も落ち着かれたという菊池さんご一家。3階にお住まいだった以前と比べ、お子さんとの外出もとても楽になったという奥さまは「子供との散歩から帰って来て、バルコニーに干してある洗濯物を見たときなどに、ふとマイホームを持ったことを実感します」と話してくださいました。一方ご主人は「庭に芝生を敷いたり、ベビーカー用の車庫を作ったり、トイレに棚を作ったり、やりたいことがいろいろあります」とこれからについて語ってくださいました。
また、ご近所についても「これからですね」とお2人。「新しい住宅街なので、これから街を作っていくという感覚です。新しいコミュニティができていくうえで、大き過ぎず小さ過ぎず、お互いの顔が見えるこの分譲地の規模はちょうど良いなと思っています」とのこと。「同年代の子供がいる家もあって話もしやすいですし、これからお付き合いも広がっていくと思います」と楽しそうに話してくださいました。
最後に、これから
3階の窓からの眺め。前面は車がほとんど通らない開発道路のため、子供たちが遊んでいても安心
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マイホームを購入される方へのアドバイスをお願いすると「自分たちの生活をイメージしながら、具体的な条件をいくつか決めておくことが大事だと思います」と奥さま。「あとは不動産会社に行って相談してみれば『買おうかな』のつぎの一歩が踏み出せると思います」と話してくださいました。また、ご主人は「ただ図面をたくさん見せるだけではなく、条件をよりハッキリさせるためのガイド役になってくれたり、情報誌やインターネットに出て来ない情報やプロと話さなければ得られない知識を提供してくれる、しっかりした不動産会社や担当者を見付けてください」と具体的で力強いアドバイスを送ってくださいました。
菊池さんは、双子の赤ちゃんを抱えた本当に忙しい時期にマイホームを購入されました。しかも、ご要望が実現できる分だけご自分たちで決めることなども多いフリープランで納得のマイホームを建てられたお2人のバイタリティは素晴らしいと思います。また、不動産会社を訪れる前から条件をしっかり決め、自ら購入するエリアを決めるために街の様子を下見に行かれるなど、準備の入念さにも感心させられました。
そんなお2人が最後にくださったアドバイスは、住宅探しの基本ともいえる、大事なことを語ってくれていると思います。インターネットなどでいくら多くの不動産情報を入手しても、それだけでは住宅購入は上手くいかないということ、世の中に出回っていない情報の紹介を含め、プロの知識と経験で、住宅探しをトータルにナビゲートしてくれる不動産会社、担当者の存在が重要なのだということを改めて思い出させてくれました。 |