白とグレーのコントラストがスタイリッシュな篠原さんのお宅。扉のデザインも個性的
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ご結婚以前は、それぞれご実家にお住まいだったという篠原さんご夫婦。住宅購入を考えられたきっかけをうかがうと「やはり結婚ですね。結婚してどこに住もうかという話になったとき、家を買うという選択肢が自然と浮かんだんです」とのこと。「2人とも賃貸で家賃を払うより購入した方が良いなと考えていました」とおっしゃるお2人には、結婚したら新しい生活を新しい家で始めたいというご希望もあったのだそうです。「今まではアパートやマンションにしか住んだことがなかったので、一戸建てに住むのが夢でした」と一戸建ての家に対する憧れもあったことを話してくださったのはご主人。また、お2人は「結婚前から2人での生活が始まったときの生活費のことや、家を買ったときの住宅ローンのことなどについて考えていました」と、住宅購入を含め、とても計画的に将来について考えられていたことを明かしてくださいました。
マイホームを購入されるにあたってのお2人の条件は、相鉄線か横須賀線の沿線で駅から歩ける範囲であること、駐車スペースがあること、間取りはできれば3LDK以上でリビングが広いこと、というものでした。「部屋数よりもリビングの広さを重視していました」と話してくださったのはご主人。またリビングは1階に、寝室は2階にというのがお2人共通の条件だったとのこと。さらに奥さまは「私の実家が鶴ヶ峰にあるので、相鉄線の沿線ならその近くで探したいと考えていました。それから、キッチンを対面式にしたいというのは、ぜひ叶えたい希望の1つでした」と話してくださいました。

篠原さんがこうした具体的な条件を決めて住宅探しをスタートされたのは2008年6月のこと。大和住販に足を運ばれるきっかけになったのはチラシでした。「鶴ヶ峰の自宅で大和住販のチラシを見ていて、良さそうな家を見付けたんです」と話してくださったのは奥さま。それは東戸塚の新築住宅だったとのこと。その家を見たいと思われたお2人は、さっそく大和住販を訪れました。「最初にお店に行ったときに印象的だったのは、物件情報の数の多さと、受付の女性の方や営業マンの対応の丁寧さですね」とご主人。お2人の担当になった営業の営業さんについては、お2人そろって「とても親しみやすくて、おもしろい人でした」と話してくださいました。
ご覧になりたかった住宅について営業さんから説明を受けられた篠原さんは、その家には駐車スペースがなく、条件に合わないことに気付かれたとのこと。そこで、営業さんに条件を伝えて、それに合う住宅を探してもらうことにしたのだそうです。
篠原さんが営業さんのご案内でご覧になった住宅は全部で3件。お2人は「最初に大和住販に行った日に1ヶ所、2回目のときに2ヶ所案内してもらいました。ここは2回目に連れて行ってもらったうちの1件です」と説明してくださいました。じつは1回目のご案内のときは、現在のお住まいには別の方の申し込みが入っていたそうで、ご紹介されなかったのだそうです。お2人は「2回目に大和住販に行ったとき、ちょうどキャンセルが出ていてここを紹介してもらえたのは、やはりタイミングが良かったんだと思います」と話してくださいました。

リビングは2ヶ所に窓がある明るい空間。引き戸を隔てて5畳の和室と隣接している
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「ここを最初に見に来たときは、まだ建物が建っていない土地の状態だったんですが、見に来たその日に買おうと決めました」と振り返ってくださった篠原さん。ご決断の決め手をうかがうとそろって「やっぱりフリープランですね」と即答してくださったお2人。「営業さんに説明してもらうまで、フリープランという言葉も知らなかったんですが、自分たちで建物の間取りや外観を決めたり、壁紙や床などの内装、キッチン、お風呂といった設備を選んだりできると聞いて、すごく良いなと思いました」とのこと。「建売り住宅だと、どうしてもどこか気に入らない部分を我慢しなくてはならないものだと思っていたので、フリープランなら希望どおりのものができるかも知れない、と思い嬉しくなりました」と、フリープランに大きな期待を持たれたことを話してくださいました。
ご契約後は何度も建設会社との打ち合わせを重ね、マイホーム造りを進めていったお2人。
オシャレな照明がアクセントになっているダイ二ングスペースは、4人掛けのダイニンセットがゆったりと収まる広さ
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建設業に携わられているご主人がお2人のご希望を図面に起こし、それを基に打ち合わせが行われたとのこと。奥さまは「カタログを見ながら壁紙や床材などを1つずつ決めるのは、大変でしたが楽しかったです」と話してくださいました。こうした打ち合わせを経て2008年9月、建設が始まりました。お2人は「少しずつできていくのを見るのが嬉しくて、12月に完成するまで、毎週のように様子を見に来ていました」とのこと。「自分たちの家ができる楽しみでいっぱいでした」と語ってくださいました。

将来2部屋に分けられるように造られている10.5畳の洋室が、現在のお2人の寝室
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こうして完成した篠原さんご夫婦のマイホームは横浜市瀬谷区の新築一戸建て。相鉄線の急行停車駅から徒歩圏内の落ち着いた住宅街の一角に建つ、白とグレーのコントラストが印象的な2階建ての家です。土地の面積は約125?とゆとりがあり、建物の手前に車一台のほか自転車なども停められる広めの駐車スペースが設けられています。また、建物の右手と奥にはお庭も確保されています。建物の間取りは3LDK。玄関は吹き抜けになっていて、1階には17畳の広々としたLDKと5畳の和室、そして水回り、2階にはそれぞれ4.5畳と10.5畳の洋室2部屋が配されています。
玄関はお2人がぜひ造りたかったという開放感たっぷりの吹き抜けになっている
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このご新居について「やはり広いリビングは良いですね。南向きに大きな窓を作ったので、明るいし暖かいんです」と話してくださったのはご主人。奥さまは「リビングの横に欲しかった和室が造れたのが嬉しいです」と話してくださいました。また「開放感のある玄関の吹き抜けも気に入っています」とお2人。その言葉どおり吹き抜けの上の窓からの光が白い壁と相まって、玄関は明るく開放的な空間となっています。さらにシンクが大きく使いやすい対面式のキッチン、広くて使い勝手の良い洗面所などのお気に入りのポイントを挙げてくださった奥さま。一方ご主人は「2階の10.5畳の洋室は、子どもができたときのために、壁で仕切って2部屋に分けられる造りにしました」と建設業に携わっている知識を活かして実現されたこだわりについて語ってくださいました。
このように、たくさんのご希望を叶えることができたご新居の良い点を次々に挙げてくださったお2人。「本当に自分たちの思いどおりに建てられました。営業さんを信じて、迷わず決めて良かったです」と語ってくださった満足そうなご様子が印象的でした。

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| 建物の向かって右手と奥にあるお庭。どちらもガーデニングなどを楽しむのに十分な広さ |
篠原さんご夫婦がご新居にお引っ越しをされたのは2008年の12月。お2人は「家が完成してから引っ越すまでの数週間のあいだも、週末はここに泊まっていました」と、新しい家での生活を本当に楽しみにされていたことを明かしてくださいました。 ご新婚ということもあり、お2人の生活はお引っ越し前とは大きく変わったとのこと。生活エリアがガラリと変わったこと、ご主人の通勤時間が少し延びたことなどに加え「実家を出たことで、家のことをすべて自分たちでやるようになったのも変化の1つですね」とおっしゃるお2人。またご主人は「以前から仕事が忙しくて、家に帰れないことも多かったんですが、ここに住むようになってから泊まりの回数は減りました」と話してくださいました。
お引っ越しから数カ月経った篠原さんのお宅は、家具などもすべて新しい家に合わせて購入されたというだけあって、統一感がありとてもオシャレですが、お2人によると「まだインテリアが完成していなので、足りない家具をそろえたり小物を飾ったりして仕上げをしたいです」とのこと。また「庭に花畑を作ったり野菜や木を植えたりしたいですね。そのうち庭に池も造りたいんです」というご主人の言葉からは、じっくりとご自分たちらしいマイホーム造りを楽しんでいこうというお気持ちが伝わって来るようでした。
これから住宅を購入される方へのメッセージをお願いすると「安易に妥協しないこと、でももっと良いものがあるかも...と思ってたくさん見過ぎると、迷って買うタイミングを逃してしまうので、バランスが大事だと思います」とお2人。「良いと思ったらすぐ決める勢いも必要ですね」と話してくださいました。
篠原さんはご結婚と同時にマイホームを購入されたご夫婦でした。ご結婚と住宅購入が重なり、資金面など大変なこともあったのでは...と思ったのですが、お話をうかがっていて、お2人がご結婚前から、しっかりと計画を立てられていたことに驚きました。また、家の造りに関しても、対面式のキッチンや広いリビングなど日々の暮らしやすさへの配慮に加え、将来2つに分けられる広い部屋を造られるなど、先のことまでよく考えていらっしゃるな、と感心させられました。
“安易に妥協しないこと”“見過ぎると迷ってしまう”“決断力も必要”などの篠原さんのアドバイスは、どれも購入の条件がハッキリしていることが前提になっていると思います。やはり住宅購入を成功させるには、まず自分たちがどんな家を持ち、どんな生活をしていくのかというイメージを持つことが大切なのだと思いました。 |