オーナーズインタビュー 宅見さんご夫婦

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

バランス良く条件を満たす家でした。宅見さんご夫婦 宅見さんご夫婦
宅見さんご夫婦 宅見さんご夫婦
宅見さんご夫婦

 今回お話をおうかがいしたのは、2009年4月にご新居にお引っ越しをされたばかりの宅見さんご夫婦。共働きでこれからお子さんが誕生するというお2人のマイホームに対するご希望はどういったものだったのでしょうか。購入を考えられたきっかけから現在のお住まいを選ばれたポイント、お2人とも「まったく不満はない」とおっしゃるご新居での暮らしのご様子まで、幅広く語っていただきました。

子供ができたことがきっかけになりました

デザイン、色使いともシンプルかつモダンな外観がとてもお洒落な印象の宅見さんのお宅 デザイン、色使いともシンプルかつモダンな外観がとてもお洒落な印象の宅見さんのお宅

 宅見さんご夫婦は今回、マイホームにお引っ越しをされるまで、横浜市内にある賃貸マンションにお住まいでした。住宅購入を考えられるようになったのは2008年の10月頃のこと。そのきっかけをうかがうと「子供ができたことですね」と答えてくださったのはご主人。それまでも、フリーペーパーなどで住宅に関する情報をなんとなくご覧になることはよくあったそうですが、家族が増えるのを機に、マイホーム探しを現実的に考えるようになられたというお2人は「それまで住んでいたマンションは大きな道路に面した場所にあってうるさかったので、子供を育てるならやはり住宅街らしいというか、静かで落ち着いた環境でと思ったんです」と話してくださいました。
 そんな宅見さんはマイホームを購入されるにあたり、当初からハッキリとしたご条件、ご希望をお持ちでした。「共働きなので、場所はそれぞれの通勤時間が1時間以内で、最寄り駅からは歩いて15分以内というのが譲れない条件でした」とご主人。また建物については「土地の広さ、建物の床面積ともに100?程度、駐車スペースがあり、リビングが1階にある2階建ての家で間取りは4LDK以上というのを条件にしていました」とのこと。奥さまは「絶対の条件ではありませんでしたが、できれば庭が欲しいと思っていました」と話してくださいました。さらに「リビングが広いこと、使い勝手を考えるとそれぞれの部屋が6畳以上あること、というのも希望でした」とお2人。「自分たちが買える範囲で良いものがなければ、無理して今買わなくてもいいと思っていたので、早く買おうという焦りがなかったぶん、出した条件は厳しかったかも知れないですね」と話してくださいました。


営業さんは何でも正直に話してくれました

 宅見さんが大和住販に足を運ばれたのは、購入を思い立たれてから間もなくのことでした。「住宅情報誌で広告を見て、駐車場もあるし、場所も近かったのでちょっと行ってみようか、と思ったんです」とご主人。初めてお店を訪れたときのことを「お客さんがたくさんいて、情報がズラッと並んでいて、どこから探そう? という感じでした」と話してくださったのは奥さま。お2人は「最初はいろいろな情報や実際に家を買うときの流れなどを教えてもらおうと気軽に考えていたんですが、今思えばこのときがこの家を買うスタートだったと思います」と振り返ってくださいました。
「事前に連絡などはせずに行ったんですが、そのとき対応してくれたのが、担当の営業さんでした」とご主人。「営業さんはハキハキした元気な方で、条件や希望など私たちの話をよく 聞いてくれました」とのこと。奥さまは「年齢もあまり離れていなかったので、感覚が似ているところもあったのか話もしやすかったです」と話してくださいました。
営業さんに具体的な条件を伝えられ、2日間のご案内で全部で5~6ヶ所の住宅をご覧になったという宅見さん。ご主人によると「営業さんは私たちの希望をちゃんと分かってくれて、条件に合っているかどうかを私たちの目線になってチェックして、絞り込んで紹介してくれていたと思います」とのこと。またお2人は「営業さんはそれぞれの家について良いところは良い、悪いところは悪いとハッキリ言ってくれました。営業的に良いところばかりアピールしようとするのではなく、何でも正直に話してくれるその姿勢は好感が持てました」と話してくださいました。


バランス良く条件を満たす家でした

広々としたリビングはインテリアもスタイリッシュで暖かい雰囲気 広々としたリビングはインテリアもスタイリッシュで暖かい雰囲気
  宅見さんが現在のお住まいを最初にご覧になったときは、まだ建築中の状態でした。そのためお2人は、現地の様子を見ながら営業さんから図面などを使った説明を受けられたのだそうです。そして建物が完成するとお2人は再び現地に足を運び、内部をご覧になって購入を決められました。
 「生活をイメージしながら家全体をよく見てみて、ここなら良いなと思いました」と奥さま。ご主人も「建売は内装などが選べないので、いろいろと妥協が必要だと思っていたんですが、ここを見たときはなかなか良いなと自然に思えたんです」と話してくださいました。また、駐車スペースの半分をお庭に変更できたのも良かったとのこと。「外構がまだ手付かずだったので、車2台分だった駐車スペースを1台分にして、花や木を植えられる庭を造りたいとお願いしたんです」とお2人。「営業さんに窓口になってもらって、こちらのイメージを施工会社の方に伝えると、ガーデニングができるように土を園芸用のものに入れ替えてくれたり、玄関までのアプローチに踏み石を入れてくれたり、思った以上によくやってくれました」と話してくださいました。さらに「ここは通勤や買い物にとても便利で、そのうえ静かなのにも惹かれました」とお2人。

明るい対面式のキッチンには勝手口もあり、使い勝手も良いとのこと 明るい対面式のキッチンには勝手口もあり、使い勝手も良いとのこと
「保育園や学校もすぐ近くにあって、子育てにも良い環境だと思いました」と話してくださいました。
 ご決断のいちばんのポイントをうかがうと「総合的な良さですね。部分的にはここより良いところがある家もありましたが、ここがいちばんバランス良く条件を満たしていました」と語ってくださったお2人。「今買わないで購入が10年後、20年後になってしまうより、今ここを買った方が後悔しないと思ったんです」と、ご自分たちのライフスタイルや将来を見据えてのご決断だったことを話してくださいました。


まったく不満はないですね

ご夫婦の寝室は2面採光でロフト付きの広く明るい部屋 ご夫婦の寝室は2面採光でロフト付きの広く明るい部屋
 こうして宅見さんのマイホームとなったのは、川崎市川崎区の新築住宅。最寄り駅からは歩いてわずか6分ほどのとても便利な立地でありながら、周辺は閑静な住宅街で、その一角にある分譲地に建つ宅見さんのご新居を含む数棟の新築住宅は、どの家もお洒落な外観が目を引きます。
 グレーと白の色使いがスタイリッシュな印象の宅見さんのお宅は、南側を道路に面した約30坪の整形地にゆったりと建てられた2階建て。間取りは4LDKで、1階に18.8畳の広々としたLDKと水回り、2階には洋室4部屋が配されています。2階の居室の広さは8.2畳と6.2畳、そして6.1畳が2部屋。お2人の寝室として使用されている8.2畳の部屋には勾配天井を利用した大きなロフトが造られているほか、6.1畳の2部屋は引き戸を挟んで隣り合っていて、1つの大きな部屋としても使える造りとなっています。建物の手前は約半分が大きな車もゆったり停められる1台分の駐車スペース、もう半分は宅見さんのご希望によって造られた芝生と花壇のお庭です。ガーデニングがご趣味の奥さまが手入れをされているという花壇や玄関脇のコンテナには、お伺いしたときもかわいらしい春の花が植えられていました。
 まだお引っ越しをされたばかりのこのご新居について「広さや間取りもほぼ条件どおりですし、

寝室の天井高を活かして造られた、広々としたロフトスペース 寝室の天井高を活かして造られた、広々としたロフトスペース
やはり広くて新しい家は快適です」と話してくださったお2人。奥さまは「部屋が広くなったので、マンションで使っていた家具が小さく感じられるんです」と話してくださいました。一方「日当たりが良く、静かなのがいいですね」とおっしゃるのはご主人。「環境が変わったせいか、自分も落ち着いたというか、ゆとりが感じられるようになった気がします」とのこと。お2人はそろって「今のところ気に入らないところや不満はまったくないですね」と話してくださいました。


“具体的な条件”と“良い担当者”が大切だと思います

6.1畳の2部屋は引き戸で仕切る造り。開け放てば大きな部屋として使うこともできる 6.1畳の2部屋は引き戸で仕切る造り。開け放てば大きな部屋として使うこともできる
 ご新居での新しい生活についてうかがうと「ライフスタイルそのものに大きな変化はありませんが、以前と比べて生活環境は格段に良くなりました」と話してくださったお2人。ご主人は「職場が近くなって、通勤もとても楽になりました」と話してくださいました。一方「商店街だけでなく、スーパーやホームセンターなども近くてとにかく便利です」とおっしゃるのは奥さま。またお2人は「ちょっとしたことですが、マンションと違って駐車スペースが目の前なので、荷物などを運ぶのが楽なのもいいですね」と話してくださいました。さらに、ご新居でこれからしたいことについてうかがうと、「庭にもう少しいろいろなものを植えて、充実させていきたいと思っています」とお2人。続いてご主人は「この家は快適なんですが和室がないので、リビングの一部に畳を敷いて、落ち着ける和の空間を作ろうかと思っています」と話してくださいました。こうした言葉からは、お2人が日々の生活のなかでご新居の暮らしやすさを実感され、暮らしを楽しまれているご様子が伝わってくるようでした。
 最後にこれから住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると
奥さまが手入れをされるという玄関前のお庭。南道路に面していて、とても日当たりが良い 奥さまが手入れをされるという玄関前のお庭。南道路に面していて、とても日当たりが良い
「条件をハッキリさせておくことが大事だと思います」と即答してくださったご主人。「何が譲れない条件なのかを具体的に伝えておけば、買おうとする側も不動産会社の担当者も、お互いに時間と労力を無駄にすることなく、スムーズな家探しができると思います」とのこと。また「家を買うにあたって、サポートしてくれる担当者の存在はとても大きいものだと思います」とそろって話してくださったお2人。「こちらの言っていることを分かって、気持ちを汲んでくれる担当者がいれば、きっと良いものに巡り合えると思います」と話してくださいました。




お話をうかがって・・・

 宅見さんは、共働きのご夫婦にとって大切な通勤の便や、これから家族が増えるにあたっての生活環境など、ご自分たちのライフスタイルや将来についてよく考え、ハッキリとしたご希望を持って住宅探しに臨まれたご夫婦でした。お2人は「出した条件は厳しかったと思う」とおっしゃっていましたが、ただ漠然と良さそうなものを求めるのではなく、ご自分たちのなかでのしっかりとした基準があったからこそ、「まったく不満はない」と言い切れるマイホームを手にすることができたのだと思います。
 また、お2人のエピソードやアドバイスをうかがって、やはり住宅購入には、プロの知識や経験を持ちながら、買う側の立場になってサポートしてくれる、頼れる担当者の存在が不可欠なのだということを、改めて感じました。

お客さまの視点とプロの視点をバランス良く持った 営業マンでいたいです
 宅見さまはご購入を急がずご自分たちのライフスタイルに合った住宅を探そうとしていらっしゃるご夫婦でした。ご希望エリアに関しては通勤時間を重視されており、建物については広さや間取り、ガーデニングのできるお庭などしっかりしたご希望をお持ちでした。
 ご購入いただいたお住まいはまだ建築中の未公開物件だったため、最初にご覧いただいたときはまだ販売図面もない状態でしたので、少しでもイメージが掴めるように区画図や間取り図をご覧いただき、内装や外壁の色などのプランが決まるたびに資料でご説明しました。また、玄関前は当初のプランでは2台分のカースペースだったのですが、宅見さまのご要望により、半分をガーデニングのできるお庭に変更しました。これによって外構プランは大きく変わりましたが、施工会社に相談しながら、土を入れ替えたり踏み石を設置したりして宅見さまのご希望に近付けることができて本当に良かったです。ご新居は新規の分譲地内のご住宅ですので、同世代の方や、小さなお子さまがいらっしゃる方も多く、これからお子さまが生まれても、安心してご家族皆さまが楽しく過ごしていっていただけると思います。
 仕事をするときいつもいちばんに心がけているのは、お客さまに楽しくご住宅探しをしていただくことです。ご紹介したご住宅にお引っ越しをされたお客さまから「ここに住んで良かった」と言っていただけるたびに、この仕事がもっともっと好きになります。これからも楽しいマイホーム探しのお手伝いができるよう、お客さまと同じ視点と、不動産のプロとしての視点の両方をバランス良く持った営業マンでいたいと思っています。