白と明るいグレーのスッキリとした色使いに、バルコニーのデザインが個性的に栄える新井山さんのお宅 |
新井山さんご夫婦がマイホームの購入を考え、住宅探しを始められたのは、2009年3月の初旬のことでした。「家を買おうと考えたきっかけは、子供が出来たことと、それまで住んでいた賃貸マンションの契約更新が近付いていたことです」と話してくださったご主人。「以前のマンションは、3人で暮らすには手狭でしたし、どうせ引っ越すならまた賃貸に住むより買ってしまった方が良いと思ったんです」とのこと。また、お2人は「更新のタイミングもありましたが、子供が生まれるのがお盆の頃なので、それまでに引っ越して、新しい家で子供を迎えてあげたいと思っていました」とも語ってくださいました。
マイホームを購入されるにあたっての条件についてうかがうと、「家そのものについては間取りが3LDK以上でLDKの広さが15畳以上あること、日当たりが良いこと、キッチンは対面式、駐車スペースがあること、などでした」と答えてくださった奥さま。また、エリアについては「通勤の便などを考え、横浜駅から電車で15分以内、駅からも歩いて15分以内というのが条件でした」とのこと。とくに沿線のご希望はなかったそうですが、「駅からの道のりが車通りが多過ぎたり暗かったりしない、子供が歩いても安全な道かどうかも重視したポイントでした」と生まれて来るお子さんの安全に配慮した条件についても語ってくださったお2人。さらにご主人は「インターネットで地域の犯罪率なども調べました」と、便利さや快適さだけでなく、安心してお子さんを育てられる環境も重視して、住宅探しをスタートされたことを明かしてくださいました。

最初はインターネットで物件情報をご覧になっていたという新井山さん。5?6社の不動産会社にメールで問い合わせをされ、実際に足を運ばれたとのこと。そのうちの1社だった大和住販を初めて訪れたときのことを、お2人は「アクセスが便利で行きやすかったです。店内も広くラックに並んでいる物件情報の数がとにかく多くて、逆に何から見て良いか分からないくらいでした」と話してくださいました。また、それまでもメールでやり取りをされていた営業担当の営業さんについては、「何も分からない私たちに、いろいろとよく教えてくれました。営業さんは決断を急かしたり、押し付けようとしたりするところがなく、納得いくまで見て考えてくださいと言ってくる人で、私たちにはそのスタンスがちょうど良かったです」と話してくださいました。
営業さんからの紹介も含め、全部で10件以上の住宅をご覧になったものの、これだというものにはなかなか巡り合えなかったと語ってくださった新井山さん。それでもお2人は一度、ご購入を決めようとされました。「夏までに引っ越したいという希望もあったので、『もうここでいいか』という感じで、ほかの不動産会社で紹介された家に決めようしたんです」と話してくださったご主人。しかし、すぐには踏み切れなかったとのこと。やはり、簡単に妥協するのは良くないと考えたお2人はもう一度大和住販を訪れました。「何社かの不動産会社に行ってみて、大和住販は圧倒的に情報量が多く、未公開情報もどこよりも早く紹介してくれると分かっていました」とおっしゃるお2人は「大和住販に条件に合う家がなければほかで探してもない! と思い、もう一度営業さんに相談したんです」と話してくださいました。

明るい色の床材と、大きなソファーの白が部屋を一層明るく見せているリビング
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大和住販を再度訪れてから間もなく、営業さんから現在のお住まいを紹介された新井山さん。最初にご覧になったときは、基礎が出来ているだけで、建物はまだ建っていない状態だったとのこと。「駅から歩いて10分かからない距離で、土地の形も良かったので、ここなら良いかなと思いました」と話してくださったのは奥さま。「日当たりも良さそうで、間取りなども図面で見る限り条件を満たしていました」とのこと。また、ご主人は「探し始めたときは、完成した家を見ないで買うなんて考えられないと思っていたんですが、良いものは早い段階で売れてしまうということも分かってきていましたし、同じ工務店が建てた別の家を見せてもらうことも出来たので、不安などはありませんでした」と話してくださいました。
ご覧になってから1週間ほどで、
2階のトイレは専用の洗面台や収納を備えた、とても広くゆったりとした造り
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購入を決断された新井山さん。お2人によると、建物ができる前のご購入だったからこその楽しみもあったのだとか。「このタイミングで決めたことで、家の建具や床、壁紙、キッチンやお風呂といった設備の色などを、ほとんどすべて自分たちで選ぶことが出来たんです」と説明してくださったのはご主人。さらに、収納スペースに棚を付けたい、お風呂の鏡を大きいものに替えたい、といった細かなご要望にもスムーズに対応してもらえたとのこと。お2人は「決めることが多くて大変な面もありましたが、工務店の方ができることは何でもやるという姿勢で私たちの要望を聞いてくれたので、セミオーダー感覚を楽しめました」と話してくださいました。

南と東に窓がある3階の1室。「日当たりが良すぎて暑いくらい」とのこと
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こうして、横浜市南区の高台に新井山さんのマイホームが完成したのは2009年の5月のこと。古くからの住宅街という静かで落ち着いた環境にありながら、最寄り駅から徒歩で約8分という便利さを併せ持つその住宅は、白とグレーの外観がスッキリとした印象の3階建てです。間取りは1階に6.5畳の洋室とお風呂、2階に約16畳のLDK、3階には6畳の洋室1部屋と5.5畳の洋室2部屋を配した4LDK。南側を道路に面し、バルコニーもちょうど南向きのため、バルコニーに繋がる大きな窓のあるリビングはとても日当たりが良いとのこと。また、各部屋にクローゼットが設けられ、収納も充実しています。
ご新居のお気に入りのポイントをうかがうと、「部材や建具を決めるとき、白とダークブラウンを基調にしました。家全体の統一感を出すために扉はすべてダークブラウンにしたんですが、落ち着いた感じになって良かったです」とお2人。また「対面式のキッチンはやっぱり良いですね。
3階の北側の部屋には高い位置に明かり取りの窓が設けられ、日当たりが確保されている
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カウンター越しに話したりテレビを見たりはもちろん、子供が生まれたら子供の様子を見ながら料理ができるのは助かると思います」とおっしゃるのは奥さま。「食洗機もサービスで付けてもらえたので、子供が出来たら重宝すると思います」と話してくださいました。一方、広いお風呂を挙げてくださったのはご主人。「色だけでなく浴槽の形も自分で選びました。広くてのびのび入れるのが嬉しいです」とのこと。さらにお2人は「自分たちのいろいろな希望が叶えられた家なので、気に入らないところはないですが、日当たりが良くて落ち着けるこのリビングの空間がとくに好きですね」と笑顔で話してくださいました。
壁の色から浴槽の形までご自分たちで選んだというお風呂。横長の鏡もお2人のご希望で付けられたもの |
2009年5月末にお引っ越しをされ、マイホームにも慣れてきたという新井山さん。新しい生活について「まだ子供が生まれていないので、今のところ以前と大きな変化はないです」とおっしゃるお2人ですが「賃貸のときにはいずれ出て行くところだからという気持ちがあったんですが、今はしっかり片づけをしてキレイに保っていきたいと思うようになりました」とのこと。また、奥さまは「今までの賃貸は大通り沿いにあり、うるさくて窓を開けておけなかったんですが、ここはとても静かなので窓を開けて風を感じながらのどかだな?と思ったり。当たり前だけど幸せですね」と、新しい環境に満足されているご様子を話してくださいました。
これから住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると、まず「分からないことは専門家に聞くのがいちばんなので、家を買いたいと思うならまず不動産会社に行くべきだと思います」と話してくださったご主人。続いて「担当者とのコミュニケーションが大事だと思います」と奥さま。「コミュニケーションがよくとれていて、自分たちのライフスタイルを理解してもらっていれば、良い担当者なら細かい情報の中からもニーズを的確に読み取って紹介してくれるはずです。そうすれば、より良いものを早く見付けることができると思います」と具体的に話してくださいました。そして最後にお2人は、ご自分たちの経験を振り返りながら、「自分たちが納得できるものを見付けるまで、安易に妥協しないで頑張ってください」と力強いメッセージを送ってくださいました。
新井山さんは、マイホームに対してのしっかりとした条件を持ち、夏までにお引っ越しをするという期限を決めて住宅探しに臨まれていました。ご新居で落ち着いてお子さんの誕生を迎えたいという思いもあって、一旦はやや妥協して別の住宅の購入を考えられたのだと思いますが、そのとき焦って決断せず、大和住販の情報力を信じてもう一度営業さんにご相談されたことが、お2人が納得のマイホームを手にすることが出来た最大のポイントだったと思います。
そんな新井山さんの言葉だけに「安易に妥協しないで頑張ってください」というメッセージには説得力を感じました。また、「担当者とよくコミュニケーションを取るのが大事」というアドバイスからは、住宅探しには担当者との良い関係が欠かせないということ、そのためには何でも話せる、頼りになる担当者を見付けることが大切なのだということを、改めて教えられました。 |