建物の外壁はレンガ風のタイル貼り。よく手入れされていて、15年の築年数を感じさせない
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今回マイホームを購入されるまで、横浜市内の賃貸マンションにお住まいだったという丸山さんご夫婦。お2人がマイホームを購入しようと決められたのは2009年の4月頃のことでした。そのきっかけをうかがうと「2010年に結婚式を挙げるので、それまでに落ち着ける新居を見付けたいと思ったんです」とお2人。さらにご主人は「ちょうど賃貸の契約が2年目に入って更新が近付いていたので、それまでに引っ越したいという気持ちもありました」とも話してくださいました。これらのタイミングがちょうど重なり、住宅探しをスタートしたお2人のご新居に対する条件は、通勤に便利な東横線沿線で間取りは3LDK以上、駅からは20分くらいはかかっても良いので歩ける範囲のマンションというものでした。また、奥さまは「防犯などを考えると一階は何となく不安なので、マンションの上の階が希望でした」と話してくださいました。
「最初は新築マンションしか考えていませんでした」とおっしゃる丸山さん。フリーペーパーやインターネットでいろいろな物件情報をご覧になり、良さそうなものには資料請求をされたそうですが、やはり対象は新築マンションだったとのこと。「何ヶ所かモデルルームを見に行ってみて、予算を考えると高めかなという感覚もありましたが、どこも設備などは充実しているし、これは良いなと思うところもありました」と話してくださったのはご主人。実際に3~4件のモデルルームをご覧になったお2人は、新築マンションのご購入に向けて、本格的な検討を始められました。

そんなお2人が大和住販を訪れたのは、2009年6月。目的は中古マンションをご覧になるためだったとのこと。ご主人は「良いなと思う新築マンションはあったんですが、情報誌などを見ていると新築と中古では値段が全然違ったので、新築だけを見て決めてしまうより、中古も見たほうがいいかなと思い、新築を見た帰りに寄ってみたんです」と説明してくださいました。
「初めて大和住販に行ったのは夜だったので人は少なかったですが、マンション担当の営業さんが対応してくれて、いろいろと話を聞けました」とお2人。「そこで自分たちの予算や条件などを話したところ、営業さんは『ご結婚後最初に購入されるマンションなら、今後の住み替えの可能性なども考えて、まずは中古というのも良いと思います』という提案をしてくれました」とのこと。お2人は「『まず何件か、ご覧になってみては?』という営業さんの言葉を受けて、日を改めて現地を案内してもらうことにしたんです」と、中古マンションをご覧になるまでの経緯を語ってくださいました。
「営業さんには、何回かに分けて全部で5~6件のマンションを見せてもらいました」と話してくださった丸山さん。「営業さんの事前のリサーチが良かったので、見に行ったところはどこも良かったです」とのこと。お2人はそろって「それまで、中古マンションというと古かったり汚れていたり、というイメージがあったんですが、実際はキレイで設備も思っていた以上に充実していて、これなら良いなと納得できました」と話してくださいました。

バルコニーに続く大きな窓からの日射しがいっぱいのダイ二ングスペース
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最初にご覧になった数件のなかに気に入ったものがあったという丸山さん。しかし、お2人が検討されているうちにそのマンションは売れてしまったとのこと。そのとき、とても悔しい思いをされたというお2人は「良いと思ったら早く決断することも大事なんだと学びました」と話してくださいました。
そんな丸山さんが現在のお住まいに巡り合われたのはその後すぐのことでした。「営業さんが、『相鉄線沿線に足を伸ばせばご希望に合うマンションがあります』
食洗機も造り付けられ、使い勝手が良い真っ白なキッチン
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とここを紹介してくれたんです」と話してくださったお2人。「相鉄線沿線はそれまで想定していない場所でしたが、実際に見に行って、沿線に捕われずに便利さや環境の良さを見てみると、それまでに見てきたマンションのなかで、ここがいちばん良かったんです」とのこと。お2人は「見に行ったなかでいちばんキレイにリフォームされていて、自分たちで直したいと思うところがどこにもなく、すぐに入居できる状態だったのは大きなポイントでした」と語ってくださいました。
さらに「ここは希望どおり最寄り駅から歩ける距離ですし、周りはうるさい商業施設などのない住宅街で小学校なども近く、とても環境が良いんです」とおっしゃるお2人は「見終わったときにはもう、2人とも『ここにしよう』と決めていました」とのこと。自らの経験に学んで、これだと思ったマンションを即決されたお2人は「今は先に売れてしまったマンションと比べても、ここのほうが良かったなと思っています」と満足そうに語ってくださいました。

DKに隣り合った約6畳の明るい洋室は、リビングとして使われている |
こうして丸山さんのマイホームとなったのは、相鉄線沿線に建つマンション。総戸数26戸、8階建ての4階部分に位置する1室です。建物の外観は築15年目を迎えるとは思えないほどきれいに保たれ、エントランスの掃除も行き届いて、しっかりとした管理体制がうかがえます。奥さまは「管理人さんが掃除をしてくれている様子をよく見かけるんです」と話してくださいました。また、周辺は一戸建て住宅も多い落ち着いた住宅街で、
水回りも中古とは思えないほどリフォームが行き届いている
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最寄り駅から難なく歩ける便利さも兼ね備えています。フルリフォームされた丸山さんのお住まいの間取りは2SDK。バルコニーに面する西側に10畳弱のDKと約6畳の洋室が並び、共用廊下側には約4.9畳の洋室と4.1畳のサービスルームが配されています。DKと隣り合う洋室は、あいだを仕切る引き戸を開け放てば、一続きのLDKとして使用でき、表示上サービスルームと表されるスペースも、居室として使うことができます。
お2人にご新居のお気に入りのポイントをうかがうと、「お風呂やトイレなどの設備が新しくて使いやすいです」とご主人。一方「玄関の人感センサー付きの照明や、食洗機付きのキッチンが気に入っています」とおっしゃるのは奥さま。またお2人は「宅配ボックスがあるのは便利です。2人とも夜遅くまで働いているので、すごく助かっています」とも話してくださいました。さらに「バルコニーは西向きなんですが夕方までよく日が当たるので暖かいですし、寝室の窓が南向きなので、朝日を感じられるのが嬉しいです」とお2人。「暮らしていて何の不具合もなく、本当に快適です。これから友だちや家族を呼びたいです」と語ってくださいました。

丸山さんご夫婦がご新居で新しい生活をスタートさせたのは、2009年の8月。お2人が「賃貸の更新にも間に合って引っ越せて、本当に良かったです」
西向きながら広く、日当たりの良いバルコニー
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とおっしゃる、良いタイミングでのお引っ越しでした。ご契約や住宅ローンの手続きについても「揃えなければならない書類などがあり、大変なところもありましたが、営業さんも負担が少ないように配慮しながら熱心にやってくれたのでスムーズに進みました」と話してくださいました。
新生活のご様子についてうかがうと「自分の家だなという実感はありますね。きれいに使わなくてはと思うようになりました」と笑顔のお2人。ご主人は「家を買ったことで仕事にも力が入るというか、これから家庭を築くんだという意識も強くなったと思います」と語ってくださいました。
最後にこれからマイホームを購入される方へのアドバイスをお願いすると、住宅探しの流れを振り返りながら「私たちの場合、新築と中古を見比べ、東横線から相鉄線へも目を向けることで、良いマンションを買うことができました。条件を持つことは大切ですが、ここでなくてはダメ、といったこだわりは捨て、総合的に考えてみることも大事だと思います」と話してくださった奥さま。また「新築の営業マンはメリットしか言わなかったんですが、営業さんはそれぞれのマンションのメリットもデメリットもきちんと説明してくれたので信頼できました」とおっしゃるご主人は「良い担当者のサポートがあれば、きっと良いものが買えると思います」と力強く語ってくださいました。
丸山さんご夫婦は当初のご希望どおり、賃貸の更新と結婚式の前に、マイホームへのお引っ越しを果たされました。
お2人が理想のマイホームにより近付くターニングポイントになったのは、奥さまもおっしゃっていたように、新築マンションだけでなく中古も見てみる、東横線沿線だけでなく相鉄線沿線にも目を向けるなど、選択肢を広げたことだと思います。そして、そのきっかけとなったのは、どちらも営業さんのアドバイスだったことを思うと、やはり住宅探しにおける担当者の存在は重要だな、と改めて感じました。ご主人が最後に語ってくださった「良い担当者のサポートがあれば良いものが買えると思う」という言葉からも、そのことはよくわかると思います。
条件をしっかり整理すること、実際の住宅を自分で見て確かめることなど、住宅探しの重要なポイントはいくつもありますが、頼れる不動産会社と担当者を見付けることも大切なポイントの1つだと再認識しました。 |