オーナーズインタビュー 春日さんファミリー

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

子供たちも気に入ってくれているのが嬉しいです。春日さんファミリー 春日さんファミリー
春日さんファミリー 春日さんファミリー
春日さんファミリー

 今回おうかがいしたのは春日さんのご新居。4人家族が暮らす広々とした新築住宅です。予算やエリア、それぞれ小学校と中学校に通う2人のお子さんたちの通学のことなど、さまざまな条件のあるなか、納得のマイホームを実現された春日さんの住まい探しのご様子、ご新居の住み心地などについて語っていただきました。


最初は中古マンションを中心に考えていました

今回マイホームを購入されるまで、春日さんご一家は賃貸マンションにお住まいでした。ご夫婦によると、住宅購入を考えられるようになったきっかけは、お子さんたちも大きくなり、お住まいだったマンションが手狭になったことだったとのこと。「ずいぶん前から家を買って広いところに引っ越したいと思っていました」とおっしゃるお2人は「今回、実際に行動を起こす1年以上前からフリーペーパーやインターネットなどで物件情報をチェックしていました」と語ってくださいました。
そんな春日さんが物件情報をチェックされる際に条件とされていたのは、場所は武蔵小杉を中心としたエリア、間取りは3LDK以上、駐車場があること、などでした。「私が車で通勤しているので、駅からの距離などはあまり気にしていませんでしたが、駐車場は必須の条件でした」と話してくださったのはご主人。

明るい色合の外壁にモダンなデザインの玄関扉が栄える春日さんのお宅 明るい色合の外壁にモダンなデザインの玄関扉が栄える春日さんのお宅
奥さまは「土地勘もあり主人の実家から近い武蔵小杉駅周辺を希望していましたが、予算などを考えるともう少し範囲を広げないと無理かな、と思っていました」と、エリアについてはある程度柔軟に考えられる一方で、「引っ越して転校することになっても、子供の新しい学校が家から近いことは条件でした」とお子さんを持つご家族ならではの譲れない条件をお持ちだったことを語ってくださいました。
また、「予算については、月々のローンの返済が当時のマンションの家賃の額を超えないことを基準に考えていました」と話してくださったのはご主人。これらの条件と予算を考え合わせ、一戸建ての購入は難しいと思われていたというお2人は「自分たちに買えるのは中古マンションかなと思い、情報も中古マンションを中心に見ていました」と語ってくださいました。価格面も考えると中古が良いのかな、と考えるようになりました」と奥さま。「中古なら築年数が10年程度で駅から歩いて10分ぐらいが理想でした」と話してくださいました。さらにエリアについて「実家が大田区なので、できるだけ近い方が良いと思い、通勤とのバランスから、川崎駅や武蔵小杉駅周辺を考えていました」と話してくださった奥さま。ご一家はこれらの具体的な条件をもとに、2009年7月頃から住宅探しをスタートされました。


見に来たその日に申し込みをしました

吹き抜けから明るい光が差し込む広々としたリビング 吹き抜けから明るい光が差し込む広々としたリビング
春日さんが大和住販を訪れたのは、2009年の10月頃のこと。お2人は「大和住販の名前はラジオCMで聞いて知っていたので、ちょっと行ってみようか、という軽い気持ちで足を運びました」と話してくださいました。そのときの印象を「ほかの不動産会社には行っていないので比較はできないですが、対応はスムーズでした」と語ってくださったお2人。また奥さまは「担当してくれた営業さんは、行動が早く、フットワークの良い方でした」と話してくださいました。
初めてお店を訪れたその日に、さっそく実際の住宅をご覧になったという春日さん。お2人によると「営業さんは、こちらの要望を聞きながら良さそうな情報をピックアップして、現地を案内してくれました」とのこと。ご覧になったのは中古マンションを含む4件ほどで、現在のお住まいもそのうちの一件だったのだそうです。「ここ以外に案内してもらった一戸建てはまだ建築中だったので、中までしっかり見たのは中古マンションとここだけでした」と話してくださったお2人。にもかかわらずお2人は「見に来てすぐ、その日のうちに申し込みをしました」と、まさに即決で現在のお住まいの購入を決められました。その素早いご決断のポイントをうかがうと「立地などの条件が良かったことはもちろんですが、営業さんにここの見積もりを出してもらったところ、中古マンションの見積もりとそんなに変わらなくて、この予算で一戸建てが買えるなら、と思ったんです」と話してくださったお2人。また、ご主人は「もう家賃を払い続けるのは嫌だったというのも理由の1つではありますね」と話してくださいました。一方奥さまは「14棟の分譲地なので、自分たちだけが新しく引っ越して来るわけではないという安心感や、家同士の間隔が近過ぎないよう建て方が工夫されていた点なども、決め手になりました」と語ってくださいました。
さらに「2階建ての家に住みたがっていた次男が、とくにここを気に入って、『ここに住みたい!』と言っていたことも、決断の後押しのひとつになりました」と話してくださった奥さまは「月並みな言い方になるかもしれませんが、この家と縁があったんだと思います」と話してくださいました。



子供たちも気に入ってくれているのが嬉しいです

1階の洋室にはパソコンが置かれ、書斎のように使用されている 1階の洋室にはパソコンが置かれ、書斎のように使用されている
 「決めるまではあっという間でしたが、住宅ローンの申請や手続きなどには多少時間がかかりました」と話してくださった春日さん。「でも、そのあいだも分からないことなどがあると、営業さんも住宅ローン担当のスタッフの方も丁寧に教えてくれたので、不安はありませんでした」とのこと。ご主人は「2009年の年末には住宅ローンのこともすべて確定し、2010年の1月半ばには引っ越すことができました」と話してくださいました。また、奥さまはお子さんたちの通学のことに触れ「引っ越しても子供たちは新学期までは前の学校に通うことになっていたので、早く引っ越したぶん、遠くから通学する期間が延びることを考えると、手続きに多少時間がかかったのも、結果的には良かったのかなと思いました」と話してくださいました。 こうして春日さんご一家のマイホームとなったのが川崎市高津区の新築一戸建て。14棟の新しい住宅が並ぶ分譲地の一角に建つ、明るくモダンな外観の2階建て住宅です。1台分のカースペースを備えた建物の間取りは4LDK。1階に約16.5畳のLDKと6畳の洋室、2階にはそれぞれ6畳、4.5畳、5.5畳の洋室3部屋と洗面所、お風呂が配され、日当たりの良い南向きに大きなバルコニーが造られています。
 ご新居の気に入っているところをうかがってみると、まずお風呂を挙げてくださったのはご主人。

2階の南向きの1室。バルコニーに繋がる大きな窓があり、とても明るい 2階の南向きの1室。バルコニーに繋がる大きな窓があり、とても明るい
「広いしテレビも付いているので、ゆったり長く入れるんです」と話してくださいました。また「キッチンが広いのは良いですね」とおっしゃるのは奥さま。「食洗機も付いていて、とても便利です」とのこと。さらに「前のマンションと比べると、倍ぐらいの広さがあるのは嬉しいですね」とお2人。広々としたリビングは一部が吹き抜けになっているので、家族が集まる空間はとても明るく、「晴れた日はとくに気持ちが良いです」とのこと。お2人は「子供たちにも自分の部屋を持たせてあげられましたし、2人とも新しい家を気に入って喜んでいるのが、本当に嬉しいです」と語ってくださいました。

金額的に無理をしないことは大事だと思います

2階の6畳の洋室はお子さんの部屋 2階の6畳の洋室はお子さんの部屋
マイホームを購入されての、以前との変化についてうかがうと「ここを買って落ち着けたことで、ホッとしたというか、安心感が生まれました」と話してくださったのは奥さま。ご主人は「もし自分に万が一のことがあっても、この家は残るんだと思うと、本当に買って良かったと思います」と話してくださいました。 また「引っ越してから、主人も子供たちも家の掃除や片づけを、よくするようになりました」と生活のなかでの変化について語ってくださったのは奥さま。当初から気に掛けられていたお子さんたちの学校についても「上の子に関しては、中学3年生なので、卒業まで同じ学校に通えるよう手続きをしました。下の子は転校することになりましたが、

ついつい長風呂になってしまいそうなテレビ付きの広々としたお風呂 ついつい長風呂になってしまいそうなテレビ付きの広々としたお風呂
まだ小学校3年生ですし、新しい小学校も遠くないので、問題ないかなと思っています」と話してくださいました。
さらに「引っ越しや短時間での新しい家具選びなどは本当に大変でしたが、やっと落ち着きました」と、お引っ越し前後のご様子を振り返ってくださったお2人。「今は雨の影響を受けずに洗濯物を干せるよう、バルコニーに屋根を付けたいです」と話してくださったのは奥さま。また、ご主人は「一戸建てに住むようになったので、犬を飼いたいですね」と、今後の楽しみを語ってくださいました。
最後にこれから家を買われる方へのアドバイスをお願いすると「金額的に無理をしないことは大事だと思います」と奥さま。「家は買って終わりではなく、そこから生活が長く続いていくものなので、自分たちが毎月返済できるローンの上限額といった予算のことも含めて、条件をハッキリさせておくのは大切なことだと思います」と話してくださいました。さらに「縁やタイミングも重要ですね」と話してくださったお2人は「家は本当に大きな買い物なので、買うにあたって迷いをすべて消すことはできないかもしれませんが、『ここだ』と感じたときは、決断も必要なのではないかと思います」と話してくださいました。

お話をうかがって・・・

 春日さんは、とてもおおらかで優しい雰囲気のご夫婦で、お話をうかがっていてお子さんのことを本当に大切にされているな、という印象を受けました。今回の住宅探しでも、お子さんのことを第一に考え、それを中心にしっかりとした条件の優先順位を決められたことが、春日さんにとっての良い住宅購入に繋がったのではないかと思います。
 マイホームを持とうというきっかけや理想の住まいは人によりさまざまですが、購入にあたっては、春日さんもアドバイスしてくださっているとおり、ハッキリと条件を決め無理のないプランを立てることがとても重要だと思います。本当にマイホームに求めるものは何なのかをよく考えて条件を決め、予算などについても不動産のプロに広くアドバイスを受けながら、本当に自分たちに合った住宅を探すことが大切だな、と改めて感じました。

お客さまの心の声をよく聞いて、より良いご提案をしていきたいです
 春日さまはマイホームに対するはっきりとしたご希望をお持ちで、とくにお子さまたちが学校に安全に通えることと、住宅ローンの毎月の返済が無理のない範囲であることを重視していらっしゃいました。
最初はご希望エリアのマンションをご紹介したのですが、広さなどからご期待に沿えなかったため、武蔵小杉から数駅離れた場所や、武蔵小杉行きのバス便が充実している地域など、少しエリアを広げて一戸建て住宅をご紹介したり、もし小学校を転校するならどの学校なら安心かといったことをうかがって、その学区の住宅をご紹介したりと、いろいろな提案をさせていただきました。
ご購入いただいた住宅は、お子さまの転校が必要になるエリアでしたが、ご予算、建物の広さなどを総合的に見ると、春日さまのご希望によく合っていましたので、住宅そのもののことだけでなく、お子さまの通学はどうなるのか?日々のお買い物の場所は?など、生活を具体的にイメージしていただけるよう配慮しながらご説明しました。ご夫婦だけでなくお子さまも気に入ってくださり「ここに住みたい!」とおっしゃっていたのが印象的でした。これからもご新居で家族団らんを大事に、笑い声の絶えない暮らしを楽しんでいただければと思います。
私が仕事でいちばんに心掛けているのは、お客さまに信頼していただけるよう、よくお話をうかがうことです。住宅に何を求めて、どんな条件を大事にして住宅探しをされているのかを会話のなかで確かめながら、いろいろなご提案をさせていただいています。これからも、もっともっとお客さまの心の声をよく聞いて、より良いご提案ができるパートナーになりたいと思っています。