白とグレーの色使いがシャープな印象の鈴木さんのお宅。2階と3階にそれぞれ大きなバルコニーが設けられている
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鈴木さんご夫婦はご結婚が決まってから今回マイホームを購入されるまで、賃貸マンションにお住まいでした。マイホームを探し始められたのは結婚式が終わった2009年12月頃でしたが、ご主人によると「賃貸に住み始めたときから長く賃貸に住み続けるより、自分たちの家を持ちたいという気持ちはありました」とのこと。また奥さまは「すでに家を買った友だちから『住宅ローンを組んで家を買うなら早いほうがいいよ』と言われたこともきっかけのひとつになりました。やはり経験者の言葉には説得力がありますから」と話してくださいました。さらに「住んでいたマンションは場所は便利だったんですが、昭和40年代の建物でとても古かったんです」とお2人。奥さまは「レトロな雰囲気があり、それはそれで良かったんですが、やはり新しい家は憧れでした」と語ってくださいました。
住宅探しを始めるにあたり、インターネットを利用されたというお2人。「最初はインターネットの情報を見ながら、住みたい地域を絞り込んでいきました」とのこと。その結果、お2人のご実家のほぼ中間点にあたり、便利な保土ヶ谷駅周辺が第一候補になったのだそうです。その他の条件をうかがうと「駅から徒歩15分以内で、2人の趣味であるバイクが停められる駐車場があり、間取りは3LDK以上の2階建てが希望でした」と話してくださったお2人。さらに奥さまは「日当たりの良さも大事な条件の1つでした」と話してくださいました。

これらの条件を決め、まずは保土ヶ谷駅近くの不動産会社を訪れたというお2人。その会社では7~8ヶ所の住宅を紹介してもらったそうですが「予算に合ったものを見に行くと、建物は良くても場所が崖の下だったり、墓地のすぐそばだったりと、立地が良くないところも多かったんです」とのこと。1ヶ所だけ保土ヶ谷駅に近く価格的にも良いなと思ったものがあったそうですが「そこも実際に現地を見てみると、線路に近く、渋滞する道路の抜け道になっている通りに面していて、危険だなと思うくらい交通量が多かったことなどがネックになってあきらめました」とおっしゃるお2人は、「実際に現地を見てみないと分からないこともありますね」と話してくださいました。
その後、大和住販に足を運ばれた鈴木さん。お2人は「じつは、ほかの不動産会社からの帰りに横浜駅で看板を見て、ちょっと行ってみようということになったんです」とそのきっかけを明かしてくださいました。「フロアが広くオープンな感じで、情報を自由に見られるのが良かったです」と最初の印象を語ってくださったご主人。奥さまも「店内が広くて、物件情報も多く、大きい会社なんだなと思いました」と話してくださいました。
その日は時間が遅かったため、条件などを伝え、日を改めて現地を案内してもらうことにしたというお2人。「担当になった営業さんはほかの不動産会社では出て来なかった物件情報をいくつも紹介してくれました」とのこと。その営業さんの案内でご覧になった住宅のうちの1件が現在のお住まいだったのだそうです。

床や家具の色に統一感があり、落ち着いた雰囲気のリビング
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「最初にここを見に来たときは、分譲地内の10棟のうち、3棟ほどしか家は建っていませんでした」と話してくださったお2人。現在のお住まいもまだ、何もない土地の状態だったとのこと。にもかかわらずお2人は、ピンと来たのだそうです。「ここは当初考えていなかった京急線の沿線なのですが、相鉄線の駅も歩ける範囲にあり、横浜駅からも数駅と、かなり便利な場所だったんです」とおっしゃるのはご主人。奥さまは「高台なので開放感があり、建物が建っても日当たりが良さそうでしたし、ランドマークが見える景色の良さも魅力でした」と話してくださいました。また、図面で家の間取りや広さなどを確認されたお2人は「最初は2階建てが希望でしたが、ここは3階建てでも駐車場がビルトインタイプでないところなど、造りも気に入りました」とのこと。さらにご主人は「営業さんはここを施工するのと
広々としたダイ二ングスペース。コーナーにパソコンスペースを設けても十分な広さ
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同じ工務店が建てた家にも案内してくれたので、完成したときのイメージを膨らますことができました」と話してくださいました。
ご覧になってからお申し込みまでは1週間ほどだったそうですが、「決めるまでには自分たちで昼と夕方など時間帯を変えて見に来たり、駅までの道を歩いてみたりしました」と奥さま。「何回も見に来てよく考えて、2人とも納得して購入を決めました」とおっしゃるお2人は「京急線沿線だから、3階建てだからという理由で敬遠していたらここには巡り合えなかったのだと思うと、あまり条件にこだわり過ぎず、ここを見に来てみて良かったなと思っています」と話してくださいました。
こうして鈴木さんのご新居となったのが横浜市西区の高台に建つ新築一戸建て。真新しい、洒落た外観の住宅が並ぶ分譲地内にある、白とグレーのスッキリとした外観が印象的な住宅です。ビルトインタイプではない、車1台分としてはやや広めな駐車スペースが設けられるなど、造りにゆとりが感じられる3階建ての建物の間取りは3LDK。1階に6畳の洋室ひと部屋とバスルーム、2階には15.5畳の広々としたLDK、3階にはそれぞれ6畳と5.25畳の洋室2部屋が配されています。
「まだ建物ができていない段階で契約したので、自分たちで内装などを決められたんです」と話してくださったのは奥さま。「フローリングやドアの色、壁紙、キッチンやお風呂といった設備の色などを選べたんです」とのこと。ご主人も「外壁も選べて、建売なのに少しだけ注文住宅の気分を味わえました」と話してくださいました。
そんなご新居のお気に入りのポイントをうかがうと「分譲地のなかでこの区画を選んだのは、東側が開けていて眺めも良かったからなんですが、やはりこの開放感と
直接バルコニ‐に出ることができる3階の明るい洋室がお2人の寝室
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日当たりの良さが気に入っています」とご主人。また奥さまは「設備が新しいのが嬉しいです。キッチンも広くて作業効率が上がった気がします。収納も充実していて、まだ余っているくらいなんです」と話してくださいました。さらに「建てる過程を見られたので、建物がしっかりしているという安心感があります」とお2人。「建築中は楽しみでよく見に来ていましたし、施工会社が建築中の写真をデータで送ってくれたのも良かったです」と話してくださいました。

お2人がご新居で新しい生活をスタートしたのは、2010年の4月の終わりのこと。ご主人はそれまでの数カ月を振り返り「1月に購入の申し込みをしてから、2月に新婚旅行に行って、帰ってすぐに書類を揃えてローンの手続きをしてと、とにかく慌ただしかったです」と語ってくださいました。また「引っ越しも家族や親戚など
に協力してもらって自分たちでやったんです」とおっしゃるお2人は「落ち着くまでは本当に大変でしたが、あっという間でしたね」と語ってくださいました。
ご新居での暮らしについてうかがうと「やはり一戸建ての家は落ち着きますね。家が広々としていることで、気持ちにゆとりができた気がします」とお2人。また「今までと違い、駐車場が家の目の前なので、バイクの様子をよくチェックするようになりました」とおっしゃるのはご主人。「駐車場代も無く、すぐ近くに停められるのは良いですね」と話してくださいました。さらに
洗面・脱衣所は通常より広い1.5坪あり、とてもゆったりとしている
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「これから部屋にグリーンを置いたり、気に入った家具を揃えたりしたいです」とお2人。「楽しみながらゆっくりやろうね」という奥さまの言葉が印象的でした。
最後にこれからマイホームを買われる方へのアドバイスをお願いすると「やはり実際に見てみないと分からないので、よく見て、納得して買うことが大事だと思います」と話してくださったお2人。また「もちろん安易に妥協するのは良くないですが、インスピレーションも大事なので、ちょっと条件と違うからと除外しないで、見に行ってみるのも良いと思います」とのこと。さらにお2人は「分からないことは何でも訊くことですね。信頼できる担当者ならちゃんと教えてくれるはずですから」と話してくださいました。
鈴木さんは、ご結婚後早いタイミングでマイホームをと考え、ご購入を実現されたご夫婦でした。お2人は住宅探しをスタートした当初からご希望の場所や条件などをしっかりと決めていらっしゃいましたが、営業の営業さんに紹介され、当初の条件から少し外れていた現在のお住まいをご覧になり「ここだ」と感じてご購入を決断されました。このお話を通して気付かされたのは、事前に決めた条件だけに捕われてしまうと、本当に自分たちに合った住宅と出合うチャンスを逃してしまうこともあるということです。お2人もおっしゃっているとおり、実際に足を運んで現地をよく見て、納得して決断することが大事なのだと改めて感じました。
ご購入を決断されてから、お引っ越しをして落ち着かれるまでは、とてもお忙しかったというお2人ですが、それだけに、これからゆっくり楽しみながら、ご自分たちらしいお住まいを作っていこうとされているご様子が微笑ましく感じられました。 |