黄色の外壁が目を引く長谷川さんのお宅。お子さんが飛び出さないように伸縮式の門扉が付けられた駐車スペースがある
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長谷川さんご一家は、今回マイホームにお引っ越しをされるまで、賃貸アパートにお住まいでした。住宅購入を考えるようになったきっかけをうかがうと「やはり、子供ができたことですね」とお2人。「本格的に家探しを始めたのは2010年の1月頃なんですが、考え始めたのは、いま2歳になる子供が生まれたときからです」とのこと。お2人は「子供が走り回るようになるとアパートでは周りに迷惑になることもありますし、いずれ子供が大きくなると部屋数が足りなくなってしまうことなども考えると、やはりそろそろ購入した方がいいかな、と思うようになりました」と話してくださいました。
また「賃貸だと家賃をずっと払っていても自分のものにはならないので、いずれ子供に残せるように購入しようと考えたのも理由の一つです」とご主人。さらに「アパートの契約更新が2011年の2月だったので、それまで
にはというのもありましたね」とおっしゃるのは奥さま。お2人は「フリーペーパーなどでたまに情報を見てみる程度のことはあったんですが、子供が生まれてすぐは本当に手がかかるので、具体的に探し始めたのは、子供が1歳を過ぎて少し落ち着いてからでした」と話してくださいました。

本格的に住まい探しをするにあたり「とりあえず不動産会社に行ってみよう」と思われたというお2人。「大和住販のことはそれまで知らなかったんですが、フリーペーパーで不動産フェアの広告を見て、ちょっと行ってみようかと思ったんです」と訪れた経緯を話してくださいました。 マイホームに対する条件についてうかがってみると「最初は一戸建ての家ということ以外はあまり細かく考えていなかったんです」とおっしゃるご主人。奥さまも「間取りは3LDK~4LDKで、3階建てではない方が良いというくらいでとくに縛りは無かったので、担当の営業さんをかえって困らせてしまったと思います」と話してくださいました。 そんななか、長谷川さんの住宅探しのターニングポイントとなったのは、やはりお子さんでした。「探している間に、何か月も前に申し込んでいた以前のアパート近くの保育園に子供を入れられることが決まったんです」と説明してくださったのは奥さま。これにより、探すエリアが保育園の周辺に一気に限定されたとのこと。お2人は「営業さんには、それまでにかなり広いエリアで何件か紹介してもらっていたので申し訳なかったんですが、保育園が決まったことで、そこに近い場所というのがいちばんの条件になってしまったんです」と話してくださいました。

パステルカラーをポイントにしたインテリアのリビング。掃き出し窓がちょうど南向きなので、日当たりも良好
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ご希望エリアがハッキリと決まったため、改めてエリア内の住宅を紹介してもらったという長谷川さん。「いくつか図面を見せてもらったんですが、立地や価格などの点からここがいちばん良いと思いました」と、お2人とも図面をご覧になった段階で現在のお住まいを気に入られたとのこと。「紹介してもらったときはまだ建物が建っていなかったので、ここには場所を確認しに来たという感じでしたが、以前のアパートから歩いて10分くらいの距離でよく知っているエリアですし、今までの生活を変えずに住み替えられるのはやはり魅力でした」と語ってくださったのはご主人。
キッチン脇のダイニングスペース。高い位置に採光用の窓があり明るい
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また、奥さまは「間取り図や資料で設備の仕様なども確認できましたし、外壁の色や内装のクロス、建て具や設備の色などを自分たちで選ぶことができるのも良かったです」と話してくださいました。
結局、ご覧になって1週間ほどで購入を決断され、お申し込みをされた長谷川さん。決断のいちばんのポイントについてお2人は、「この家には自分たちの条件に合わないところが何もありませんでした。感覚的な言い方になりますが、ほかのところを見たときとは違って、この家にはピンと来たんです」と話してくださいました。

扉のブラックがシックな印象のL字形キッチン |
ご契約後すぐ、建設会社と打ち合わせをして、建物の色や細かな仕様などを決められたというお2人。「色だけでなく、設備の仕様やコンセントの位置など『こんなところまで?』と思うような部分も自分たちで決めることができました」とのこと。お2人はキッチンのグレードを変更してオール電化を採用したり、換気扇の位置を変更したり、細かいところまでご自分たちの生活しやすさを考え、いくつものご要望を実現されたのだそうです。
こうして完成した長谷川さんのご新居が、
LDK横の和室には、お子さんのおもちゃがいっぱい
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川崎市宮前区の閑静な住宅街の一角に位置する新築住宅。ご自身で選ばれたという黄色の外壁が暖かい印象の2階建てのお宅です。間取りは1階に13畳のLDKと6畳の和室、2階に6畳の洋室3部屋を配した4LDK。2階の1室にはロフトが設けられ、お風呂が2階にある個性的な造りです。
実際にお住いになって、良いなと思われる点をうかがうと「バルコニーが南側と北側に1ヶ所ずつあるんですが、どちらも日当たりが良く、洗濯や布団干しに重宝しています」と奥さま。また「すぐ近くに公園があるので、ちょっと子供を遊ばせるときなどに良いんです」とおっしゃるのはご主人。さらにお2人は「子供の小児科からよく買い物をするスーパー、利用するバス停まで以前と同じなので、引っ越しのストレスが無いのが本当に嬉しいです」と話してくださいました。

天井までの大きな収納が造り付けられ、すっきりした玄関は、グリーンでさわやかに演出されている
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「引っ越して今までよりもかなり家が広くなりましたし、子供が走り回っても以前のように気を遣わなくて済むので、本当に気が楽です」と、ご新居での快適な暮らしについて語ってくださったお2人。「マイホームを持った実感は湧きましたか?」とうかがうと「暑い日に子供を玄関前の水道で水遊びさせているときなど、自分の家なんだと感じますね」とご主人。一方「自治会費を払うときに実感します」と笑顔でおっしゃる奥さまは「もともとある住宅街のなかの新しい家なので、うまく馴染めるかが心配だったんですが、自治会の人も良くしてくれて助かりました」と話してくださいました。
最後にこれから住宅購入をされる方へのアドバイスをお願いすると、「私たちのように条件が少なすぎるより、最初からどこに住みたいかなどをある程度ハッキリさせておいた方が、紹介する側もされる側もお互い楽だと思
います」とご主人。奥さまは「分からないことは何でも担当者に訊くのがいちばんだと思います」と話してくださいました。さらにお2人は「図面だけでは分からないことも多いので、まずは何でも話したり質問したりしやすい担当者と、実際に現地に行ってしっかり見ることが大切だと思います」と話してくださいました。
長谷川さんはお住まいだったアパートのすぐ近くに一戸建てのマイホームを購入されたご家族でした。今回のようにお子さんが生まれてマイホームの購入を決意し、お子さんの保育園が決まったことで探すエリアが絞られたといったお話は、ご結婚、ご出産、勤務地の移転など、生活の変化に合わせて住宅購入を考えていらっしゃる方に、とても参考になるのではないかと思います。
長谷川さんのアドバイスにあるとおり、条件をある程度決めておくこと、疑問は何でも担当者に訊いてみること、実際の現場をよく見ることなどは、住宅を購入する側の姿勢としてどれも大切ですが、一緒に条件を整理してくれる、こちらの質問に的確に答えてくれる、現地で住宅についてしっかり説明してくれるといった、担当者の的確な対応が欠かせない部分でもあると思います。やはり住宅を購入する側の立場に立ってサポートしてくれる担当者を見つけることは大事だな、と改めて感じました。 |