明るく開放感たっぷりのリビング。これからソファなどを揃えたいとのこと |
今回、ご結婚を機にマイホーム購入を考えられたという小林さんご夫婦。住宅探しを始められたのは、2010年の2月の終わり頃でした。ご主人によると「2010年の9月に結婚式を挙げることが決まっていたので、その頃には新居をと思っていたんですが、最初は賃貸でもいいかなと考えていました」とのこと。しかし、インターネットなどで情報をご覧になるうちに、購入できるならしてしまった方が良いのでは、と思うようになったのだそうです。
マイホームを探される際の条件について「妻の実家に近い弘明寺辺りが希望でした。妻が通勤に電車を使うので、駅から歩いて10分ぐらいというのも条件でした」と話してくださったご主人。当初は中古の一戸建てとマンションの両方を考えていらっしゃったそうですが「一戸建ては冬寒いといった話も聞くし、予算なども考えるとやはりマンションかなと思ったので、中古の家は情報をチェックしてみた程度で、実際に見に行くことはありませんでした」とのこと。さらに間取りは2LDK~3LDKがご希望だったとおっしゃるご主人は「もし条件に合うものがなければ最初は賃貸でも良いと思っていたので、焦って探すつもりはありませんでした」と話してくださいました。

本格的に住宅探しを始めるにあたり、まず小林さんが活用されたのが、インターネットでした。「物件情報サイトから問い合わせをして、数社から資料をもらったんです」とご主人。資料が届くとすぐに数社にご連絡を取り、足を運ばれたという小林さん。そのうちの1社が大和住販でした。
「お店は明るくて、入りやすい印象でした」と大和住販を訪れた際の印象を語ってくださったご主人。そこでお2人は営業担当さんに予算や住宅ローンのことなどをいろいろとご相談されたとのこと。ご主人は「年齢が近く話しやすかったこともあり、かなり具体的な相談もしました。営業さんは笑顔を絶やさず、的確に応じてくれて、本当に親身になってくれているなと感じられました」と話してくださいました。営業さんのご案内で、4件ほどのマンションをご覧になったという小林さん。しかし、現在のお住まいは、当初ご覧になる予定には入っていなかったのだそうです。「案内の当日に、営業さんに『ぜひ、ここも行きましょう』と紹介され、急遽見に来たのがこのマンションだったんです」とのこと。さらにご主人は「それまでは2人それぞれの仕事の都合で、なかなか一緒に現地に行くことができなかったんですが、その日はちょうど2人で一緒に見に行くことができたんです」とタイミングも良かったことを明かしてくださいました。
キッチンカウンターに面した一角は、広すぎるのではと思うほどゆったりとしたダイニングスペース
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「それまでに見たマンションはどれも『どうしようかな』という感じでした。でも、ここは見てすぐに、2人とも『ここなら良いな』と思ったんです」と話してくださったご主人。そのポイントをうかがうと「いろいろありますが、とくに気に入ったのは間取りと広い庭ですね」とすぐに答えてくださいました。
まず「リビングを広く取る間取りに惹かれたんです」とご主人。「見に来たときは3LDKの間取りを2LDKに変えて、全体をフルリフォームする工事中で室内はスケルトン状態だったんですが、営業さんは同じ会社のリフォームが施されたほかのマンションを見せてくれたので、完成した様子をイメージすることができました」と話してくださいました。また「広い庭は魅力でした。最初は2階以上が良いと思っていたんですが、この庭を見て、逆に1階で良かったと思ったくらいです」とのこと。さらに「この好条件で、思っていた以上に価格が安かったことも購入を決める後押しになりました」とおっしゃるご主人は「やはり高い買い物なので一度家に帰って家族にも相談しましたが、その日の夜には申し込みをしていました」と、ご決断まで本当にあっという間だったことを語ってくださいました。

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(上)天然木のキッチンカウンターは、部屋全体に暖かみを与えている
(右)フルリフォームされた明るいキッチン。真新しいシステムキッチンは、清潔感のある白がまぶしいほど |
こうして小林さんご夫婦のご新居になったのが、横浜市南区にある総世帯数98戸、築22年の中古マンション。小林さんのお住まいは南側の1階ですが、建物が傾斜地にあるため、低い側から見ると3階部分に位置するとても日当たりの良い住戸です。専有面積は65㎡あり、間取りは南側にLDK、共用廊下側にそれぞれ5.2畳、5.8畳の洋室2部屋が配された2LDK。リフォームでリビングの脇にあった和室をなくしたことにより、開放的な大空間となったLDKは約18.2畳と広く、2つの掃き出し窓の外には、広々とした芝生のお庭が広がっています。
ご新居のお気に入りのポイントをうかがうと、まずリビングを挙げてくださったご主人。「大きな窓が2つあって日差しがよく入り、気持ちいいんです」とのこと。また天然木を使ったキッチンカウンターもお気に入りなのだとか。
マンションとは思えないほど広々とした芝生のお庭。南向きで日当たりも最高
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「リフォーム会社のこだわりで、キッチンカウンターに天然木を使うなど、雰囲気のあるリフォームがされているんです。インテリアをハワイアンテイストにしたいんですが、そのイメージにも合っていて良いですね」と話してくださいました。さらに「これだけ広い芝生の庭は、一戸建てでもなかなかないと思います。庭の向こうは隣のマンションとの間の細い通路で、ほとんど人通りもないので、窓を開けておけるのもいいですね」とご主人。「ご新居に点数をつけるとしたら?」という質問には、迷わず「100点満点です」と答えてくださいました。
小林さんご夫婦がご新居に引っ越されたのは2010年の6月。それからの数カ月を振り返って「2人とも実家から引っ越してきたので、最初は料理や掃除などの普通の生活のなかで
5.8畳の寝室には大きなベッドがスッキリと収まり、畳数以上に広く感じられる
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ここは自分の家なんだと実感していました」と話してくださいました。現在は新しい生活にも慣れ、「これからソファやテレビ台を買ったり、観葉植物を置いたり、庭にもイスを置きたいんです」と、ご夫婦でインテリアなども楽しまれているご様子を話してくださったご主人。さらに「私は美容師をしているんですが、今度お店のスタッフを招待しようと思っています」と、今後の楽しい計画についても語ってくださいました。
これから住宅を買われる方へのアドバイスをお願いすると「思い立ったら早めに動き出すことが大事だと思います」とご主人。また「私たちはあまり準備せずに探し始めてしまいましたが、ある程度条件を絞るなど、計画性を持って探せばスムーズに進められると思います」とのこと。さらに「間取り図だけでは見えないものがあるので、実際に足を運んでみることも大切ですね」とおっしゃるご主人は最後に「本当に想像だけでは話は進まないので、まず不動産会社に行って、知識や経験の豊富なスタッフの方に相談すれば、きっと良いものを提供してもらえると思います」と語ってくださいました。
小林さんのご新居は、フルリフォームが施され設備や内装などはすべて新しく、芝生の美しい広いお庭を備えた、本当に素敵なマンションでした。お話をうかがっていて、小林さんご自身が「100点満点」とおっしゃるこのご新居に出合えたのは、インターネットをうまく活用しながら、最初の段階で積極的に不動産会社にご連絡をし、足を運ばれたことがきっかけだったのだな、と感じました。
また、小林さんも「早めに動くことが大事」とアドバイスしてくださっていますが、やはり住宅は焦って買えるようなものではないので、余裕を持って準備することも大事なのだと思います。しかし一方で、これだと思ったときの素早い決断力も大事なのだということが、小林さん、そして営業担当の営業さんのお話からもよく伝わってきました。住宅探しの成功には、落ち着いていろいろな住宅を見たり、不動産会社の担当者に話を聞いたりする余裕と、「これは良い!」と思えるものに巡り合ったときのスピーディな決断の両方が必要なのだと思います。 |