オーナーズインタビュー 金成さんご夫婦

このコーナーでは、マイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホームを手に入れた方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。

条件によく合っていて、まさに一目惚れでした。金成さんご夫婦 金成さんご夫婦
金成さんご夫婦 金成さんご夫婦
金成さんご夫婦

  今回おじゃましたのは金成さんご夫婦のマイホーム。外観、インテリアとも、とても素敵なお宅です。譲れない条件を叶えるため、ご希望だった横浜以外での購入も考えられたというお2人が、現在のお住まいに出合い、理想のマイホームを実現されたエピソードを、ご新居での新生活のご様子も含めて、たっぷり語っていただきました。

車2台分の駐車スペースは第一条件でした

3つの色をバランス良く組み合わせた壁と、勾配の違う屋根が重なって見えるデザインが個性的な金成さんのお宅 3つの色をバランス良く組み合わせた壁と、勾配の違う屋根が重なって見えるデザインが個性的な金成さんのお宅

 金成さんは今回マイホームを購入されるまで、横浜市磯子区の賃貸アパートにお住まいでした。マイホームを探し始められたのは2010年の1月頃だったというお2人にそのきっかけをうかがうと「前から家賃をずっと払っているのはもったいないと思っていたんですが、2009年に知り合いが大和住販で家を買ったのも一つのきっかけになりました」とご主人。「ほかにも会社で家を買う人が一気に増えて、自分だけアパート暮らしか?という気持ちにもなりましたし、不動産の価格ももう下がらないところかなという感じもあって、すべてが購入の方向に向いてきていたと思います」とのこと。また奥さまは「2人とも車を持っているので、アパートだと駐車場代だけでもばかにならなかったんです」と語ってくださいました。
 住宅購入にあたって「まず、2台分の駐車場は第一条件でした」と話してくださったお2人。「2人とも地方の出身で、田舎では車は1人1台の生活だったので、車2台は譲れないポイントだったんです。当初から2台を横に並べて置ける、ビルトインタイプではない駐車場が希望でした」とのこと。お2人はそのほかに、場所がご主人の職場のある本牧に近いこと、間取りは3LDK以上でリビングは2階、といった条件を挙げてくださいました。


横浜での購入を諦めかけたこともありました

 「初めて大和住販の営業さんに会ったのは、現地販売会でした」と振り返ってくださったご主人。「六浦でやっていた現地販売会の広告をたまたま見て、場所も近いので何となく立ち寄ったところ、現場にいたのが営業さんだったんです」とのこと。「そのとき、アンケートを記入しながら話をして、良いものがあったら連絡をもらうことにしたんです」と説明してくださったご主人は「大和住販で購入した知り合いがいたこともあり、安心して依頼できました」と話してくださいました。
 その後、お電話などで営業さんから何件か住宅をご紹介されたという金成さん。しかし価格と条件が折り合うものはなかなか無かったとのこと。「ほかの不動産会社からも何件か紹介を受けたんですが、車が2台停められると、そのぶん線路のすぐ脇だったり急な崖の上だったりといった気になる要素があって、そのおかげでようやく自分たちでも買える価格になっているというものばかりでした」とおっしゃるお2人は「この条件で横浜に家を買うのは自分たちには無理なのかな、と諦めかけたこともありました」とのこと。ご主人は「横須賀にここなら良いかなと思えるものがあって、一時は真剣にそこを検討しました」と明かしてくださいました。


条件によく合っていて、まさに一目惚れでした

白とダークブラウンでコーディネートされたリビング。ダウンライトが空間のアクセントになっている 白とダークブラウンでコーディネートされたリビング。ダウンライトが空間のアクセントになっている
 金成さんが現在のお住まいと巡り合われたのは、ちょうどその横須賀の住宅を検討されていたときでした。お2人によると「営業さんから電話があって『とにかく良いものがあったので、見てください』と言われたんです」とのこと。現地をご覧になったお2人は、すぐにここだと思われたのだそうです。「駐車場も含め、価格の面でも自分たちの条件に本当によく合っていました」とおっしゃるのはご主人。また奥さまは「フローリングや建具の色なども私たちの好みに合っていました。
勾配天井に取り付けられたライトの柔らかい光に包まれたダイニングスペースは白で統一された明るい空間 勾配天井に取り付けられたライトの柔らかい光に包まれたダイニングスペースは白で統一された明るい空間分  
希望どおりリビングが2階にあって、勾配天井になっているのも気に入りました」とのこと。さらに横浜駅から電車で10分ほどの最寄り駅から歩いて約10分という立地の良さに触れ「横浜のこんなに便利なところに買えるとは思っていませんでした」とおっしゃるお2人は「まさに一目惚れでした」とすぐに申し込みをされました。
 「現地販売会で営業さんに会っていなければ、ここを買うことも無かったと思うと、あれも縁だったんだと思います」と語ってくださったご主人。さらにお2人は「営業さんはこの家を紹介してくれただけでなく、購入が決まってからも住宅ローンの審査の件などで、自宅のアパートまで来てくれるなど、マメに動いてくれたので助かりました」と話してくださいました。






LDKがいちばん好きな空間です

モノトーンのキッチンはスタイリッシュな印象。食洗機付きの充実した設備も魅力 モノトーンのキッチンはスタイリッシュな印象。食洗機付きの充実した設備も魅力
 こうして金成さんご夫婦のマイホームとなったのが横浜市南区の高台にある新築一戸建て。お2人のいちばんの条件だった車2台を横に並べて停められる広いカースペースを備えた2階建ての住宅です。1階のレンガ風の外壁に2階の白と淡いブラウンの塗り壁がマッチした個性的な外観の建物の間取りは3LDK。1階には洋室2部屋とバスルーム、2階には真っ白な勾配天井が明るく広々とした印象のLDKと、やはり天井が高くとても広く感じられる洋室1部屋が配されています。キッチン、お風呂といった設備のグレードも高く充実しているほか、階段の下にあたる部分が大きな収納として活用されていたり、それぞれの部屋に合わせていろいろな形の窓が配置されていたりと、使い勝手にもデザイン性にも配慮されているのも特徴の住宅です。
2階の1室がお2人の寝室。高い勾配天井に横長の窓がアクセントになっている 2階の1室がお2人の寝室。高い勾配天井に横長の窓がアクセントになっている

  ご新居のお気に入りのポイントをうかがうと「やはりリビングが2階というのは良いですね。明るいですし、天井が高くなっているので、とても開放感があるんです」とお2人。また「リビングの、調光機能付きの間接照明も気に入っています」とのこと。さらに「広くて使いやすい対面式のキッチンも良いですね」と奥さま。お2人は「2階リビングにこだわって良かったです。やはりこのLDKがいちばん好きな空間です」とそろって話してくださいました。



自分から、掃除機やモップを掛けるようになりました

白い壁とブラウンのローテーブルにグリーンが栄える、1階の広い洋室 白い壁とブラウンのローテーブルにグリーンが栄える、1階の広い洋室
 お引っ越し後の生活の変化についてうかがうと「通勤は車なんですが、今までよりもかなり楽になりました」と話してくださったご主人。「高速やバイパスの入り口も近いので、車で出かけるのに便利で、自分たちにはとても良い環境です」とのこと。また奥さまは「アパートのときは生活音に気をつけていましたが、今は気にしなくて済むようになりました」と一戸建ての良さを実感されているご様子でした。さらに「もともとはそんなに気にするタイプではないんですが、不思議と自分から掃除機やモップを掛けるようになりました」とご自分でも意外だという変化について語ってくださったのはご主人。「家を買った実感はありますか?」とご質問すると「支払いのときくらいかな」と笑顔でおっしゃるご主人に対し、
ペンダントライトが取り付けられ、テレビも置かれた1階の洋室は来客用とのこと ペンダントライトが取り付けられ、テレビも置かれた1階の洋室は来客用とのこと
奥さまは「仕事から帰って来て家を見ると、自分たちの家なんだなと思います」と答えてくださいました。
 最後にこれから住宅を買われる方へのアドバイスをお願いすると「譲れない部分は絶対に譲っては駄目ですね」とご主人。「優先順位を付けて、下から削るようにすることが大事だと思います」とのこと。「私たちも車2台分の駐車場、2階リビングという条件を譲らずに探したからこそ、愛着が湧く家を持てたのだと思っています」と実感を込めて話してくださいました。



お話をうかがって・・・

 金成さんご夫婦は、最初から2台分のカースペース、2階リビングというはっきりした条件を持って住宅購入に臨まれ、ご要望どおりのマイホームを手にされたご夫婦でした。お話をうかがっていてまず思ったのは、お2人もアドバイスしてくださっているとおり、譲れない条件をしっかり守ることの大切さでした。お2人の場合、駐車場の件で妥協すればもっと選択肢は広がったのかもしれませんが、もしそうしていたら、どんな家を買ったとしても、後悔が残ったと思います。また、これだけはっきりとした条件があったからこそ、良いものが見つかったとき、お2人が「一目惚れ」とおっしゃるような、早い決断ができたのだと思います。
 マイホームの理想は人それぞれですが、まず、自分たちにとって譲れない条件は何かを明確にして、その実現を、買う側の気持ちになってサポートしてくれるプロを味方に付けることが重要だと感じました。