オーナーズインタビュー 水津さんファミリー

このコーナーでは、横浜・川崎・湘南エリアマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。
 
 今回お話をしてくださったのは、今回で住宅購入は3回目という水津さんです。ご一家が3回目となる住宅購入を考えられたきっかけは?また新たなマイホームに求めた条件とはどんなものだったのでしょう。それまでお住まいだった家を売却してご新居を購入されるまでの経緯やご家族のご要望をいくつも取り入れて建てられたご新居の住み心地、住宅購入のアドバイスなどたっぷり語っていただきました。
 
大幅に手を入れるか引っ越すかと考えていたんです
 
ベージュに淡いブラウンのポイントカラーが目を引く水津さんのご新居 ベージュに淡いブラウンのポイントカラーが目を引く水津さんのご新居

 水津さんは今回、新築住宅を購入してお引っ越しをされるまで、横浜市瀬谷区の一戸建のマイホームにお住まいでした。そのご自宅を売却して新たにマイホームを購入しようと思われたきっかけをうかがうと「住んでいた家が築20年以上経ち古くなってきて、大幅に手を入れるか引っ越すか、と考えていたんです」と話してくださったご主人。「建て直したりフルリフォームしたりするよりは引っ越したいとずっと考えていました」とおっしゃるのは奥さま。良いところがあれば引っ越しをというのがご家族全員のご希望だったとのこと。
新しいマイホームを探されるにあたっての条件について「3人とも働いているので、通勤の関係から地域は相鉄線沿線というのが条件でした」と話してくださったのは奥さま。以前のお住まいより横浜駅に近く、駅からの距離も以前より近いことも条件とされていたとのこと。また「ピアノが置けることなどの条件もあったので、完成している建売りではなく、ある程度こちらの要望を聞いて建ててもらえる家というのも条件でした」と話してくださったのはお嬢さま。さらにご一家は、収納が多いこと、日当たりが良いこと、ピアノで周囲に迷惑をかけたくないので、隣との距離が十分に取れていることなど、いくつかの具体的な条件を挙げてくださいました。

 
具体的な提案もしてくれました
 
 「父の定年前にという思いもあって、探してみることにしたのが2010年の始め頃でした」と話してくださったお嬢さま。しかし、それぞれがお仕事をされていることもあり、最初は広告をご覧になるばかりで、なかなか不動産会社に足を運ぶ機会は作れなかったのだそうです。
「大和住販に行ったのは、4月の中旬頃でした」とおっしゃるのは奥さま。「名前は知っていたので、横浜に行ったときちょっと立ち寄ってみたんです」とのこと。そのときの様子を「本当に気軽に行ったんですが、担当してくれた方は私たちの条件などをよく聞いてくれました。地図で場所を示しながら具体的な提案もしてくれて、対応はすごく丁寧だったと思います」と話してくださったのはお嬢さま。また奥さまは「私たちの場合、住んでいた家の売却もしなければならなかったのですが、大和住販ではそちらも併せてやってもらえるということでした。その点も、大和住販でお願いしようと思うきっかけの一つになりました」と説明してくださいました。
 
大幅な変更にも対応してもらえました
 
 水津さんが担当者から紹介された住宅は全部で数件。そのうち1件が現在のお住まいでした。ご主人によると「ここは数棟の分譲地内の一角だったんですが、この区画だけが道路を挟んで独立するかたちになった土地でした」とのこと。ご覧になって1週間経たないうちに購入を決断されたという水津さんにそのポイントをうかがうと「最初に見たときはまだ造成前の傾斜地の状態でしたが、敷地面積が広かったんです」と奥さま。「土地をどのように平らにするのかも丁寧に説明してくれましたし、建物も基本プランはあったのですが、大渕さんから建築会社でかなり融通を利かせてもらえるという説明もあったので、ここなら良いかなと思いました」とのこと。さらにお嬢さまは「駅からの距離なども条件に合っていましたし、周囲の家との間隔も広く土地の南側が道路で日当たりが良い点も気に入りました」と話してくださいました。ご契約が終わると、ご新居のプランニングに入られた水津さん。「家を買うのは3回目なので、流れはだいたい分かっていましたし、自分たちの要望もはっきりしていたので、考えはまとまりやすかったです」とのこと。2か月ほどかけて打ち合わせをされ「床材や壁紙のセレクトはもちろん、LANケーブルを全室に引いたり、ピアノを置く分のスペースを広げたり、玄関、洗面、収納を広くしたり、大幅な変更にも対応してもらえました」とおっしゃるご一家は「以前の家の売却も、新しい家の進行状況に合わせてタイミングを見ながら進めてもらえたので、スムーズでした」と話してくださいました。

ダークブラウンの家具が落ち着いた印象のダイニングスペースは、南向きの窓からの明るい光に溢れている ダークブラウンの家具が落ち着いた印象のダイニングスペースは、南向きの窓からの明るい光に溢れている
 

スペースを広くしてもらったというリビングは、ピアノと大きなソファがゆったりと置ける広さ スペースを広くしてもらったというリビングは、ピアノと大きなソファがゆったりと置ける広さ
 
家もステップアップしている感じです
 
 こうして水津さんご一家の新しいマイホームとなったのが横浜市保土ヶ谷区の落ち着いた住宅街に位置する新築一戸建て。南と西の2方向を道路に面した約150平米の広々とした土地に、ゆとりを持って建てられた延床面積100平米を超える大きな2階建て住宅です。間取りは1階に20畳近いLDKと和室1部屋、2階にはご家族3人がそれぞれ自室として使われている6畳を超える広さの洋室3部屋が配された4LDK。日当たりを考慮し、バルコニーといくつもの大きな窓が南向きに設けられた造りも魅力です。日当たりの良いお庭には、傾斜地だった部分を上手く活かし、ガーデニングや家庭菜園が楽しめる段々畑のような花壇が造られています。
このご新居について「収納を増やしてもらったので片付けやすいですし、使い勝手が良いようにいろいろ変更してもらっているので生活しやすいです」とおっしゃるのは奥さま。お嬢さまは「日当たりが良く、建材なども違うのか、以前の家よりも暖かいんです」と話してくださいました。また「以前の家に比べて設備も機能的になっていますね」とご主人。「3人とも仕事をしているので浴室乾燥はありがたいですし、IHのキッチンも最初は慣れなかったんですが、汚れが少なくて良いです」とのこと。ご一家は「住み替える度に、自分たちの使い勝手に合わせて、家もステップアップしている感じです」と話してくださいました。
シンプルで明るい奥さまの部屋 シンプルで明るい奥さまの部屋 お嬢さまの部屋のポイントはアイアンフレームのオシャレなベッド お嬢さまの部屋のポイントはアイアンフレームのオシャレなベッド
 
アフターサービスも重要なポイントだと思います
 
 坂本さんがご新居に引っ越されたのは2010年11月末のこと。新生活のご様子をうかがうと「やはり新しい家は設備も良いですし、広くて快適ですね」と話してくださったお2人。「母と一緒に住んでいる安心感は大きいです。通って行く大変さや気苦労がなくなったのも、良かったことの一つです」とおっしゃるのは奥さま。さらにご主人は「小さいですが庭があるので、犬のためにミニドッグランを作ろうと思っています」と新たなマイホーム作りの楽しみについて語ってくださいました。

傾斜地だった部分を利用して造られた花壇。これからガーデニングや家庭菜園を楽しみたいとのこと 傾斜地だった部分を利用して造られた花壇。これからガーデニングや家庭菜園を楽しみたいとのこと
床と家具の色がピッタリ合っていて、落ち着きのあるご主人の部屋 リビングに隣接する和室も2方向に窓がありとても明るい
(上)床と家具の色がピッタリ合っていて、落ち着きのあるご主人の部屋(右)
リビングに隣接する和室も2方向に窓がありとても明るい

これからマイホームを買われる方へのアドバイスをお願いすると「初めて家を買う人にとって、事前の資金計画や打ち合わせは大切だと思います。必要なものをそろえるなど、思った以上にお金がかかることもありますから」と話してくださったご主人。また「条件を整理して、優先順位をある程度決めておくのも大事だと思います。何が大事か決めておかないと、不動産会社で多くの情報を見たとき迷って決められなくなってしまうので」とおっしゃるのは奥さま。さらにお2人は「担当者が買う側の目線になって考えてくれる人かどうかも大事な要素だと思います。担当者との信頼関係がないと安心して話を進めることはできませんから」と話してくださいました。


静かな住宅街なのでとても落ち着けるんです」とおっしゃる水津さんは「希望を伝えてお任せで造っていただいた花壇も良くできているので、これから花や野菜を植えて楽しみたいです」と語ってくださいました。
最後にこれから住宅を購入される方へのアドバイスをお願いすると「自分でいろいろな家を見られると良いと思います」と奥さま。続いて「どんな風に住みたいか、というイメージをしっかり持っていると探しやすいと思います」と語ってくださったのはお嬢さま。さらにご主人は「家は住み始めてからが大事なので、アフターサービスもしっかりとしてくれる不動産会社や建築会社を選ぶのは重要なポイントだと思います」と話してくださいました。
お話をうかがって…
 水津さんご一家は、今回、3回目の住宅購入で、より快適なマイホームに引っ越されたご家族でした。ご新居は周辺環境も良く広々としているばかりでなく、収納を増やしたりLANケーブルを全室に設置したりといったさまざまな点で暮らしやすさに配慮されていて、住み替えごとに積み重ねられた経験が、新しいマイホームをご一家にとってより住みやすいものにステップアップさせたのだと感じました。
そんな水津さんの「どんな風に住みたいかをイメージすると良い」というアドバイスは、漠然とどんな家に住みたいかと考えるより、どんな風に住みたいかをイメージすることで、より現実的でハッキリとしたマイホームの条件がイメージできるのかもしれない、と気付かせてくれました。また、アフターサービスをしっかりしてくれる会社選びも重要というお話は、これまでもマイホームで暮らした経験のある水津さんだからこその、貴重なアドバイスだと思います。