オーナーズインタビュー 松原さんファミリー
このコーナーでは、横浜・川崎・湘南エリアでマイホームを購入された方の新居にお邪魔して、住宅購入にまつわるさまざまな体験談をうかがっています。納得のマイホーム・不動産を購入された方々の生の声を、皆さんのこれからの住宅購入に役立ててください。
子供と遊ぶスペースができたのが嬉しいです。

松原さんファミリー
今回おうかがいしたのは3人家族と6匹の猫が暮らす松原さんのマイホーム。フリープランを利用して建てられた家には、ご一家のライフスタイルに合わせた工夫がいっぱいです。松原さんがこのご新居を手にされるまでにはどんなエピソードがあったのでしょう?ご購入のきっかけや、マイホームへのこだわりのポイント、ご新居の住み心地などと併せてたっぷり語っていただきました。
猫もいるので、最初から1戸建てが希望でした。

松原さんご一家は今回マイホームを購入されるまで、ご主人の会社の社宅にお住まいでした。住宅購入を決められたきっかけをうかがうと「以前から自分たちの家が欲しいと思ってはいたんですが、私の勤務地が都内から千葉に変わる可能性があったのでなかなか踏み切れずにいました。2010年の春に勤務地が変わる心配がなくなったタイミングで、すぐに探し始めました」と説明してくださったのはご主人。奥さまも「ペットと住める社宅だったので猫も飼っていましたし、子供も生まれたため、2LDKではかなり手狭になったので、良いところがあれば早く引っ越したいと思っていました」と話してくださいました。
猫を飼われていることもあり、当初から一戸建て住宅をご希望だった松原さん。その他の条件についてうかがうと、まず「予算の範囲内で間取りは3LDK以上、リビングが広く日当たりが良い一戸建てというのが基本的な条件でした」と話してくださったお2人。また、ご主人の通勤の便を考え、当初は京急線の沿線以外は考えていなかったとのこと。さらに奥さまは「私の実家に車で帰れること、子供が通院している病院に通いやすいことも大事な条件でした」と話してくださいました。
一度は購入を断念しようと考えました。
お子さんも猫たちもここで伸び伸び遊んでいるとのこと
これらのご希望を叶えるため、一時は注文住宅を検討されたという松原さん。「注文住宅のメーカーと話をしたこともあったんですが、横浜の私たちが希望するエリアで土地を買って家を建てるのは、予算内では難しいことが分かり、注文住宅は諦めました」とのこと。しかしその後もお2人は「自分たちの希望を叶えられる方法があればと考えてはいました」と話してくださいました。
そんなご一家が初めて大和住販を訪れたのは2010年の4月頃のことでした。担当の営業さんについて「紹介してくれる家ごとに通勤のシミュレーションをしてくれたり、周りの環境について1件ずつ丁寧に説明してくれたり、そこでの生活が見える提案をしてくれました」と話してくださったのは奥さま。しかし、それでもなかなかご希望に合うものには出合えなかったとのこと。「予算とエリアの条件にあてはまるものはどうしても急な坂の上だったり、隣との距離が近すぎたりして、これだと思えるものが見つかりませんでした」とおっしゃるお2人は「一度は購入を断念しようと考えました」と明かしてくださいました。
フリープランにとても興味を持ちました。

2本の梁の間に板を渡した猫の通り道は、
松原さんならではのアイデア
「購入を諦めようと思っていることを話すと、営業さんは何が気になっているのかなど細かく聞いてくれて、すぐにいろいろな提案をしてくれました」と振り返ってくださったお2人。そのうちのひとつが、フリープランで建てられる現在のお住まいだったとのこと。お2人は「それまでフリープランについては知らなかったので、間取りの変更や、建て具や設備のカラーセレクトなどができると聞いて、とても興味を持ちました」と話してくださいました。さっそく現地をご覧になり、すぐに気に入って購入を決断されたお2人に、決め手となった点をうかがうと「もちろん建物はまだ建っていませんでしたが、思った以上に土地が広く、高台なので日当たりも良かったんです」とご主人。また「建物の基本プランを見せてもらったんですが、中2階に玄関があり2階にリビング、1階に居室という土地の傾斜を活かした造りも気に入りました。ここに変更を加えていけば、本当に自由に私たちの希望を叶えられると思いました」と語ってくださったのは奥さま。さらにご主人は「ここは最初は考えていなかった相鉄線の沿線だったんですが、2人で話し合って、やはり通勤の便よりも住んでいて良かったと思える家を持つことを優先しようと決めたんです」と話してくださいました。
注文住宅を建てる気分を味わえて、楽しかったです。
こうして松原さんが横浜市旭区の高台に、まだ土地の状態のマイホームを購入されたのが2010年の5月の終わりのこと。そこからお2人が建築会社との打ち合わせを重ね完成させたのが、緑と茶色の外壁が目を引く3LDKのマイホームです。土地の傾斜に合わせて中2階に造られた玄関から数段の階段を上がった2階には約21畳もの広さのある開放的なLDK、1階には洋室3部屋とバスルームが配された個性的な造りの建物には、お2人のこだわりが詰まっています。
まず「2階はLDKだけにして、めいっぱい広くしました。開放感が欲しかったので、勾配天井に梁が見える造りにし、猫たちが高い位置に付けた窓のそのそばまで行けるように、梁と梁の間に板を渡してもらいました」といちばんのお気に入りだというリビングについて語ってくださったお2人。また「会話がなくならない家にしたかったので、玄関とリビングのあいだに壁や扉が無い造りにしてもらったんです」とおっしゃるのは奥さま。
さらにリビング全体が見渡せる対面式のキッチン、洗面室が1階のため2階のリビング脇にも手洗い用の洗面台を設置したこと、リビングに追加した床暖房など、ご希望を実現されたいくつものポイントを挙げてくださったお2人は、「外壁を決めるのだけはとても悩みましたが、注文住宅を建てるような気分を味わえて、本当に楽しかったです」と振り返ってくださいました。
子供と遊ぶスペースができたのが嬉しいです。
通常より高い位置に窓を付けたのも猫のためとのこと
お引っ越しをされてからのご様子についてうかがうと「子供と遊ぶスペースができたこと、今までと違ってあまり音を気にせず遊ばせられることがいちばんの変化ですね」とお2人。「6匹の猫たちも自由すぎるぐらい伸び伸びしていて、毎日運動会です」と笑顔で語ってくださいました。「まだあまりマイホームを持ったという実感がないんですが、壁に自由にものを飾ったりできるのはうれしいです」と奥さま。また「子供も大きくなってくるので、梁をうまく使ってハンモックかブランコもやってみたいです。庭もまだ手付かずなので、キレイにしたいですね」とおっしゃるお2人は「今まではあまり機会がなかったので、友だちや家族に遊びにきてもらいたいと思います」と今後のいろいろな楽しみについても語ってくださいました。
最後にこれからマイホームを買われる方へのアドバイスをお願いすると「タイミングや運も大事な要素かもしれませんが、担当者に要望や思ったことを何でも伝えておくことが大事だと思います」と奥さま。さらにお2人は「自分たちでよく話し合うことも必要ですが、私たちは何でも営業さんに相談して頼っていました」と振り返りながら「恥ずかしがったり遠慮したりせず、何でも話せば、プロがそれに応えて良い提案をしてくれると思います」と語ってくださいました。
お話を伺って…
リビングの横に設けられたオシャレな洗面台
松原さんご一家はフリープランを最大限に活用され、ご希望どおりのマイホームを手にされたご一家でした。そのご新居は、注文住宅を考えられたこともあったというだけあって、細部までご自分たちのライフスタイルに合わせた工夫が凝らされているだけでなく、インテリアなどにもご夫婦のセンスが感じられる本当に素敵なお宅でした。松原さんがフリープランで購入することができたのは、買う側の要望に合った的確な提案をしてくれる担当者がいてくれたからだと思います。そして、そういった担当者との出会いが住宅探しを大きく左右するものなのだなと改めて感じました。理想のマイホームに近付くためには、松原さんもアドバイスしてくださっているとおり、信頼できる担当者に要望などを遠慮なく伝えること、そしてプロならではの情報や知識、豊富な経験を活かした提案には柔軟に耳を傾けることが大事なのだと思います。
